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先達に習う

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先々週のことになるけれど、上野の東京国立博物館で「大琳派展」を見てきました。
江戸時代に斬新な装飾藝術を確立した「琳派」を代表する本阿弥光悦・俵屋宗達・尾形光琳・尾形乾山・酒井抱一・鈴木其一6人の作品が展示されています。

絢爛豪華な屏風絵にも目を見張りましたが、私が一番心引かれたのは抱一の下絵展示でした。
そこには分割法により緻密に構図を練った様子が描かれていました。

誰もが美しいと感じるものにはある一定の法則があります。
それをとことん追及し、築き上げた形があの十二ヶ月花鳥図なんですよね。

先日テレビ東京で尾形光琳を取り上げた番組をやっていましたが、
光琳は俵屋宗達の風神雷神図屏風を何度も何度も模写したそうです。
抱一も光琳に憧れ、その絵を模写しました。
そうやって、先達に習い、そこに独自の画風を織り込んでいく。

美しいと思ったものをとことん真似してみる。
そして、そこから自分のオリジナリティを生み出す。

どんなことも「習う」「続ける」「発展させる」という段階が必要なのだな、と改めて思ったのでありました。


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by leonpyan | 2008-11-06 09:43 | 雑談 | Comments(4)
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中高時代の同級生、日高理恵子氏の日本画展が武蔵野美術大学のギャラリーで開かれています。
友人たちと国分寺駅で待ち合わせ、行ってきました。
今日は久しぶりに日高さん本人も来てくれて、作家同行の贅沢な鑑賞となりました。

広々とした空間と白い壁に、彼女の絵はまるであつらえたようにフィットします。

日高さんは、真っ白で大きな麻のキャンバスに、岩絵具で「木を見上げ」た風景を描いていきます。
もう何年も何年もこのスタイル。
ずっと見続けていた者としては、その都度微妙に変化しているのを発見することも楽しみのひとつです。
今回はより自由度が増し、木の力強さを感じました。

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小品4作。
(小品と言っても、普通の絵の大きさです。)

大作2点はその場でじっくり鑑賞していただきたい。

ずっと彼女のことを「木を描く」作家だと思っていたけれど、
今回の作品を観て、木を描きながら、彼女の視点は「空」にあるのだ、と知りました。


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帰りに玉川上水の小道を通り、鷹の台駅まで歩く途中、私も木を見上げてみました。
うっそうとして空が見えませんが(笑)。
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by leonpyan | 2008-07-02 21:53 | 雑談 | Comments(2)

いらっしゃませ!ちょしと申します。映画・観劇の感想、旅行記、カメたちの写真などを載せています。よろしかったらコメント残してくださいませ♪


by ちょし