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グランド・マスター

グランド・マスター (2013)

【監督】ウォン・カーウァイ
【出演】トニー・レオン / チャン・ツィイー / チャン・チェン / チャオ・ベンシャン / シャオ・シェンヤン / ソン・ヘギョ / マックス・チャン / ワン・チンシアン


★★★☆ [70点]「カーウァイらしさのあるカーウァイらしからぬ映画」

ウォン・カーウァイのカンフー映画、と聞いて

武侠映画の範疇のはずなのにアクションシーンがなかった『楽園の瑕』を思い出した。

まさかアクションシーンのないカンフー映画は撮るまい?と思いながら予告編を観ると、しっかりそのシーンはあるらしい。

はたして本編の冒頭も雨の中の戦いのシーンで始った。

これはちゃんとしたカンフー映画かも、と姿勢を正して観た。



でも映像はやはりカーウァイだ。

スローモーションやストップモーション、アップの多用。

アクションと美意識が交錯する、なかなか新鮮な撮り方ではあった。

(役者がドニ-・イェンやジェット・リーだったら、

もっとちゃんとアクションわかるように映せと文句言ったかもしれないが)



途中から、これはやっぱりアクション映画というよりは

ラブストーリーに近いのね、と思い当たったが、

それはそれで楽しめた気がする。

何と言ってもチャン・ツィイーは格好よかったし、

ソン・ヘギョもものすごく綺麗だった。

(カーウァイ監督はソン・ヘギョにチーパオを着せたかったのね。)

二人の美女の間でにんまりと余裕をかますイップ・マンの役はトニー・レオンの真骨頂だしね。

イップ・マンと若梅のアクションシーンの中の

「まじで恋する5秒前」的なショットもカーウァイならでは。



一方で、カーウァイの映画にしてはテーマがすごくわかりやすかったのは意外。

実話を元にしているからかもしれないが、グランド・マスターそれぞれの生き方が胸に迫ってくる。

心配していた日本軍シーンも淡々と描くのみに留まり、そのあたりの節度はさすがだなと思う。



とは言え、チャン・チェンとトニーはいつ戦うのだろう?と

ラスト近くまで期待して観ていた私は

これがカーウァイの映画だということをちょっと忘れていたかもしれない。

全く接点がなく、落としどころがないチャン・チェンのこの役周り、

『欲望の翼』で出てきたトニー・レオンの役どころのようなものなのか。

次回作あたりでこのもやもやは回収されるのだろうか。


Posted by ちょし on 2013/06/11 with ぴあ映画生活

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by leonpyan | 2013-06-11 23:07 | 映画 | Comments(0)

図書館戦争

図書館戦争 (2013)

【監督】佐藤信介
【出演】岡田准一 / 榮倉奈々 / 田中圭 / 栗山千明 / 石坂浩二 / 福士蒼汰 / 西田尚美 / 橋本じゅん / 鈴木一真 / 相島一之 / 嶋田久作 / 児玉清


★★★☆ [70点]「キャストはOK」

原作が面白くて好きだったし、

キャスティングもあまりはずさなそうだったので

割と安心して観に行きました。



予想通り、キャスティングはピッタリ。

榮倉奈々も岡田准一も好演、

栗山千明もこの人しかいないでしょ、って感じでした。

(が、どうして特別出演のクレジット?)



戦闘シーンもアクションシーンも悪くなかったと思います。

ただ、小説だとワクワク感満載で読めたのに、

実際の映像にしちゃうと、設定がどうも陳腐に思えちゃうんですよね。

パラレルワールドを描いているSFなのに、

画面はとっても現実味を帯びているので、

いや、これはあり得ないでしょ的なブレーキがかかってしまって

どうしてもこの世界に入り込めなかった。

すみません、原作ファンのくせに。

でもそこそこ楽しめたので、70点。

続編は・・・出ても多分観には行かないと思うけど。



それよりも・・・久々に夫と一緒に行ったら、

何と夫婦割引1000円適用年齢に達していた。

結構ショックだった、今更だけど(爆)。







Posted by ちょし on 2013/05/05 with ぴあ映画生活



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by leonpyan | 2013-05-05 23:44 | 映画 | Comments(2)

