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六月大歌舞伎

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歌舞伎座、6月大歌舞伎の昼の部を観てきました。

今日はね、単衣の結城を着て行ったんですが、幕間にトイレに行き、ちゃんと帯は直したんだけれど
そのあとに後ろのおはしょりをちょっと整えたら帯のたれが跳ね上がっちゃったんでしょうね、
ロビーで携帯を見ていたら後ろから来たおばさまが「帯が上がってる!!」と言いながらパシッとたれを下してさっさと歩いて行かれました。
ええ、有り難いことです。「ありがとうございます」も言いました。
でもちょっとびっくりというか怖かった・・・。

そうかと思えばトイレで化粧直ししていたら、隣に立っていたおばさまが
「あぶら取り紙いります?ホテルに泊まると貯まっちゃって」って1セットくださいました。
私、油っぽかったでしょうか(笑)。

ついでに書いちゃうと、今日もカメプロクラブでチケットを頼んだので、たぶん私の周りは亀ちゃんファンが多かったろうと思います。
亀ちゃんは3つの演目のうち、前の2つだけの登場でした。
隣りに座っていたおばさまはその向こう隣りの2人のおばさまと一緒にいらしていたのですが、2番目の亀ちゃんの舞踊の演目が終わったら
「あー、楽しかった。満足したわ。もう帰りたい。帰るわ。ビール引っかけて」とお1人で帰ってしまわれた。
お友だちのお二人は「私は吉右衛門さんも好きだから観ていくわ」と残ってらっしゃいました。

歌舞伎座、何だか面白いです。

1.名月八幡祭
  縮屋新助 尾上松緑
  芸者美代吉 市川笑也
  藤岡慶十郎 坂東亀蔵
  魚惣 市川猿弥
  魚惣女房お竹 坂東竹三郎
  船頭三次 市川猿之助

新潟から商いに出てきた新助が深川の芸者美代吉に惚れ込みお金を工面しますが結局けんもほろろにされてしまう。
純朴で一途な男は怖いわよ~というお話。
いや、美代吉とか三次とかひどすぎるでしょ。新助さん、お気の毒・・。
笑也さんの芸者姿は艶やかで、これじゃあ新助も夢中になるわね、説得力があります。
亀ちゃんのいい加減で調子のいいダメンズぶりもなかなかでした。
雨と雷の舞台効果が素晴らしかった。

2.浮世風呂
  三助政吉 市川猿之助
  なめくじ 中村種之助

亀ちゃんの舞踊には元気をもらえる気がします。
今日の演目はテンポもよくコミカルで楽しめました。
なめくじが「なめくじ」と書いた着物を着ているのは笑いました。

3.御所桜堀川夜討 弁慶上使
  武蔵坊弁慶 中村吉右衛門
  侍従太郎 中村又五郎  
  卿の君・腰元しのぶ 中村米吉
  花の井 市川高麗蔵
  おわさ 中村雀右衛門
 
弁慶が頼朝の命を受け、義経の正室の首を討ちに侍従太郎の館を訪れますが、
懐妊中の卿の君の身代わりとして同じ年恰好の腰元しのぶを身代わりにすることに。
実はしのぶは弁慶の娘であった、という悲しいお話。
吉右衛門さんの号泣シーンはグッときます。

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by leonpyan | 2017-06-09 23:35 | 歌舞伎鑑賞 | Comments(0)

花戦さ

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花戦さ (2017)

【監督】篠原哲雄
【出演】野村萬斎 / 市川猿之助 / 中井貴一 / 佐々木蔵之介 / 佐藤浩市 / 高橋克実 / 山内圭哉 / 和田正人 / 森川葵 / 吉田栄作 / 竹下景子


★★★★ [80点]「花が主役は新鮮」

この時代のお話は歴史上の人物それぞれに先入観や思い入れがあったりして、なかなか素直な見方ができないのだけれど、今回の主役は花、そして初めて聞く池坊専好という僧侶である。
よくある戦国時代の信長や秀吉や利休を軸としたお話とは少し違うところが新鮮に感じた。
池坊専好のキャラクターが野村萬斎にぴったりと合っていて、ともすれば重苦しいストーリーが明るく救いのあるものとなっている。

