2006年 08月 20日
チャングム(勝手に)名言集 第41話「ヨンセン懐妊」
今回の名セリフ、いくつか挙げますと、
やはりチェ女官長ははずせませんね。
自分の治療に来たチャングムに対し、
「わたくしは天に恥じることはしていない。
そのわたくしが何を恐れることがあろうか。
わたくしの命、お前に預けた。治療しなさい」
と潔く身を預けます。
でも「恥じることはない」って言うのはずうずうし過ぎるのでは?
恵民署に出されることになったチャングムには
内医院の副審議官を兼務することになったチョンホが助け舟を。
「チャングムさんは思いやりなら人一倍持っている」
オイオイ、皆の前でそんな風に言っちゃっていいの?
チャングムを助けに村に戻った事だってバレバレなのに・・・。
王の子を身ごもり、淑媛(スゴン)となったヨンセンのもとに
今まで辛く当たってきた女官たちが謝りにやってきます。
ミン尚宮はすかさず
「今更何です。
だが今回は許してあげよう。
それがイ尚宮さまのお心だ」
ハン尚宮さまの志を継ぐセリフが気持ちいい。
ヨンセンはお祝い膳を持ってきたクミョンに対して
「食べたいのに料理を見ると吐き気がする。
チョン尚宮さまのお料理ならきっとこんなことにはならない。
そちの料理には何か足りないような気がする。
次からは足りない何かを入れておくれ」
祝宴の席では
「チェ女官長から祝ってもらおうとは。
人生とはわからぬもの。
チョン尚宮さまもきっとお喜びになっていることでしょう」
とぴしゃり。
初回はチャングムチーム一歩リード!
でもチェチームも黙って見ているわけではありません。
ほーら、ヨリを使ってお腹の子を流産させようと着々と策を講じてきています。
さーて、どうなる?
BS2放送の時に書いたレビューはこちら
>わたくしは天に恥じることはしていない
あんなことや、こんなことしていても、恥じることはしていないと本気で思っているとしたら、相当な人物ですね、チェ女官長は。
えらくなる人のタイプに似ています。自分のやった失敗や間違いはすっぱりと忘れる人は。
チェ尚宮は本当に自分のしたことは間違っていないと思っているんでしょうね。そうでないと性格が破綻してしまうでしょう。クミョンはちょっと神経参ってますものね。
準主役扱いですね。ミリさま。チ・ジニよりも上とは!まあチェさまが出ない『チャングム』はお代官の出ない『水戸黄門』のようなものよね(違う?)
今回はわりとハッピーな回でしたよ!またジェットコースターが落ちるのは次回からじゃないでしょうか?(^^)
チェ女官長の「天に恥じることは何もない!」は何度聞いても失笑してしまいますね〜。ほほー、そうかそうか、みたいな。
料理人としては凡庸(たぶん)だったヨンセンに「そちの料理には何か足りない気がする」とまで言われてしまったクミョンもまたプライドずたずたですが、そこで粘り強く料理をつくり続けるところにクミョンの意地も感じました。
でも、やっぱりあの場合は「じゃ、何なら食べられそうか」的な質問をするべきじゃないかなぁ、なんて、苦手な食べ物が多い皇太后さまにそのまんま料理をしれっとお出ししたあのエピソードを思い出していました。
「水をもっておいで」
を思い出させる話でした…。
クミョンはプライドが高くてうまく折れることができないし、他人の立場意なって考えることが下手ですよね。やはり小さい頃からエリート教育されてきてしまったのが影響しているのかな。ヨンセンに対しては「何度でも作ってやるわ」的な意地を感じましたね。皇太后さまの料理の時も「言われたことはしっかりやっているわ」的な融通の無さが出ていたような。