友を偲んで(覚書として)

今年ももうあと一か月を切った。
思えば今年は訃報の多い年だった。
親しい友人のご親族が亡くなったという知らせは片手では数えきれない。
そういう年回りもあるのかもしれない。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

私にとって一番身近だった訃報はつい最近のこと。
新入社員として新卒で入社したM物産の同期で、同じ中国関係、家も同じ千葉北西部で、
とても仲良くしてもらったSさんが9月末に亡くなったという知らせをもらったのは10月初めのこと。
SさんはM物産には5年ほど在職し、その後天津の南開大学へ留学し、帰国後は母校の大学院に戻り、博士課程修了後はH大学の教壇に立ち、教授となっていた。
知らせをくれたのは共通の友人で現在はSさんと同じH大学の教授をしているO氏。
既に親族のみで葬儀は終えていたとのことで、お焼香もできずに何となくもやもやとしていた。

SさんとはM物産時代は一緒に乗馬部に入り、私が4年目に退社する際には一緒に京都旅行にも行った。
私の台湾留学の時には会社の後輩と一緒に台北に遊びに来てくれた。
その後彼女が中国に留学し、そこで出会ったM氏と結婚するというので紹介され、居酒屋で3人で飲んだこともある。

彼女は本当に頭のいい人で、奥ゆかしく知的で八重歯が可愛くて、会社でもとても人気のあった人だ。
M氏は彼女の趣味とはちょっと違うかなと思ったけれど(笑)、M氏からはものすごいアプローチだったらしい。
その後はご夫婦で研究の道に進まれたので、歩む方向が一致した素敵なカップルだったのだろうと思う。

先週末、H大学で「S先生を偲ぶ会」があるとのことで、私も自分の気持ちの整理をつけるためにもと参列した。
Sさんの思い出の写真アルバムが大きな画面で流されていて、一緒に台湾で過ごした写真もあった。
近年ではSさんとは年賀状のやり取りくらいでもう20数年お会いしていない。
今年17歳になる息子さんとの幸せそうな写真、大学の研究室でのスナップ、中国訪問の写真・・・
私の知らないSさんの笑顔がそこにはたくさんあった。
きっとSさんはSさんらしく、とびきりの笑顔で回りをハッピーにしながら、Sさんらしい人生を送られたに違いない。
偲ぶ会には大学関係者、学生さんたち、日中学院の友人の方々など、大勢の方々が参列していた。

本当に早すぎるお別れだと思う。
一度ゆっくり会って、いろいろお話をしたかった。
私にとっては初めての親しい友とのお別れ。
心より哀悼の意を表します。

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左端がSさん。
台湾の中正記念堂前にて。

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by leonpyan | 2016-12-05 12:21 | 雑談 | Comments(0)

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