利休が専好を草庵に招き茶を点てるシーンは印象的だ。
利休に心を開き癒される専好。
そして対照的に利休の茶室で我儘なふるまいをする秀吉@猿之助。
名だたる戦国武将たちが魅了された利休の秘密がそこにはある。
素直に悩みを打ち明け泣くのも、困らせようと駄々をこねるのも本質的には変わらない。
利休は黒樂に象徴されるように懐深く客人をもてなし包み込み受け入れる。
しかし利休自身は決してぶれることはない。
私の中で様々な利休像が交錯していたが、佐藤浩市の利休は自分の中でスッと穏やかに着地した。

最後に、華道というのは茶道から派生したもの、と思いこんでいた私。
たいへん浅薄でした。ごめんなさい。


Posted by ちょし on 2017/06/05 with ぴあ映画生活

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by leonpyan | 2017-06-05 23:23 | 映画 | Comments(0)

髑髏城の七人 Season花

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「IHIステージアラウンド東京」のこけら落とし公演、『髑髏城の七人』を観てきました。

360度繰り広げられるステージ、中央で回転する客席。
アジア初のエンターテインメント劇場を体感したかったのと、劇団☆新感線が初めてだっだので、とても楽しみにしていました。

テーマパークのアトラクションと劇場が合体したような感じ。
舞台だけでなく、幕をスクリーンに見立てて映像を映し出し、劇場全体が髑髏城の世界観の中に没入していきます。

時は信長の死から8年目、秀吉の時代のまだ荒野ばかりの関東が舞台。
殺陣も多く、演出も凝っていて、アクション映画好きの私はとても楽しめました。

特に好きな俳優が出ていたわけではありませんが、豪華なキャスト。
やっぱり古田新太は美味しいところをすべて持って行きますね。
山本耕史は立ち姿が綺麗。殺陣もいい。でも悲しい役でした。
小栗旬も着流しが似合っていて恰好よかった。
清野菜名は最近よくいい役に抜擢されているので、特に美形でもないのに何故、と思っていましたが、アクションはとても上手い。
ただ、3カ月の長丁場のせいか、喉がつぶれ気味でセリフが聞き取りにくかったのがちょっと残念。

来月にはSeason鳥を観に行きます。
キャストがガラリと変わり、演出も少し違うみたいで、こちらも楽しみです。

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by leonpyan | 2017-06-03 14:11 | 観劇 | Comments(0)
第三日目の朝はホテルのビュッフェで。
せっかくのオークラプレステージ台北での宿泊ですから、一日くらいはホテルで豪華な朝食をいただきたいですからね。
写真を撮りませんでしたが、オムレツもデニッシュもサラダも美味しかったです。
ホテルのビュッフェには和食も中華もありますが、ついつい洋食に走ってしまいます。

この日の午前中は私だけ自由行動を取らせてもらって、台北を北上し、ある茶人のサロンに行きました。
その間Kemiちゃんたちは買い物をしたりマンゴーかき氷を食べたりしていたようです。

午後に台北101の『鼎泰豊』で合流。
私は茶人のお宅で端午節のちまきとアップルマンゴーをご馳走になっていたのでお腹いっぱいでしたが、
皆は定番の小籠包やワンタンやちまきを食べました。

午後4時に台北101の正面玄関で知り合いのタクシー運転手さん、北哥と待ち合わせ。
この日は午後から夜まで観光貸切をお願いしていました。
まずは十份へ。

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ランタン(天燈)飛ばし体験で賑わっていました。
もともとは元宵節のランタン祭りでランタンを飛ばしていたのが始まりですが、
今ではすっかり観光スポットです。
私たちも思い思いの願い事をランタンに書いて飛ばしました。
お店のお兄さんが写真を撮ってくれるのですが、手慣れたものでいい写真が撮れました!

