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ありがとう髑髏城

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私の『髑髏城の七人』がフィナーレを迎えました。
(来月から『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』が始まるけれど、これは新作で違うお話なので・・)

Yちゃんと去年の6月に初めてシーズン花を観てからすっかり虜になり、
シーズン鳥、シーズン風、シーズン上弦の月、そしてシーズン下弦の月、と全シーズン入城しました。
鳥からkemiちゃんとCちゃんも巻き込んで、皆で髑髏城に染まった一年でした。

ところがずっと並走してきたYちゃんが先月の下弦の月の際に家の事情で登城できなくなってしまいました。
何としても前日券か当日券を狙ってみると言っていたのですが、
ローチケサイトから千穐楽の機材開放で空く座席を抽選で募集するとの通知が。
Yちゃんも私も下弦の月にエントリー。
きっと競争率高いのだろうなとあまり期待していなかったのですが、何と私は当選。
2名で申し込んでいたので、ハズレてしまったYちゃんをもちろん誘って行きました。

それが2列の42番と43番。
2列と言っても端は1列目がないので一番前です。
役者さんの表情もよく見えるし、殺陣の振動も感じる。

先月観た時の下弦の月は贋鉄斎の中村まことさんが体調不良でお休み、替わりに上弦の市川しんぺーさんが出ていましたし、
主演の宮野真守さんが後半声を枯らしていて、ちょっと不調でした。
それを補填するかのような今回の中村まことさんと宮野真守さんの掛け合い、最高に楽しかった。

今日は千穐楽だし、皆さんノリノリでアドリブも全開、
この一年頑張って通った私たち二人へのご褒美のようないい舞台でした。

お話の展開も分かっているし、台詞も言えちゃうくらいなのに、何故いつもちゃんと感動できちゃうんだろう。
髑髏城はね、シーズンごとに役者さんが替わるのも楽しいの。
ご贔屓の役者さんがいてもいなくても、ベースがちゃんとしている脚本なのでハズレないんです。
同じ演目を違う役者が演じるのを楽しむのは歌舞伎や宝塚も一緒ですよね。

今日も七人が丘に立ちライトが当たる場面で涙腺崩壊。
大げさだけど、生きる希望をもらえるような気がするんですよ。
もう、この『髑髏城の七人』と『ワンピース歌舞伎』は私の生涯定番劇認定だわ。

千穐楽ですから、当然お煎餅投げがあります。
今日は小田切渡京役の伊達暁さんから手渡しでもらいました。握手もしてもらっちゃった。
「僕からでいいんですか?」なんて言われたらもらわないわけにいきません。
後から蘭兵衛役の廣瀬智紀さんが来て、
キャー綺麗!蘭兵衛さんからもらえばよかったかも・・なんて一瞬思いましたが、
いえいえ、裏切り渡京さんのことを裏切るなんてできませんわよ。

終わってしまって寂しさもありますが、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
素晴らしい舞台を長きに渡りありがとうございました。

ご一緒してくれたYちゃん、kemiちゃん、Cちゃん、それから橋ちゃん、かっこちゃん、ヒロエちゃんもありがとう!!
kemiちゃんにはチケットの手配もしていただきました。謝謝!

そして、Yちゃん!
いつもは一人での観劇が多いんだけど、やっぱり観賞後に感動を語り合えるのって嬉しい。
お付き合い、ありがとうございました。

髑髏城は永遠です!!










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by leonpyan | 2018-02-22 00:42 | 観劇 | Comments(0)

シャンハイムーン

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今月はお誕生日月間なので、自分を甘やかしています(笑)。舞台三昧です。
舞台を観に行くと、これから予定されている舞台のチラシをどっさりもらうのですが、
その中で特にアンテナにピピピッと引っかかったのがこれ。
主演の野村萬斎と広末涼子を観たいというのもありましたが、魯迅のお話で内山書店が関係しているというのが決め手でした。

魯迅に初めて触れたのは中学の国語教科書の『故郷』。
そして大学に入ってから原語で読んだ作品集『吶喊』。
大学四年の時に魯迅の故郷の紹興へ行き、『吶喊』で読んだ印象そのままだったことに感動したのを覚えています。
そう、1980年の紹興はまだ本当に魯迅の小説の雰囲気が残っていました。

