2005年 01月 13日
トラックバック考 その2
それは、世のブロガーたちは本当にトラックバックの意味をわかっているのだろうか?ということ。
トラックバックと言うのは、本来相互リンクをするためのものだったはずです。
Aさんの意見を参考にしてBさんが記事を書く場合、Bさんは自分の記事の中にAさんの記事をリンクし、その記事をAさんにトラックバックすれば相互リンクは完了です。
その後はお互いコメントを書くもよし、また同じテーマで続けて記事を書くもよし。
ところが、私がブログを書き始めて最初に受けたトラックバックは、私が想像していた形とは違っていました。
それはある映画について書いたエントリーでしたが、気がついたら知らない方からトラックバックが付いています。
クリックしてその方のブログを読んでみると、確かに同じ映画について語っていますが、私の記事に対する言及はありません。
どうしたものかとしばらくそのままにしていたら、また今度は違うブロガーから同じ映画についてトラックバックされていました。
私は新作映画のエントリーについては「映画生活」と言うサイトにトラックバックを送っています。
このサイトはトラックバックフリーで、映画の感想を書いたブログを受け付けて紹介してくれるのです。
どうやら私のブログにトラックバックした方々は、「映画生活」のトラックバックリストを見て、私にトラックバックを送ってくれたようです。
いろいろブログを見て回ってみると、同じテーマについて語っているブログにはどんどんトラックバックを送るということが普通に行われているらしいのです。
その理由の一つが、「人気ランキング」にあるらしい、ということもわかってきました。
トラックバックを送れば、そのブログの読者も自分のブログに来てくれる確率が高くなります。
読者を増やす、という目的自体はいいと思います。
ただ、そのために闇雲にトラックバックを送り、送りっぱなしで一方通行に終わるのはどうなんでしょうか。
そのあと私はトラックバック先を訪問し、とりあえずコメント欄に「初めまして、トラバありがとうございます」と書き、
自分の記事もちゃんと紹介してもらうべく(それは当然の権利だと思ったので)、自分からもトラックバックを送っていました。
それが賛否両論、悲喜こもごもの所謂「トラックバック返し」と呼ばれるものだと知ったのは、もっと後になってからでした・・・。
(その3へつづく)