レ・ミゼラブル

レ・ミゼラブル (2012)

【監督】トム・フーパー
【出演】ヒュー・ジャックマン / ラッセル・クロウ / アン・ハサウェイ / アマンダ・セイフライド / エディ・レッドメイン / サシャ・バロン・コーエン / ヘレナ・ボナム=カーター / サマンサ・バークス / アーロン・トヴェイト


★★★★ [80点]「圧巻。」

冒頭から引き込まれる迫力映像。

そこで歌い上げていたのがヒュー・ジャックマンだと気付くのにしばらくかかった。

この場面だけでジャン・バルジャンの19年を表現している秀逸な演出。



それからの展開はそれぞれの演技力、歌唱力で最後までぐいぐい引っ張られた。

最後に訪れる静かな感動。

さすが舞台でロングランを続けるミュージカル。

舞台は舞台で別の素晴らしさがあると思うが、映画で出せる良さはその細かい表情だろうか。

悲痛な表情で切々と歌い上げるフォンテーヌとエポニーヌの気持ちに共鳴せずにはいられない。

ミュージカルだからこその感動というのを実感できる映画だったと思う。


Posted by ちょし on 2013/01/22 with ぴあ映画生活



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by leonpyan | 2013-01-22 08:26 | 映画 | Comments(2)

最強のふたり

最強のふたり (2011)

【監督】エリック・トレダノ / オリヴィエ・ナカシュ
【出演】フランソワ・クリュゼ / オマール・シー / アンヌ・ル・ニ / オドレイ・フルーロ / クロチルド・モレ

★★★★☆ [90点]「パラグライダーはできそうもない」

2ヶ月ぶりの劇場鑑賞、

ハズレは避けたいと思ってランキング上位のこの映画を選びました。

良かったです

フランス映画も久しぶりだったのですが、

あまりフランス映画って雰囲気ではなくて、

このまま英語をしゃべってハリウッド映画だと言ってもいい感じでした。

音楽のせいかな。



話の流れは映画としてはそれほど目新しいものではないし、

笑いもクスッと言う程度だし、

涙が出るシーンもなかったのですが、

月並みな言葉を借りれば

心温まる、生きる力が沸いてくる、そんな映画でした。



邦題の「最強のふたり」ってのはどーなの?と観る前は思いましたが、

フィリップもドリスもこの相手しかいない、

ふたりでいれば最速にもなる、空をも飛べる、という意味で

最強のソウルメイトなのでしょう。

主演ふたりの演技も最強でした。



でも、、あれ、熱湯ですよね?

よい子は絶対マネしないでね、ってテロップいれたい。

あ、あのシーンがあるからPG12なの?(んなわけない)


Posted by ちょし on 2012/10/07 with ぴあ映画生活


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by leonpyan | 2012-10-07 22:33 | 映画 | Comments(0)
ダークナイト ライジング (2012)

【監督】クリストファー・ノーラン
【出演】クリスチャン・ベール / マイケル・ケイン / トム・ハーディ / アン・ハサウェイ / マリオン・コティヤール / ジョセフ・ゴードン=レヴィット / ゲイリー・オールドマン / モーガン・フリーマン

★★★★☆ [90点]「堪能。」

第一作「ビギンズ」の見所がクリスチャン・ベールの萌えキャラ、

第二作「ダークナイト」の見所がヒース・レジャーの怪演とすれば、

この「ダークナイト ライジング」はいまひとつコレ!と言う見所が挙げられないのだけれど、

(敢えて挙げればキャット・ウーマンの小気味良さ?アン・ハサウェイはちょっと線が細すぎだけど)