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さっきまでランタンを飛ばしていた線路にしっかり電車が入ってくるんですよね。
電車の来る時間になると駅員のお姉さんが怖い顔で線路から離れるように注意して回ります。

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想像以上に盛り上がった十份を離れ、九份へ。
少しずつ陽が落ちていき、上に登ったころには夜景の時間になっていました。

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昼食が遅めだったのでまだあまりお腹が空いておらず、とりあえずデザート系を。
『阿柑姨芋圓』の芋圓をいただきました。

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『九份茶房』で蜜香烏龍をいただきます。
観光地の喧騒の中で、ここでは静かなひと時が過ごせます。

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九份の風景も堪能したので、帰路につきました。

ホテルに帰ると台中の日出から日本で頼んだ通販の荷物がどっさり届いていました。
それを各自分けて荷物整理をしていたらすっかり疲れてしまい、この日はこれでお開き。
最後の台北の夜は荷物との格闘でした(笑)。
でも美味しい荷物をどっさり抱えての帰国もまた幸せなものです。

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最終日の朝は少し遠出をして光復市場にある『周家豆腐捲』で
この店の看板メニュー豆腐捲と豆乳をいただきました。

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市場は朝から賑わっていました。
新鮮な魚や野菜がたくさん並んでいます。

ホテルに戻り、チェックアウトをして松山空港へ。
楽しかった台北旅行も終わりです。

帰国してもまたすぐに行きたくなる台湾。
今回もたくさんの台湾の方にお世話になりました。謝謝!

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by leonpyan | 2017-06-03 13:22 | 旅行 | Comments(0)
台北二日目の朝は『阜杭豆漿』へ。
思ったほど並んでいませんでした。
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定番の鹹豆漿と厚餅夾蛋をいただきました。
安定の美味しさ!

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そして、早朝の龍山寺へ。
大勢の尼さんの読経が心地よく響きます。
長くて太いお線香を持ち、それぞれの神様のもとへ御礼とお願い事に回ります。

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そのまま胡椒餅を買いに行きました。
まだ開店前だったので整理券をいただきます。2番!
ちょっと時間をつぶしてから熱々の胡椒餅を公園でいただきました。
昔、油が手の甲に飛んで火ぶくれになったことがあるので、注意、注意・・。

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ホテルに戻り、少し休憩してから次の目的地、迪化街へ。
青木由香さんのお店『你好我好』です。
お土産にぴったりの可愛い小物がたくさん。
ジェンさんの服も売っています。

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茶友まりちゃんに教えてもらったお店『夏樹甜品』で杏仁豆腐をいただきました。
これも絶品!

迪化街は北側がどんどん発展して新しいオシャレな店が増えていますね。
定番のドライフルーツ、カラスミを購入。
今回は籠バッグは諦めました。。。

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ホテルに戻り、一階のバーで一休み。
宿泊サービスの紅茶をいただきました。

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そして茶藝館『小慢』へ。
一緒に行った友人は麗茶の生徒さんでもあります。
皆さんお茶淹れは問題ありません。

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夕食は永康街の『秀蘭小吃』にて。
上海料理のお店は台北には多いのですが、ここの「白菜獅子頭」はNO.1の美味しさでした。
野菜料理も美味。

この日もマッサージへ。
「豪門世家理容名店」で全身マッサージと顔マッサージをやってもらいましたが、
顔マッサージがなかなか当たりでした。
毛穴の掃除や産毛の処理もしてくれて、翌日は顔がツルツルでしたよ。

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by leonpyan | 2017-06-01 23:17 | 旅行 | Comments(0)

四月大歌舞伎

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今月は歌舞伎座昼の部に続いて夜の部も。
それも初めての千穐楽。
亀ちゃんの奴道成寺があるからね。

頑張って菖蒲(勝負?)柄の訪問着を着ていきましたよ。
でも、歌舞伎座にお着物でいらっしゃる皆さんはつわもの揃い。
張り合うつもりはとんとないし、目の保養させてもらってますが、何か、気慣れてる感すごいわー。
私もいつかは和服でああいう空気感出せるようになるかしらん。

1.傾城反魂香
  浮世又平 中村吉右衛門
  女房おとく 尾上菊之助
  土佐修理之助 中村錦之助
  土佐将監 中村歌六
  将監北の方 中村東蔵

新春浅草歌舞伎で巳之助と壱太郎が演じた演目ですね。
吉右衛門の又平はさすがという感じ。
喜怒哀楽の表現が素晴らしい。

2.桂川連理柵
  帯屋長右衛門 坂田藤十郎
  信濃屋娘お半・丁稚長吉 中村壱太郎
  義母おとせ 上村吉弥
  隠居繁斎 中村寿治郎
  弟儀兵衛 市川染五郎
  長右衛門女房お絹 中村扇雀

