2005年 10月 28日
宮廷女官チャングムの誓い 第54話「我が道」(最終回)
始まった当初は、54話もあるのか~1年見続けられるかな?
なんて思っていたのですが、とんでもない、一家揃って皆勤賞モノでハマリました。
木曜の朝の家族の挨拶は「おはよう」ではなく、
「今日は何の日?」「チャングムでございます!」でした。
あ~来週から一週間のメリハリをどうやってつけたらいいんだ?
で、今日の最終回。
オリジナルは1時間半あったらしいので、かなりカットもされたのでしょう。
ちょっと駆け足気味で、つながりが不自然な部分もありました。
最終回くらいスペシャルで延長してよ・・と思ったのは私だけではないはず。
ノーカット版を観てみたいなあ。
さて、王さまの病は日増しに重くなり、腸閉塞で苦しみは増すばかり。
チャングムは麻酔を使った手術をさせてほしいと願い出ますが、
お腹を切るなどまだ想像もつかなかった時代。
大臣たちは色めき立ち、満足な治療を施せないテジャングムを処罰すべきと大合唱。
王は自分の死期を悟り、このままではチャングムの身が危ないと
長官に命じてチャングムを宮中の外に逃がす手はずを整えます。
内侍府の役人に連れられ、チャングムが向かった先はミン・ジョンホの流刑先でした。
ミン・ジョンホとチャングムは明国へ逃げろ、これが王の命でした。
王にとっては自分が愛した女性にしてやれる最後の計らいだったのです。
逃亡途中、王の崩御の知らせが届きます。
時を同じくして、宮中からチャングムを捕らえるための人相書きも出回ります。
宮中に戻らなくてはとうろたえるチャングムの手を引き、追っ手から逃げて行くチョンホでした。
そして、8年・・・。
まるで第1~2話に戻ったかのような幸せに暮らす家族がありました。
小さなペクチョンの村で暮らすチョンホ、チャングム、そして二人の娘、ソウォン。
チャングムは腕のいい医女として村でも引っ張りだこでした。
ある日、カン・ドックがチャングムを探しにこの村へ。
偶然チャングム一家を見かけますが、声をかけることもできず
漢陽に戻り、このことをみんなに伝えます。
チャングムが国内にいることを聞いたヨンセンは、
今は皇太后となったかつての皇后に二人の身分を回復させてほしいと願い出ます。
時は既に中宗から2代のち(先の東宮は即位後まもなく崩御したものと思われます)の
明宗(先の慶源大君)の時代となっていました。
皇太后から呼び戻され、チョンホ一家は宮中に上がります。
笑顔で迎えるなつかしい面々。
身分も回復され、宮中に戻るようにと皇太后から請われますが、
チャングムは民のために医術を施したい、とこれを辞退します。
一家で漢陽を離れ旅する途中で一人の妊婦に出くわします。
難産でそのままにしておけば母子ともに危ない。
チャングムは意を決して外科手術を施すことに。
水を汲みに行ったチョンホとソウォンが戻ってみると、手術は成功し、元気な赤ちゃんの産声が聞こえます。
これからもこうやって我が道を歩み、多くの人を救うであろうチャングム、満面の笑顔でした。。。完。
王さま、泣かせるよね~。
最後にチャングムを見つめるシーン、切なかった・・・。
イ・ヨンエはアップでも本当に綺麗だなーと感心しきり。
後半はかなり駆け足でしたが、突っ込みどころや疑問も多かった。
1.チャングムが帝王切開しようとして村人に拒否されたあの妊婦さんはやっぱり死んじゃったの?
2.二人が宮中に戻った時、長官さまがいなかった・・・やはり高齢だったのか・・・?
3.チボクもいなかった気がする・・・やはり使えなかったのか・・・?
4.チョンホの元上司の二人(右議政とネシブの長官)、何事もなかったかのように笑顔で迎えるって、ちょっと虫が良すぎやしませんか?
5.ラストは3人でどこかへ移り住む様子だけど、チョンホは宮廷の仕事を辞退したの?
まあ、とにかくチャングムとチョンホが幸せになってめでたし、めでたし、でした。
本当に楽しいドラマでした。一年間、ありがとう!
これからは地上波でもう一度楽しませてもらいます。
レビューを読んでくださった皆様もありがとうございました。
・公式サイト
・『大長今』ストーリーガイド
1年間という歳月に感動し涙が出ました。
私も長官がいないことが不思議でしたよ。
あんな皆がニコニコする場面ですから、
お手本のような微笑を見せてくれたでしょうに、残念です。
代替わりで引退したのかもしれませんね。
>オリジナルは1時間半あったらしいので
これは最近ゲットしたノーカット字幕版を信じると69分程度でした。批判されている方もいますが、60分に納めろと言われるとあれがベストではないかと。問題は最後くらい延長しろよということですが。
あと、チボクはいたと思いますが。