165分の長丁場、全く退屈すること無く楽しめたので、夏の娯楽映画として満足です。



やっぱりクリストファー・ノーラン版バットマンは面白い。

ダークでスタイリッシュな映像は言うまでも無く、

脇を固める俳優たちが格好いいし、

ハーレクインロマンスに出てくるような大富豪キャラなのにオタクでプチ情けないブルース・ウェインの描き方もツボ。



ただ、今回は悪役にちと説得力がなかった。

最初から最後までこの人は何のためにここまで??と思ってしまって前作の時のような衝撃は無かったですね。

相変わらずタイマン張ったアクションシーンは退屈だし。



一応三部作は終わりだけど、続編とかスピンオフとかも作れそうで、そちらも期待。


Posted by ちょし on 2012/08/09 with ぴあ映画生活



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by leonpyan | 2012-08-09 12:31 | 映画 | Comments(2)

外事警察

外事警察 その男に騙されるな (2012)

【監督】堀切園健太郎
【出演】渡部篤郎 / キム・ガンウ / 真木よう子 / 尾野真千子 / 田中泯 / イム・ヒョンジュン / 北見敏之 / 滝藤賢一 / 渋川清彦 / 山本浩司 / 豊嶋花 / イ・ギョンヨン / キム・ウンス / パク・ウォンサン / 遠藤憲一 / 余貴美子 / 石橋凌

★★★★ [80点]「ドラマ版は観てないけど・・」

渡部篤郎はいまいち苦手なんですが、

尾野真千子と真木よう子見たさに行ってきました。

尾野真千子は思ったより出番が少なかったけれど、

真木よう子はさすがにこういう役はハマりますね。



途中少しわかりにくい場面(単に私の頭が悪いのか?)もありましたが、

最後まで目が離せない展開で楽しめました。



ただ、ドラマ版を観ていないので、個々のキャラクターの関係性などがわからず、

セリフの裏側の意味なんかも取れず、

脚本の良さを最大限に堪能できたかというと疑問です。

やはりドラマを観ていた方がより楽しめるんじゃないかなーと思います。

まあ、渡部篤郎がどうしても好みじゃないので、ドラマを借りてくるほどには情熱が沸かないんですけどね。



Posted by ちょし on 2012/06/09 with ぴあ映画生活

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by leonpyan | 2012-06-09 23:21 | 映画 | Comments(0)

テルマエ・ロマエ

テルマエ・ロマエ (2012)

【監督】武内英樹
【出演】阿部寛 / 上戸彩 / 北村一輝 / 竹内力 / 宍戸開 / 笹野高史 / 市村正親 / キムラ緑子 / 勝矢 / 外波山文明 / 飯沼慧 / 岩手太郎 / 木下貴夫 / 神戸浩 / 内田春菊 / 松尾諭 / 森下能幸 / 蛭子能収

★★★☆ [70点]「阿部ちゃんはサイコーです」

前半は文句なく面白かったです。

久しぶりに劇場で声を出して笑ってしまった。



そのまま後半も突っ走ってくれたら最高な気分で劇場を後にできたと思うのですが、

いかんせんヒロインが活躍しだしてからはストーリーもグダグダになってきたし、

面白みもちょっとトーンダウンして中だるみ気味。

上戸彩は存在感は悪くないんだけどな-。

ヒロインは原作にはないそうなので、やっぱりバランス的にうまくいかなかったと言うことかな。

点数的にはちょっと「惜しい」70点です。



でも前半の突き抜け感を味わうだけでも損はないと思います。


Posted by ちょし on 2012/05/05 with ぴあ映画生活



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by leonpyan | 2012-05-05 14:38 | 映画 | Comments(0)

アーティスト

アーティスト (2011)

【監督】ミシェル・アザナヴィシウス
【出演】ジャン・デュジャルダン / ベレニス・ベジョ / ジョン・グッドマン / ジェームズ・クロムウェル / ペネロープ・アン・ミラー / ミッシー・パイル

★★★★ [80点]「文句のつけようはありませんが」

すごくよくできてます。

サイレントだからこそかもしれませんが、音楽も効果音も全ての音響が効いてます。

俳優の演技もいい。

(一番素晴らしい演技はワンちゃんかも?)