藤十郎さん、御年85歳でいらっしゃるものね。
これが2、30年前だったらめっちゃイイ男の役がハマっていたのかもしれないけれど、
うーん、残念ながら声はよく聞こえないし、お半がなぜ長右衛門にここまで惚れるのか理解できない図式になってしまっている。
そこは脳内補完するしかないのかな。
意地悪義母の吉弥、アホ連れ子の染五郎、鼻たれ長吉の壱太郎はコミカルで良かった。
それにしても長右衛門38歳、お半14歳という設定には驚きます。

3.奴道成寺
  白拍子花子実は狂言師左近 市川猿之助
  所化 尾上右近
     中村種之助
     中村米吉
     中村隼人
     市川男寅

たぶん、私の周りの観客は皆KameProClub会員でチケット手配した人たちに違いない。
それまでの演目では船を漕いでいた人たちが、猿之助が出て来たらしっかり声援を送っていた。
1階12列中央の席。
亀ちゃんと目が合う(ような気がする)席なんだよねー。
ほんと、亀ちゃんの舞は素晴らしかったです。
来て良かった~~。
所化役では右近がとても良かったと思いました。

亀ちゃんの動き、先日の宝塚宙組の朝霞まなとさんの動きに続き、
頭の先から指先まで、そしてその表情、とても勉強になります。
その集中力と緊張感としなやかさ、茶淹れの参考にしたい!

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by leonpyan | 2017-04-27 00:25 | 歌舞伎鑑賞 | Comments(0)

宝塚 宙組公演

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初めての宙組公演!
やっとイープラス貸切の抽選に当たりました。
それも前から9列目、ほぼ中央の席というくじ運の良さ。
去年『エリザベート』が外れて涙を飲んだことはこの際忘れることにしよう(笑)。

今回はお茶仲間の順子さんをお誘いして、着物で観賞。
順子さんは宝塚=すみれを意識して紫色のお召し。
私は普段はあまり袖を通すことがないベージュピンク地に蘭の柄の訪問着。
宝塚は着物の人はそれほど多くはありませんが、この華やかな場所にはオシャレをして行きたくなります。

前半の『王妃の館』、コミカルでとても面白かった!
トップの朝夏まなとさんは歌も上手いし、ユーモアのある演技もできるし、
手足が長くて特に手の動きがとても素敵。
指先まで神経の行き届いた動きで、見惚れてしまいました。
娘役トップの実咲凛音さんも歌も踊りも上手くてこの公演で引退というのは残念。

レビューの『VIVA! FESTA』もエネルギッシュで素晴らしかったです。
特に「ソーラン節」が良かった。
客席に降りてきて、ハイタッチをしてくれるのも嬉しいファンサービスだよね。

順子さんも初宝塚を堪能してくださったようで、お誘いして良かったです。

次は雪組公演のチケットを狙っているのだけれど、
トップ二人の引退公演でもあるので争奪戦になりそう。
私ごときのくじ運では難しいかも・・・。

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by leonpyan | 2017-04-21 22:04 | 観劇 | Comments(0)
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歌舞伎座で歌舞伎を鑑賞すると、
たいていは長いお芝居の中の数幕を名場面として上演することが多く、
時には話の前後関係がわからず、解説を読まなくては何のことやらさっぱり、ということもあります。

歌舞伎初心者の私は基礎的な知識もないので、楽しむためにはとにかく経験を積むしかありません。
有名な演目を通しで上演する時にはなるべく観るようにしています。

国立劇場での歌舞伎上演は「通し狂言」のことが多く、
去年の10,11,12月は『仮名手本忠臣蔵』がかかり、頑張って月に一回観に行きました。
通しは時間が長いので観るのも大変だけれど、お話が最初から最後までわかるのはやはりありがたいものです。

今回は吉右衛門主演の『伊賀越道中双六』。
仇討ちのお話。
殺陣あり、恋バナあり、見どころたくさん。
でも昔のお芝居ってなぜ家族を犠牲にするお話が多いのでしょう。こ、子供は・・。

吉右衛門さん、演技はさすがですが、立ち回りはやはりお年のせいか大変そう。
錦之助さんの悪役もなかなか。
隼人さんも頑張っていて、萬屋さんは美形の家系ですね。
菊之助の色男ぶりと米吉の可愛さも楽しめました。

今日は前から6列目でほぼ真ん中。
いいお席でした!


