二日目はワシントン日帰り観光バスツアーを予約していました。
ホテルから歩いてすぐの場所に6時45分集合、
朝は開いている店も少ないので、とりあえずマクドナルドでサクッと食べて向かいます。
ガイドさんは流山出身の日本人の方でした。
道中、ニューヨークの歴史を詳しく話してくださり、とても勉強になりました。
ワシントンへは車で4時間ほどの距離。

まずはアーリントン墓地へ。
国立の墓地で、アメリカ合衆国の戦没者が埋葬されています。
広大な敷地に並ぶ墓石。
墓石には各宗派毎にマークが彫られています。
さすがにキリスト教が多いですが、ユダヤ教、仏教、イスラム教、などバラエティに富んでいます。
日本の戦没者をお参りする場所と言えば靖国神社ですが、
私は個人的には神社を慰霊の場所とすることには反対です。
神道ではない人たちもいるはず(と言うか、そちらの方が多数では)ですし、
今の靖国神社はHPを見るとわかりますが、特に宗教色が強くなっている気がします。
実は生まれてこの方、靖国神社の鳥居をくぐったことがありません。
それには亡き父の主義と母校の方針が影響していたのですが、現在は自分の意思で足を踏み入れていません。
もちろんお国のために命を落とした方々を慰霊する場所は必要だと思います。
靖国ではない場所に慰霊碑を作ってほしい・・・。
ワシントンでアーリントン墓地や戦没者慰霊碑を回って、その思いを強くしました。

ケネディ大統領のお墓です。
隣りにはジャクリーンのお墓も。
本当は再婚しているのでケネディ家のお墓には入れないはずなのですが、さすがにお金があるので・・・とガイドさんは説明されてました。

こちらはベトナム戦争戦没者慰霊碑。
写真ではわかりませんが、黒い花崗岩の慰霊碑に戦没者の方々の名前が彫られています。
こちらのリアルな石像は朝鮮戦争戦没者慰霊碑です。
朝鮮戦争でも想像以上の人数のアメリカ兵が亡くなっているのですね。

リンカーン記念堂です。
ギリシャ式の建造物ですね。

エイブラハム・リンカーン。
ゲティスバーグ演説も壁に彫られています。
「人民の人民による人民のための政治・・・・」

ワシントンモニュメント。
リンカーン記念堂からワシントンモニュメント、そしてその先には国会議事堂が一直線で並んでいます。
大統領就任式にはこのあたりの広場は人で埋め尽くされるのでしょう。

そしてホワイトハウスへ。
トランプさんには会えませんでした。

スミソニアン航空宇宙博物館へ。
月の石やゼロ戦も展示してありました。

国会議事堂です。
ワシントンDCのシンボルですね。
ニューヨークと比べると全く印象が違います。
ゆったりと空間を生かした美しい街でした。
ニューヨークをアメリカの経済の象徴とすれば、ワシントンは権威の象徴という感じ。
一日の駆け足ツアーでしたが、参加して良かったです。
再びバスでニューヨークに戻り、夕飯はホテル近くのロウNYC内にあるシティ・キッチンへ。
所謂フードコートです。
何となくパン以外のものが恋しくなり、ラーメン「KURO OBI」で黒帯ラーメンを食べました。
パッケージを見たら、一風堂プレゼンツだった。