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閑遊閑吟 

壽 初春大歌舞伎

壽 初春大歌舞伎_c0004750_08562690.jpg
今年も1月の歌舞伎座に亀ちゃん登場。
それも、團子との連獅子!!
これは見逃せません。
目撃せよ!歴史の瞬間を!って言うくらいの注目舞台です。

1.義経腰越状 五斗三番叟
五斗兵衛盛次 松本白鷗
九郎判官義経 中村芝翫
亀井六郎 市川猿之助
伊達次郎 市川男女蔵
錦戸太郎 松本錦吾
泉三郎忠衡 中村歌六

白鷗演じる五斗兵衛の酔った三番叟が見どころですが、
私のお目当てはもちろん亀井六郎。
六郎は最初の部分しか登場しないので、実は、六郎退場後はちょっとうつらうつらだった・・・。
まだまだ歌舞伎初心者を抜け出せない私、今回学んだことは荒事の力足。
義経四天王の六郎は勇猛果敢な武人。
歌舞伎の荒事の所作では必ず足の親指を立てるのだそうです。
亀ちゃんの親指はどんな時も本当に美しくピン!と立っておりました。

2.連獅子
狂言師右近後に親獅子の精 市川猿之助
狂言師左近後に仔獅子の精 市川團子
僧蓮念 中村福之助
僧遍念 市川男女蔵

会場がこの時を待ってました!という雰囲気に包まれる中、猿之助右近と團子左近が登場。
仔獅子の團子の方が背が大きくなっちゃったんですが、親獅子もそこはさすがの貫禄。
猿之助の舞いは円熟度が増して、優美さもあり、何より親の情感の表現が素晴らしい。
仔を崖から落とした時の不安、再会した時の喜びを全身で感じさせてくれる。
團子は澤瀉屋の古典をしっかり演じていて、将来が本当に楽しみ。
緊張感と初々しさが、仔獅子らしくていい。
側転はちょっと足がぐんにゃりだったかな(笑)。
間狂言の福之助と男女蔵がいい塩梅に会場の緊張をほぐしてくれて、いよいよ獅子の精の舞い。
華やかな赤と白の衣装をまとった親仔獅子の姿に会場は盛り上がります。
連獅子は何度か観ているのだけれど、こんなに引き込まれたのは初めてかもしれません。
囃子方の演奏も素晴らしく、後見の寿猿さんと段之さんの緊張感も伝わってくる。
そして観客が一体となって親仔獅子の毛振りに魅入られています。
もちろん満場の拍手。
後ろの席の女性二人が盛んに「澤瀉屋、すんごいわ!!」と連呼していらっしゃいました(笑)。
いいものを見せていただきました、寿命が延びました、とお礼を言いたい感じです。

3.鰯賣戀曳網
鰯賣猿源氏 中村勘九郎
傾城蛍火 中村七之助
博労六郎左衛門 市川男女蔵
亭主 市川門之助
海老名なみだぶつ 中村東蔵

三島由紀夫作のロマンティックコメディ。
勘九郎のキレのいい所作、七之助の品のある美しさ。
会場は爽やかな笑いに包まれて、大団円。
お正月に相応しい演目でした。


by leonpyan | 2020-01-23 22:34 | 歌舞伎鑑賞 | Comments(0)

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