2007年 02月 26日
何だかなぁ・・のアカデミー賞
まあ、監督賞はそろそろスコセッシにも・・という流れがあったので予想はつきましたが、
作品賞まで獲ってしまうとは。
それにもまして脚色賞っつーのは何だ!?
審査した人たちはオリジナルの『インファナル・アフェア』を観ているんでしょうか?
オリジナルよりもテンポはよくなっているし、撮影も上手いと思います。
編集賞にも異存はありません。
でも、脚色賞って、脚本に与えられるんだよね。
下ネタオンパレードのあの脚本がそんなに良かったのだろうか・・?
きっと他に該当する作品がなかったのね(^^;)。
・・とまぁ、ちょっと熱くなってしまいましたが、
『ディパーテッド』自体はなかなかよくできたリメイク作品だとは思います。
『インファナル・アフェア』のファンとしては、そこそこいい作品に仕上げてくれたスコセッシ監督と俳優陣には敬意を表してます。
でも、リメイク作品がアカデミー賞作品賞を獲るというのは、ハリウッドのネタ切れを象徴してやしませんか?
10年前、『タイタニック』が作品賞を獲ったあたりからアカデミー賞にはいまひとつ興味がなくなっているんですが、これでますますどうでも良くなってきました(笑)。
ご存知かもしれませんが作品を紹介するとき「日本映画インファナル・アフェアのリメイク」ってナレーターが言ってたんですよね〜(汗)。香港の映画関係者だってたくさん見てたと思うのに番組の最後まで訂正が入らなかったみたいですっごい残念。
ってかハリウッドって結局日本も香港も中国も韓国もFar Eastなんだよな、ちっ!ってまた思わされる出来事でした。そんなわけで今年のアカデミー賞はここ10年くらいの間ではいちばんイマイチだった、という点ではちょしさんと結論一緒かもしれないですね。
『ディパーテット』は評判がイマイチだったのでまだ観てないんですが、まさか賞を取るとは思わなかったので意外な展開でした(笑)
やっぱり、劇場に観に行かなくちゃいけないかなぁ?
香港版が好きなだけに、なんだか観損ねちゃいそうだわ^^:
ここの壁紙が変わってる~~~!
すごく春らしくて可愛いね♪♪
一夜明けて、『デパーテッド』日本ではがっかり評が圧倒してますねえ。
私はまだ受賞式の映像をぜんぜん観てなくて(3月10日のNHKBS放送字幕版までおあずけよ。泣)なんとも雰囲気がわかっていませんが、わうわうの放送の日本の司会進行ががっかりだったようで、、、(笑)
まあ、アメリカのお祭りだからね。ジョークでぶっとばしましょ。
結局のところ、自分自身の琴線に触れた作品が、やっぱりベストってことなのよね。私は、『不都合な真実』が受賞できて、うれしかったな。こういう場で、アピールできるのはいいと思うわ。ゴアはもちろんのこと、この映画を作ったスタッフの、それこそ本来あるべきアメリカを、ここに観たし、それを評価したアメリカのふところを観たから、ここにポイントおいたわ。だって、他の国は結構温暖化、努力してるもの。あとはアメリカなのよ、頭きりかえるのは。
それにしても、私は映画に国境、国籍、肌の色関係 なしという感覚なの。だからことさら日本人が獲得できなかったとかで、前々落胆してなくてね。
また、ちょしさんのおすすめ、楽しみにしてま〜す。らぶシネマ♪
受賞式の映像は見てないんですが、Mixiの『インファナル・アフェア』ファンコミュで、話題になっていたので「日本映画のリメイク」と間違えたことは知ってました。まあ、彼らにとっては中国も香港も日本も同じなんでしょうね。(私だって南アメリカやアフリカの国々や都市の正確な位置は覚えてないですからね)仕方ないとは思いつつも、そんな認識でリメイクするなよ!って思いますね(^^;)。
ハリウッドの弱体化とノミネート対象のグローバル化が顕著でしたが、その中で結局スコセッシに花を持たせた、って感じですかねえ。
『ディパーテッド』、映画自体は悪くないですよ。もし『インファナル・アフェア』を観ていなかったら、すごく面白いと思います。展開が予測できないしね。だから、アメリカ人にとってはきっと新鮮だったのでしょうねえ。
壁紙は季節限定でーす(^^)。
私もWowowは入っていないので、受賞式はまだ観てないの。(多分BSも観ないけど・・。)最近は受賞結果もファッションチェックもネットで済ませちゃってます(^^;)。
『不都合な真実』は主題歌賞までとっちゃったわね。観たいんだけどなかなか時間がありません。
とりあえず、『バベル』と『ドリームガールズ』どっちを観ようか迷っています。
うちの方の新聞では「スコセッシ、やったね〜」みたいなトーンで、
リメイクとは書いてありませんでした。
ウォールバーグのキャラ、私は良かったと思うんですよ。
アメリカ的に魅力あるキャラだった気がする、、、。
『バベル』と『ドリームガールズ』は両方見る価値ありですぜ〜。
今回のオスカーはスコセッシフェスティバルみたいなものだったんですかね?それにしてもイヤイヤ引き受けた仕事で獲るって言うのも皮肉なものですな。
ウォールバーグ・・・ラストのあれさえどうにかなっていれば・・・韓国映画の『甘い人生』を思い出しましたよ。
『バベル』『ドリームガールズ』どちらも好きそうな映画なんで、行きたいんですが、3月は詰まっちゃっているんですよー(泣)。
元副大統領の出席はやっぱ大きかった。
作品は評判いいし、カリスマもある人だし。
スコセッシは受賞が最後だったから時間つまってました。
でも監督賞の時は満場スタンディンブオベーションでしたよん。
アカデミーは「レイジングブル」や「グッドフェローズ」で
獲らせてあげとくんだった、はあるかも。
負けた相手が「普通の人々」「ダンスウィズウルブス」、
今見てどっちが良かったかって、はっきりしてるよねえ。
今年は他に何もないし、ってのもあったんでしょうなあ、、、。
『甘い人生』頑張って映画祭に見に行ったのに、とんでもない映画でしたな、あれは、、、。そっか、『ディパーテッド』はそんなに評価低いんだ、ちょしさん。
そりゃ、怒りますわな、『甘い人生』でオスカーじゃ。
それなり感動なら『ドリーム〜』、映像の斬新さなら『バベル』だけど、
観賞後の爽快感も『ドリーム〜』。
私はまだノミネート落ちに納得してません。
『不都合な真実』も見なくちゃなあと思ってます。できれば息子を引っ張って行きたいけど、付き合ってくれないだろうなあ(^^;)。
私にとってのスコセッシって、何と言っても『タクシードライバー』かなあ。でも一番油が乗ってるのは『グッドフェローズ』あたりだから、ここで監督賞をもらえなかったのは残念。
『ダンスウィズウルブス』は好きですよ。でもケヴィン・コスナーはここで受賞してから監督としては泣かず飛ばずだし、俳優としての活躍も落ちてきてるから、スコセッシはずっと受賞できなかったのがかえって良かったのかも?
『ディパーテッド』は『甘い人生』とは比べ物にならないちゃんとした映画ですよ(笑)。ただ、ラストの唐突さがちょっと連想させるってだけ。