2007年 03月 26日
ドリームガールズ
ブラック・ミュージック大好きで、モータウン&ディスコ世代としては待ってました!という感じ。
冒頭のオーディションシーンからノリノリです。
静かに座って劇場で観るのは何だか勿体無い気がする。
巨大ディスコ(死語?)に巨大スクリーンを張ってそこで踊りながら観たい!
ジェニファー・ハドソンの迫力に圧倒され、
ビヨンセの美しさに見とれ、
エディ・マーフィーは何故アカデミー助演男優賞が取れなかったんだ?と不思議に思いながら
画面に釘付けになりました。
そう、途中までは今年度マイベストだ!と興奮して鑑賞していたんですよ。
ただ、後半のストーリーテリングが少々尻つぼみ。
ビヨンセの押さえた演技は悪くないんですが、
ディーナの描かれ方が何とも物足りない。
内面の葛藤や野心があまりに希薄。
ダイアナ・ロスがモデルだとしたら
本当はもっとものすごく自己主張が強いはずなんだけど
まだご存命だし、遠慮もあったのか?
ジェイミー・フォックスも『レイ』ではあれほどソウルがあったのに、
今回はパッとせず、カーティスの人物像がいまひとつはっきりしない。
これは脚本のせいかもしれませんが。
そのあたりがすっきりすれば完璧だったのだけれど。
とは言え、個人的には今年のベスト10に加わることは間違いありません。
『ディパーテッド』より好きだよ、やっぱり(^^)。
・ドリームガールズ@映画生活
オープニングはもう絶妙に良かったですよね〜。心踊りました。
前半はテンポもよかったです。
時間の流れを音楽に乗せて短い映像ですごくよく出してたのに、
ホント、後半の締まりが悪い。
中盤以降、歌が多すぎたかな、とも思いました。
あのヘンを演技で見せてたら、もっと良かったかも。
でも最後は好きなんです。ステージで3人が手をつなぐとことか。
こっち観たってことは、『バベル』はパス、、、?
前半はパーフェクトでしたよ。こんな映画を待っていた!てな感じで。中盤以降はミュージカルを前面に出したためか、確かに歌はすごいんだけど主役の二人の演技が生かせなかったですよね。
私もラストは好きです。エフィーのモデルになった人は若くして不遇に死んじゃっているから、シュープリームスのオリジナルファンにとっては夢のようなエンディングなんだそうですね。
『バベル』は公開がまだなので、時間を見つけて観るつもり。やっぱりこれだけ騒がれた凛子さん観なくちゃね。