君の名は。

君の名は。 (2016)

【監督】新海誠
【出演】


★★★★☆ [90点]「映像にうっとり」

予告編を観た時はよくある入れ替わりモノと思って特にチェックしていなかったのだが、この大ヒット。
友人からも薦められて、期待を胸に劇場へと向かった。

オープニングから広大な宇宙の神秘映像。
これはちょっとただの青春モノではないかも?と思いつつ、ちりばめられた伏線や画面内の情報を見逃すまいと目を凝らす。

最初は三葉の住む町がどこにあるのかは知らされない。
それでもその美しい自然と大きな鳥居、お神楽シーンは日本の原風景を象徴するような神々しさを感じさせる。
瀧の住む東京の風景は馴染みの深いものだけれど、自分の知っている東京ってこんなにキラキラしていたっけ?と思うほど美しい。
映画全体が「Discover Japan」(死語?)のPR動画の如くである。

内容は何を書いてもネタバレになるので控えるが、設定に突っ込みどころはあれど、こういうストーリーはいくつになってもキュンとする。
自分もどこかで忘れてしまって置いてきた何かがあるんじゃないか、とふと思ったり。


Posted by ちょし on 2016/09/21 with ぴあ映画生活

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# by leonpyan | 2016-09-21 21:05 | 映画 | Comments(0)

富士登山

二年前に目標を定めた富士登山。
健康のために始めた朝のウォーキングを継続させるために設定した目的でした。
プラス、家人が学生時代に山岳同好会だったこともあり、家族共通の趣味を持つ意味もありました。

目標設定した最初の年の夏と秋には富士山登頂を目指して大菩薩嶺、雲取山、
翌年の冬と春には足慣らしに筑波山、大山で経験を積みました。
当初は去年の夏に実現する予定でしたが、胆石症で入院・手術をしたため、一年延期。

療養のため、体重だけでなく筋肉と体力もすっかり落ちてしまい、
不安にかられ今年初めからウォーキングに加えてスクワットや腹筋、ダンベルカールなどの筋トレも増やしました。

週末にはウォーキングは江戸川土手まで足を延ばします。
天気のいい日は遠くに富士山が見えて、そのたびに「待ってて!今年こそは行くから!」と気分を高揚させていました(笑)。

登山計画はすべて家人にお任せでした。
混んでいる時期は避ける→夏休みが終わってから。土日はNG。
混んでいるルートは避ける→一番人気の富士吉田ルートはNG。
高山病を少しでも回避するため、標高の低めスタートのルートを選ぶ→須走ルートに決定。
天気の悪い日には登らない→ギリギリまで日程に幅を持たせて直前の天気予報でいい日を選択。

いよいよ。
9月第一週の金・土。
東京駅から高速バスで御殿場まで行き、
御殿場からバスで富士須走口五合目に到着。
(東京駅8:20発、御殿場着9:50、御殿場発10:35、須走口11:35着)

ここは標高1960m。
人気の富士吉田口が2305mからのスタートですから、若干辛そうなイメージですが、
団体客も少なく、その分空いていてゆったり歩けます。
茶店のおばあちゃんも可愛らしくて親切でした。

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須走口で昼食を取り、少し体を標高に慣らしてから12時過ぎに登山開始。
雲取山ではハイペースで後が辛かったので、一歩一歩ゆっくり進みました。
須走ルートは最初は緑も多く、登山道と下山道が分かれているので登りやすいと思います。

4時前に初日の宿泊先、大陽館に到着。
七合目、標高2925m。
後ろに頂上が見えます。

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5時に夕食。
富士山ではコンロが使用禁止なので、自炊はNG。
富士山の山荘の中でもここは美味しいと評判です。
ご飯と豚汁はお代わり自由。

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夕食後に外へ出てみると、雲海が広がっていました。
こちら側は日の入りは見えませんが、少しずつピンク色になっていく雲がきれいでした。

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8時消灯。
夕食後は特にすることもないので、7時ごろには横になりました。
山小屋宿泊は雲取山荘で経験済みでしたので、
狭いのは覚悟していましたが、ここは比較的快適に過ごすことができました。

夜中の3時に起きて登頂準備。
ここは荷物を置かせてもらえるので、登頂に必要なものだけをナップザックに詰めました。

4時に宿を出て、ヘッドランプを照らしながら山頂に向かいます。
空には満点の星。
宇宙はなんて広いのだろう、地球は決してひとりぼっちじゃない、と実感します。

5時半くらいには八合目に到着。
次第に空が明るくなってきました。

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ご来光は6時過ぎに本八合目にて。
雲海から顔を出すお日様。

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ご来光で普段は青黒い富士山も、赤く染まっています。

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7時半くらいに頂上に到着。
富士山本宮浅間大社東北奥宮の久須志神社にお参りをして、
お鉢廻り(旧噴火口をぐるりと一周します)をしました。
ゴジラの背中のような溶岩がゴロゴロところがっていました。

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富士山の三角点、剣ヶ峰。
標高の最も高い場所です。
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剣ヶ峰での記念撮影は30分待ち(笑)。
寒いし風が強いしで、顔が笑ってない。。。

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9時半くらいから下山を開始。
途中で大陽館で荷物を受け取り軽い昼食を取りました。

行きはよいよい帰りは恐い。
私は下りが苦手で、いつも左足の太ももの裏を痛めるのですが、
今回も下山の途中から痛みが出て、かなりスローペースになってしまいました。
須走の下山ルートは砂走と言って、小走りで降りることもできるのですが、
かえって砂に足を取られて痛みが増し、やっとの思いで降りました。

午後1時過ぎに須走口に到着。
ホッと一息。
行きに昆布茶をサービスしてくれた菊屋さんで食べたソフトクリームの美味しかったこと!