内山書店は大学時代とOL時代によく通いました。
当時は中国関係の本が欲しければ神保町にある「内山書店」か「東方書店」に行くと相場は決まっていました。
それにしても内山書店がもともとは上海で開業し、文人たちのサロン的役割を果たしていたというのは通っていた当時は知りませんでした。

この舞台は1930年初頭の上海。
国民党の特務機関にマークされた魯迅が内山書店の内山夫妻の元に匿われます。
満身創痍の魯迅の病を治そうと日本人居留地で開業する医者の須藤と歯科医の奥田がやってきますが、魯迅は大の医者嫌い。
その原因を探り、魯迅を救いたいと内山夫妻と日本人医師たちが奮闘するのですが、そこで明らかになった真実とは・・・。

魯迅の苦悩を通して、当時の日本と中国の複雑な関係や中国国内の問題が浮かび上がっていくシナリオ。
内山書店で繰り広げられるお話は、国境を越えた人と人との信頼、そして人としての在り方を考えさせ、深く胸に響きます。

萬斎さんは声がすごく素敵ですね。
去年観たお父さんの万作さんの狂言が素晴らしかったので、万作の会にも行ってみたいのですが、
これ以上範囲を広げると本当に舞台貧乏になりそう(爆)。
広末涼子は舞台では意外と地味。でもそれがかえって好感度をあげているかも。

世田谷パブリックシアターは劇場としてはわりと好きです。
ただ、遠いのよねえ。

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by leonpyan | 2018-02-20 23:12 | 観劇 | Comments(0)

密やかな結晶

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最近すっかり舞台友だちになってもらっているSさん(もともとは茶友なんだけど)にお誘いいただき、
石原さとみ主演の『密やかな結晶』を観てきました。
小川洋子の原作本は読んでいませんが、原作に痛く感動したというSさん、主人公の雰囲気が石原さとみにぴったりなんだとか。

舞台はとある島。そこでは少しずつ唐突に何かが消滅し、人は何をなくしたのかも思い出せなくなるという現象が起きている。
バラが消え、鳥が消え、小説が消え、最後には人々の肉体までも・・・
その中に一部の記憶をなくなさない人々、レコーダーが存在し、秘密警察の狩りの対象となっている。
小説家の主人公はレコーダーである編集者を自宅にある隠し部屋にかくまうことにする。

主人公の小説家に石原さとみ、主人公の家の執事として働く(年を取らない)おじいさんに村上虹郎、
主人公の小説の担当編集者に鈴木浩介、秘密警察のボスに山内圭哉、主人公の父の友人学者にベンガル。

石原さとみの透明感が素晴らしい。
とても悲しく暗いお話だけれど、彼女の静謐な魅力が舞台に輝きを添えています。
笑える演出も要所要所に盛り込まれていて、鈴木浩介、山内圭哉、ベンガルがそれをしっかり押さえています。
山内圭哉はいいですねえ。

とても不条理で極端な世界のお話ですが、考えてみれば現実の私たちの周りでも「消滅」は絶えず起きています。
ある日突然身近な人が死んでしまうかもしれない。
昔はよく使っていた物が今ではもう影も形も無くなっているというのもある話。
直後は覚えていても、時がたてば記憶も薄れていく。
人生の中で、私たちは大切なものを本当に愛することができるだろうか?
私たちは気づかないうちにたくさんのものを失っているのではないだろうか?
いろいろな思いが交錯して、ラスト近くは涙がボロボロと落ちました。

とてもいい舞台でした。

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by leonpyan | 2018-02-18 00:04 | 観劇 | Comments(0)

二月大歌舞伎

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歌舞伎座に行くのはしばらくお休み・・・と思っていたのですが、
高麗屋さんの襲名披露、二月はちょっと一月とも趣向が違うというのを噂で聞き、
また、亀ちゃんが出ているというのも耳にして、どうしても行きたくなってチケットを手配しちゃいました。

行ってよかった!
演目の「熊谷陣屋」と「仮名手本忠臣蔵七段目」は以前も観たことがあるので内容はよくわかるし、
今月の口上は江戸時代の木挽町を再現して襲名披露をするという設定なので、ものすごく華やかで楽しかったです。
亀ちゃんはは木挽町の番頭役で台詞もそれほどありませんでしたが、顔の色つやも良くて元気そうでした!

