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閑遊閑吟 

終わりよければすべてよし

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1998年にスタートした「彩の国シェイクスピア・シリーズ」、第37弾にして、最後の回。
もともと故蜷川幸雄が芸術監督として始まったのですが、2016年から吉田鋼太郎が二代目芸術監督に就任しています。
キャストの豪華さでチケットを手に入れました。

バートラム 藤原竜也
ヘレン 石原さとみ
デュメイン兄弟(弟) 溝端淳平
ラフュー卿 正名僕蔵
ダイアナ 山谷花純
デュメイン兄弟(兄) 河内大和
ルシヨン伯爵夫人 宮本裕子
パローレス 横田栄司
フランス王 吉田鋼太郎

シェイクスピアらしい、猥雑でどんでん返しアリの喜劇。
ただ、ハッピーエンドという感じではないし、内容的には納得できない面も多いので「問題劇」とされています。
シェイクスピア劇の中では上演回数が少ないというのも分かる気がします。

ネタバレになるけれど、「ヘレン、それでいいの?幸せになれるの?」って終わってもモヤモヤする(笑)。
ストーリーは何だかなあ、ですが、俳優陣の演技の上手さ、せりふ回しの巧妙さで舞台自体はとても楽しめました。
藤原竜也、後ろ姿がめっちゃ格好良かった。
石原さとみはこのために髪を切ったのかな。

それにしても、シェイクスピアは奥が深い。

by leonpyan | 2021-05-23 17:15 | 観劇 | Comments(0)

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