2013年 05月 05日
図書館戦争
図書館戦争 (2013) 【監督】佐藤信介 【出演】岡田准一 / 榮倉奈々 / 田中圭 / 栗山千明 / 石坂浩二 / 福士蒼汰 / 西田尚美 / 橋本じゅん / 鈴木一真 / 相島一之 / 嶋田久作 / 児玉清 |
原作が面白くて好きだったし、
キャスティングもあまりはずさなそうだったので
割と安心して観に行きました。
予想通り、キャスティングはピッタリ。
榮倉奈々も岡田准一も好演、
栗山千明もこの人しかいないでしょ、って感じでした。
(が、どうして特別出演のクレジット?)
戦闘シーンもアクションシーンも悪くなかったと思います。
ただ、小説だとワクワク感満載で読めたのに、
実際の映像にしちゃうと、設定がどうも陳腐に思えちゃうんですよね。
パラレルワールドを描いているSFなのに、
画面はとっても現実味を帯びているので、
いや、これはあり得ないでしょ的なブレーキがかかってしまって
どうしてもこの世界に入り込めなかった。
すみません、原作ファンのくせに。
でもそこそこ楽しめたので、70点。
続編は・・・出ても多分観には行かないと思うけど。
それよりも・・・久々に夫と一緒に行ったら、
何と夫婦割引1000円適用年齢に達していた。
結構ショックだった、今更だけど(爆)。
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キャストはピッタリでしたけど、私も70点ってところかなあ…
そもそも「悪いと見なされた本は排除してもいい」という
良化隊のあり方を単純な悪として描いてしまうのが違うなあと。
「悪いものを排除する」ことは一見正しいように見えて、
その線引きを誰がどのようにするか、と考えると
悪い本でも排除しない方がいいことになる、というのが
原作の一番重要なメッセージだと思うんだけれど、
映画では「良化隊=悪だから撃て」みたいになっちゃって、
そりゃ本末転倒じゃないの?という違和感がありました。
恋愛映画として観るなら、もうちょっと点を上げてもいいかな(笑)
そうですね、映画だと時間的な制約もあって、この世界の描き方が不十分にならざるを得ないのでしょうね。
映像的には戦闘シーンがメインなのでしょうが、これを強調するとそれこそ「戦争ごっこ」的な感じになりますよね。
小説ではむしろ「恋愛」部分がもっと強調されていたような。私はどちらかといえば恋愛映画として作ってもらっても良かったかな(笑)。