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by leonpyan | 2017-03-24 23:00 | 歌舞伎鑑賞 | Comments(0)

牯嶺街少年殺人事件

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古嶺街〈クーリンチェ〉少年殺人事件〈4Kレストア・デジタルリマスター版〉 (1991)

【監督】エドワード・ヤン
【出演】チャン・チェン / リサ・ヤン / ワン・チーザン / クー・ユールン / タン・チーガン / ジョウ・ホェイクオ / リン・ホンミン / チャン・ホンユー / ワン・ゾンチェン / タン・シャオツイ / ヤン・シュンチン / ニー・シュウジュン / ワン・ウェイミン / チャン・クオチュー / エレイン・ジン / ワン・ジュエン / チャン・ハン / チアン・ショウチョン / ライ・ファンユン / シュー・ミン / シュー・ミンヤン


★★★★★ [100点]「20数年ぶりに会う憧れの・・」

エドワード・ヤン監督の映画を初めて観たのは1987年台北に住んでいた時だった。
その年の金馬奨作品賞を受賞し話題になった『恐怖分子』。
衝撃だった。
日常に潜む闇、都会の闇を見事に描いていた。

その時私の記憶にエドワード・ヤン=楊徳昌監督の名前がしっかり刻まれたのであるが、
次の作品『クーリンチェ少年殺人事件』が世に出るまで5年の月日が流れ、当時の私は台湾映画のチェックもすっかり忘れ、日本での公開を見逃してしまった。
後年、ビデオ版を探しあて、家で鑑賞し、またもや衝撃を受けたのであるが、小さなテレビでは画面も暗く、劇場で観なかったことを後悔したものだった。
そんなわけで私にとっては今回の公開は、昔憧れ続けていた先輩に20年ちょっとぶりに会って話ができたようなそんな感覚だ。

先輩は昔と変わらず素晴らしかった。
ルックスは昔よりもずっと洗練されたようだ(デジタル化で画面はより鮮明になった)。

光と闇との対比によって象徴される世界は1960年代の台湾の時代背景をそのまま映し出す。
自分で懐中電灯を持って照らし続けなければ自分のいる場所さえ見失ってしまう。
もちろんこの時代の台湾の混沌と閉塞感は大きなテーマであるが、
思春期特有の危うさや焦燥感、行き場のない自意識など、少年の普遍的な内面の葛藤が描かれている。

一回目に観た時には私は小四と同様に小明の言葉に動揺し、ショックを受けた。
今回は最初から小明がどんな境遇で、どんな行動に出ているのかを知っていたので、初回の時ほどの衝撃はなかったが、
236分、ただただスクリーンの美しい映像に酔いしれた。
それはまるで一枚一枚切り取られれた絵画のようで、その構図の完璧さは驚くばかりである。


Posted by ちょし on 2017/03/18 with ぴあ映画生活


ここからは蛇足を少々・・・。
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by leonpyan | 2017-03-19 11:52 | 映画 | Comments(0)
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恒例になっている高校の同級生観劇グループの招集。
今日は『不信~彼女が嘘をつく理由』を観てきました。

作・演出 三谷幸喜
出演 段田安則 優香 栗原英雄 戸田恵子

会場の東京芸術劇場シアターイーストは真ん中に舞台を設け、観客席は左右8,9列のみ。
とても密接な空間で、臨場感あふれる舞台でした。

役者さんはたったの4人。
舞台装置も椅子が動くだけ。
役者のセリフと表情だけで魅せる心理劇です。
三谷幸喜の脚本はシリアスで緊張感漂う場面にも笑いがあって2時間飽きさせません。

段田さんはさすが安定の上手さ。
優香さんは顔が小さい!可愛い!
栗原さん、声が渋くて素敵。
戸田さんはあの細い身体にどんなパワーが隠されているのか・・。

あー、面白かった!

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by leonpyan | 2017-03-15 22:22 | 観劇 | Comments(0)

いらっしゃませ!ちょしと申します。映画・観劇の感想、旅行記、カメたちの写真などを載せています。よろしかったらコメント残してくださいませ♪


by ちょし