2008年 12月 14日
ウォーリー
【監督】アンドリュー・スタントン
予告から雰囲気はわかっちゃう映画ではありますが、
とりあえず観ておこうか・・・なんて感じで
冬休みに入ったばかりの息子を誘って行ってきました。
字幕版を選んだのにメガネを忘れた息子・・・orz
でも大丈夫。ほとんどセリフないもんね(笑)
ロボットの造形や映像はさすがピクサーです。
ツボを心得てます!
結構古典的なラブストーリーなんですが、
話の展開にも意外性があってそこそこ楽しめました。
でも何か手離しで絶賛できないというヒネた気持ちもあるんだなー
『モンスターズ・インク』でも感じたんだけど、
「ほーら、かわいいでしょ?感動するでしょ?」って自慢げに見せられているようなそんな窮屈さがあったりする。
(完全にヒネてますね。素直に感動しろ、って?)
どうもそういう映画では泣けないんですよ。
(泣ける映画がいいってものでもないけど)
媚びた映画って言うか、こうすれば絶対観客にはウケる、って意識がミエミエなのはちょっと、ね。
なーんて文句言ってますが、基本的には見て損はない映画だと思います。
やっぱりキャラ作りと映像は素晴らしい!
確かにディズニー的お行儀の良さが鼻につくとこありましたねー。
でも最初の30分の、一番セリフ少ない部分がとにかく好きです。
よく作りこんであるな~と。
私も最初の30分、好きですね~。
この場面だけでも十分見所のある物語ができそうですよね。
こういうところ、本当上手いんですよね。
ここに「愛」がからまってくると何となく既視感があるというか、オリジナリティーが落ちちゃうんですよ。
安心して観ることのできる映画だとは思うんですけど。