2005年 06月 22日
赤いシリーズ2005
「赤いシリーズ」と言えば1970年代当時、私は現役バリバリでテレビにかじりついていましたっけ。
特に今回リメイクされる『赤い疑惑』『赤い衝撃』『赤い運命』が好きだったなあ。
実は山口百恵、めちゃくちゃファンだったんですよ。
私は多分、モモエコンプレックスだと思う。私の人生における彼女の影響はもしかしたらものすごく大きいかも。
それはさておき、『赤い疑惑』の一週目を観た感想。
もともと全29話が2時間×3週になるわけだから、ダイジェスト版のような作りになるのは仕方ありません。
主演二人はなかなかいいと思う。
石原さとみは口元が百恵似。初々しい感じもマル。
藤原竜也は三浦友和とは全然違うタイプだけど演技は上だしイマ風でよし。
でも、ドラマの背景は1975年当時のままに作ったのは何故?
せっかくのリメイクなんだから、現代版としても良かったような気がする。
設定があまりにも今とはそぐわないからかしら?
(確かに白血病は今は治療法がありますね)
多少設定を変えても、「今」のドラマを見せてほしかったなあ。
それに最初からお話の筋がわかっちゃっていると、こういうドラマの面白さってやっぱり半減しちゃうよね。
血縁関係とか出生の秘密とか、「え?どうなってるの?」と引っ張られながら観ることが楽しみのひとつだし。
今流行の「韓流」ドラマの原点とも言われる「赤いシリーズ」。
オリジナルにどっぷり浸かっていた自分にとってはやっぱり魅力はいまひとつ・・でありました。