アカデミー賞も納得です。



でも、この映画、アカデミー賞で話題にならず、クチコミ人気につられて期待半分でミニシアターあたりで見たらすごく感動したと思うんです。

逆説的なんですが、メジャーになってしまうとその良さが少しだけ色あせてしまう気がします。

さて、アカデミー賞作品を見に行くか、と構えて行くタイプの映画とは違うような気がするんですよね。

うん、今日はめっけものだったな、いい映画を見たな、と、自分だけの宝物にしたかった(笑)。



それにしても、こんなにまわりの音が気になる映画も珍しい。

隣の人のお腹の鳴る音までが気になったのは初めてです。

これから観に行かれる方はくれぐれも空腹にはお気を付けください。



Posted by ちょし on 2012/04/18 with ぴあ映画生活


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by leonpyan | 2012-04-18 22:34 | 映画 | Comments(0)
種まく旅人~みのりの茶~ (2012)

【監督】塩屋俊
【出演】陣内孝則 / 田中麗奈 / 石丸謙二郎 / 永島敏行 / 吉沢悠 / 柄本明 / 寺泉憲 / 徳井優 / 前田健 / 林美智子 / 中村ゆり / 今井和子 / 阪上和子 / 藤夏子 / 有福正志 / 二階堂智 / 松本利夫 / 平沼紀久

★★★★ [80点]「緑が目に優しいファンタジー」

お茶好きとしては見ないわけにはいかない、と公開初日に鑑賞。

内容の展開には「こんなにうまく行くわけないでしょ」と言う印象は否めないけれど、優しくて爽やかな香りが漂う、ほのぼのとした映画です。

お茶の場合、収穫だけでは無く製茶作業も伴うので、いろいろな苦労があるのはちゃんと伝わってきているし。



青々とした茶畑の風景が主役の映画ですね。

でも、何となく新芽の薄緑色の鮮やかさが足りないな~と思って見ていたら、プログラムには11月撮影と書いてあった。

大人の事情ってヤツですか(笑)。



日本の農業をテーマにしたシリーズ第1作目。

今後陣内孝則演じる金ちゃんが農家お助けマンとして全国行脚するのでしょうか。

第1作目にお茶を選んでくれた塩屋監督には深く敬意を表します。


Posted by ちょし on 2012/03/18 with ぴあ映画生活



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by leonpyan | 2012-03-18 10:12 | 映画 | Comments(0)

ALWAYS 三丁目の夕日’64

ALWAYS 三丁目の夕日’64 (2012)

【監督】山崎貴
【出演】吉岡秀隆 / 堤真一 / 小雪 / 堀北真希 / もたいまさこ / 三浦友和 / 薬師丸ひろ子 / 森山未來 / 大森南朋 / 高畑淳子 / 米倉斉加年 / 須賀健太 / 小清水一揮 / マギー / 温水洋一 / 神戸浩 / 蛭子能収 / 飯田基祐 / ピエール瀧 / 染谷将太 / 正司照枝

★★★★☆ [90点]「手堅い続編」

思いっきりベタな展開なのに、やっぱり泣かされちゃいました。

山崎監督が昭和を題材にしたのは、もともとはVFXをやりたいのが一番だったと思うんだけど、

脚本に関してもかなり当時のホームドラマを研究していると思うし、いろいろな小ネタを押さえているのがすごいですね。

感動度は1>3>2でしたが、淳之介や一平の成長を目の当たりにできるのが楽しいので、満足度の点数は1と同じにします。

そういえば吉岡秀隆も「北の国から」で子役から大人まで、成長とともに役を演じてましたね。

須賀健太くんもそれに続いて頑張ってほしいです。

あともう一回くらい彼らの成長を続編で見られるかな?


Posted by ちょし on 2012/02/20 with ぴあ映画生活

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by leonpyan | 2012-02-20 23:16 | 映画 | Comments(0)

いらっしゃませ!ちょしと申します。映画・観劇の感想、旅行記、カメたちの写真などを載せています。よろしかったらコメント残してくださいませ♪


by ちょし