2018年 07月 01日 ( 1 )

狂言劇場『楢山節考』

c0004750_22441660.jpg
世田谷パブリックシアターにて「狂言劇場」特別版を観賞してきました。
万作さんの狂言を観たいなと思っていて、見つけた演目。かっこちゃんを誘って。

演劇専門劇場に特設能舞台を設置し、いつもとは違った照明や映像の効果を使っています。

狂言『呼声』
太郎冠者 野村萬斎
主 内村連
次郎冠者 中村修一

居留守を使い家から出ない太郎冠者を主人と次郎冠者が平家節だの小歌節だの踊り節だのを使っておびき出そうとしているうちに
太郎冠者もどんどん盛り上がってしまい、バレてしまう、というお話。
単純明快でノリが良く、とても楽しい作品。

狂言『楢山節考』
おりん 野村万作
辰平 深田博治
烏 野村萬斎

深沢七郎原作の『楢山節考』を元にした万作演出による新作狂言(初演1957年)。
笑いの要素がないシリアスな内容を狂言の手法で表現したらこうなるのか、という新鮮さがありました。
舞台と照明を効果的に使って従来の能舞台とは全く違う奥行きを出す演出にも驚きます。
万作さんの演じる老婆おりんは台詞はありませんが、一挙手一投足にその優しさと慈悲深さがにじみ出るようで、さすがです。
老婆を見守るような烏を演じる萬斎さんの動きにもジンと来るものがあります。
それにしても昔は70で姥捨てだったのか・・・と違った意味で胸に迫るものがありました。

[PR]
by leonpyan | 2018-07-01 00:11 | 観劇 | Comments(0)

いらっしゃませ!ちょしと申します。映画・観劇の感想、旅行記、カメたちの写真などを載せています。よろしかったらコメント残してくださいませ♪


by ちょし