14時35分発のバスに乗り15時25分に御殿場駅に到着。
御殿場駅から16時19分発の高速バスで東京駅に18時20分ごろ到着。
家に着いたのは午後7時を回っていました。

家人は山荘に着いたくらいから若干頭痛があり、高山病の症状があったそうな。
私は高山病は大丈夫でしたが、脚力のなさを痛感。
次は高い山はやめよう、と意見が一致しました(笑)。

それでも二年かけて計画してきた富士登山が無事に達成できて、感無量です。

登山の良さは余計なことは何も考えずに生きていることを実感できる。
そんな気がします。

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# by leonpyan | 2016-09-04 17:30 | 旅行 | Comments(0)

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ (2016)

【監督】庵野秀明 / 樋口真嗣 / 石田雄介
【出演】長谷川博己 / 竹野内豊 / 石原さとみ / 逢笠恵祐 / 市川実日子 / 岩崎一洋 / 大迫一平 / 小野塚老 / 川井つと / 城野マサト / 小出恵介 / 近童弐吉 / 佐藤裕 / 末吉司弥 / 諏訪太朗 / 竹内義貴 / 鶴見辰吾 / 中田春介 / 南原健朗 / 橋本じゅん / 平泉成 / 古谷佳也 / 松澤仁晶 / 水野駿太朗 / 村本明久 / 柳英里紗 / 余貴美子 / 渡辺哲 / 大杉漣 / 片桐はいり / 國村隼 / 高良健吾 / 斎藤工 / 柄本明 / KREVA / ピエール瀧


★★★★☆ [90点]「ゴズィーラ!!」

周りでも評判だったので、ネタバレが蔓延しないうちにと観てきました。

驚いた!笑った!ドキドキした!面白かった!



パニック映画にありがちなお涙頂戴的演出がないのがとても潔く、怪獣映画でありながらも密室劇のような構成が新鮮でした。

ちょっと台詞が速くて聞き取れない部分もあったし、私の頭では理解しきれないところもありましたけれどね。
事前に何も情報を入れないで観に行った方がいいと思います。



ネタバレになるからあまり書けないけれど、ゴジラの登場は衝撃的でした。

あれがそうだなんて、聞いてないよーー。
あれは別物で、ゴジラが助けに来るのかと思った。


Posted by ちょし on 2016/08/29 with ぴあ映画生活

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# by leonpyan | 2016-08-30 23:42 | 映画 | Comments(0)
《シネマ歌舞伎》怪談 牡丹燈籠 (2009)

【監督】戌井市郎
【出演】片岡仁左衛門 / 坂東玉三郎 / 片岡愛之助 / 中村七之助 / 中村錦之助 / 上村吉弥 / 坂東三津五郎 / 中村壱太郎 / 中村吉之丞 / 坂東竹三郎


★★★☆ [70点]「カラーンコローンは序章」

牡丹燈籠の幽霊潭の部分はほんの一部であることは知っていたけれど、こんなに長いお話だったとは。

円朝の落語は数日間に渡ったそうなので、初めて聴く人たちは次の話を聴くのが楽しみだったろうな、と想像されます。



歌舞伎の場合はやはり役者の競演が見どころ。

仁左衛門&玉三郎のコンビは安定の面白さ。
クライマックスは二人の姿がそのまま浮世絵になったかのような見せ場。

故三津五郎のコミカルな役回りとキレのある円朝の二役も良かった。

でも一番印象に残るのは故吉之丞のお化け演技・・・。



内容は幽霊登場の部分は話の前振りのようなものでしたね。
話の軸は新三郎を裏切った伴蔵と妻のお峰の顛末、お国と情夫源次郎の逃亡劇でした。

お化けよりも怖いのは人間の業、ということでしょうか。


Posted by ちょし on 2016/08/29 with ぴあ映画生活

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# by leonpyan | 2016-08-30 10:16 | 映画 | Comments(0)
《シネマ歌舞伎》野田版 研辰の討たれ (2007)

【監督】
【出演】中村勘三郎 / 中村福助 / 中村橋之助 / 市川染五郎 / 中村獅童 / 中村勘太郎 / 中村七之助 / 中村源左衛門 / 片岡亀蔵 / 坂東彌十郎 / 中村扇雀 / 坂東三津五郎


★★★★ [80点]「役者魂」

先週BSフジで放送された『映画 中村勘三郎』を観た。

何度か舞台は観ているし、世代的にも近いので勘九郎時代からの活躍はある程度知っているつもりだったが、その革新的かつストイックな姿勢に今更ながらに打たれた。



ちょうど勘三郎主演のシネマ歌舞伎が上映中だったのでいいタイミングと思い、観賞。



これは舞台で観たかった。

勘三郎の動き、台詞、汗、すべてをその空間で体感したかった。

野田秀樹の脚本・演出は笑いも豊富。

小気味よいリズムの喜劇を観ているようで、役者さんたちも愉しんでいるのがわかる。

『映画 中村勘三郎』ではこの舞台の練習中の映像も映されていて、それがものすごい緊張感だっただけに、かえって胸に迫るものがある。

ひとつの舞台を作るまでの勘三郎の厳しさが笑いの中にオーバーラップする。



この舞台では今は亡き勘三郎、坂東三津五郎、中村源左衛門の3役者が活き活きと演じている。

彼らの演技はこうやって映像でしかもう観られないのかと思うと、残念でならない。


Posted by ちょし on 2016/08/05 with ぴあ映画生活

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# by leonpyan | 2016-08-05 21:33 | 映画 | Comments(2)

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by ちょし