2009年 11月 03日
母なる証明
【監督】ポン・ジュノ
【出演】キム・ヘジャ / ウォンビン / チン・グ / ユン・ジェムン / チョン・ミソン
このところなかなか映画を観る時間が取れず、
結局10月は一本も観ずに過ぎてしまった。
そうなると何となく億劫になると言うか
映画館から足が遠のいてしまったりする。
しかし、ポン・ジュノ監督とウォン・ビンの最新作となれば話は別。
いても立ってもいられず、今週は今日しかない、と思い立ち劇場を検索して行って来た。
ポン・ジュノはやはり裏切らない。
一筋縄ではいかない展開と
細部にまでこだわった映像、
そしていつものようにユーモアを取り入れながら、人間の闇をついた脚本。
妥協のないキャスティング。
今回は主演のキム・ヘジャと息子役のウォン・ビンが素晴らしいのは言うまでもないが、
私が特に目を奪われたのは、息子の友人役のチン・グだった。
こういう魅力的で怪しい役をしっかり脇に配すところがにくい。
ポン・ジュノ監督はエンターテインメントとしての映画のあり方を本当によくわかっていると思う。
多くを語るとネタバレになってしまうし、
これから映画を観る人に先入観を与えてもいけないと思うので
「とにかく観て!」とだけ書いておこう。
評判悪かった「春の日は過ぎゆく」も
かなり好きだったし。
これも観たい観たい♪
教えてくれてありがとー。
「春の日は過ぎ行く」は多分、ホ・ジノ監督ですね~。
ポン・ジュノ監督は「ほえる犬は噛まない」「殺人の追憶」「グエムル」です。三本とも大好きなんです!
ホ・ジノ監督は癒し系恋愛映画、ポン・ジュノ監督はおどろおどろ系サスペンスで、かなり路線が違うんだけど、観る?
私もチン・グに注目しました。スポットライトの新米記者とはずいぶん役柄が180度違う個性をうまく演じていて存在感を感じました。
こちらこそご無沙汰しています。
コメントありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
私は「スポットライト」は観ていないのですが、いい役者さんですね。
これから彼の作品はちょっと注目したいな、と思っています。