1.熊谷陣屋
  熊谷次郎直実 松本幸四郎
  熊谷妻相模 中村魁春
  藤の方 中村雀右衛門
  白毫弥陀六 市川左團次
  源義経 尾上菊五郎

年に一回は歌舞伎座でかかるお馴染みの演目。
あまり好きではないというか、面白いと思わなかった演目ですが、今回は初めてグッときました。
私にもやっと古典の味わいがわかってきたのか?今回の役者さんが良かったのか?

2.壽三大歌舞伎賑 木挽町芝居前
  松本白鷗、松本幸四郎、市川染五郎他

江戸の木挽町の様子を再現し、親子孫三代襲名披露を芝居好きの面々がお祝いに訪れるという設定。
右と左に花道を作り、男衆と女衆が並ぶ姿は艶やかでした。
藤十郎の芸者姿が意外に可愛かった・・。

3.仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場
大星由良之助 松本白鷗
大星力弥 市川染五郎
遊女お軽 坂東玉三郎
寺岡平右衛門 片岡仁左衛門
 
忠臣蔵の中でも華やかな七段目。
玉三郎と仁左衛門が楽しんで演じているのが印象的でした。

歌舞伎はまさしくエンターテインメントだと実感した舞台でした。
歌舞伎座はほぼ満席。
でも、ほとんどが高齢層・・・・まあ、私も若い頃は興味がなかったですけれどね。
高麗屋!待ってました!ご両人!など掛け声がかかり(今回は一階席からかけている人がいたけど・・)
目当ての役者を決めて贔屓になる、
これって、現代のジャニヲタやアイドルの追っかけと根っこのところでは変わりませんよね。
変わらないけど、歌舞伎の世界は世襲であるというところが他の芸能とはちょっと違うところで、今回の三代襲名なんて象徴的。
私は高麗屋さんの中では松たか子が一番好きだけど・・・・、あ、違うか。

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by leonpyan | 2018-02-17 22:59 | 歌舞伎鑑賞 | Comments(0)

喜劇 有頂天一座

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同級生観劇仲間と渡辺えり、キムラ緑子主演の『喜劇 有頂天一座』を観てきました。
女剣劇一座で繰り広げられる座長の座をめぐる戦い!
座長二代目恵美子役を渡辺えり、出世の機会を狙う弟子にキムラ緑子、
一座のパトロン興行師に村田雄浩、恵美子の情夫で映画スター玉之介に段田安則。

剣劇舞台の場面もあり、楽屋裏の場面もあり、舞台好きにはたまらない展開です。
渡辺えりさん、すごいパワーです。
今までは脇役を演じる舞台を観ることが多かったのですが、主役を張っても素晴らしいわ。
キムラ緑子さん、ここでは20代の役なんですが、若々しくて華があります。

終盤はえりさん、緑子さん、村田さん、段田さん、
そして段田さんのマネジャー役の林翔太さんの5人がしみじみと語り合うシーンがあるのですが、
それがまた皆さん本当に上手い。
林翔太さんはジャニーズJr.のメンバーなのですが、声も演技もすごく良かった。

ラストは宝塚ばりのレビューがあって、えりさんと緑子さんは羽根つきで登場。
センターは林翔太さん。さすがにジャニーズだけあって、ダンスが上手い!
村田雄浩さんも意外と上手い。
段田さんは林さんを見ながら踊ってました(笑)。

笑って笑って最後にはほろりと泣ける、素敵な舞台でした。

Chiaki、いつもチケットの手配をありがとうございます!
段田さんにも楽屋でご挨拶できてとってもハッピーでした!

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by leonpyan | 2018-02-03 21:55 | 観劇 | Comments(0)

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by ちょし