新選組!

NHKの大河ドラマ『新選組!』もあと2回を残すところとなりました!

始まる前は、大河ドラマ初体験の三谷幸喜の脚本、主演がSMAPの香取慎吾、そして幕末の"敗者"(悪役と思う人も多い)新選組が題材ということで、期待と不安が半々というのが正直なところでした。
が、気がついたら家族揃って見事にハマッていたんですよ。
特に小学生の息子がこのドラマをきっかけに時代劇や歴史に興味を持つようになったのは驚き!
三谷幸喜は子供の頃、大河ドラマを家族と一緒に夢中になって観ていたそうで、それ以来歴史が大好きになったのだとか。
今回の仕事も、子供たちが家族と一緒にこのドラマを楽しんでくれたら、という願いをこめて引き受けたとのこと。
息子のまわりの友だちも結構ハマッていたので、三谷幸喜の願いはしっかり子供たちに伝わったみたいです。

歴史の流れをつかむのが難しい幕末ではありますが、このドラマが小学生にもウケたのは、やはり三谷幸喜のテンポのいい脚本と、わかりやすく感情移入しやすいキャラ設定のおかげでしょう。
RPGのように主役のまわりに仲間が集まってくる成長物語になっていて一緒に旅をしている感覚が味わえるのかも。
後半、一人一人死んだり抜けたりしていきますが、各キャラのエピソードが丁寧に語られているのも面白い。

欠点と言えば、やはり三谷幸喜の世界は舞台的なので、大河ドラマの特徴であるロケが少ないこと、どうも密室でチョコチョコしているイメージがあることかな。
殺陣や戦闘シーンに迫力がないのも往年の大河ドラマファンにウケない理由のひとつかと。

ところで舞台的、と言えば、三谷脚本に欠かせないのがキャスティング。
今回も味のある俳優さんたちがすばらしい演技をみせてくれました。
私の一番のお気に入りは土方歳三を演じた山本耕史!友人はオダジョーや藤原竜也に転んでおりましたが。
イケメン軍団が母親たちのハートをグッとわしづかみ~♪

そうそう、このドラマを楽しむ上で素晴らしいサイトがあったのをご存知でしょうか?
糸井重里氏がプロデュースする、『ほぼ日刊イトイ新聞』というサイトにある『新選組!』with ほぼ日テレビガイドというコーナーで、毎週ドラマを観た感想対談がアップされるのです。
これがめちゃくちゃ面白い!ドラマを観て楽しみ、このサイトを観て楽しみ、一粒で二度美味しい!みたいな。
このコーナーでは独自に『新選組!』のDVDを発売しちゃおうなんて動きもあって、とりあえず目が離せません。

c0004750_17405975.jpg

そんなこんなで、我が家はこの秋は京都に行って壬生寺詣でまでしてしまいました。
↑こんな石碑も発見。お金を入れると新選組の歌が流れる!

でも、今回の京都旅行で私が一番印象的だったのは八木邸でも壬生寺でも本願寺でもなくって、東山霊山護国神社にある、坂本龍馬のお墓でした。
京都の街を一望できる絶景にあり、まるで龍馬が日本の行く末を見守っているようなロケーションだったのです。
幕末と言えばやはり龍馬は欠かせない。
今回、ドラマでは史実とは異なり龍馬と近藤勇が友人であったと言う設定を取り、ずい分批判されていましたが、三谷幸喜の中にも龍馬の存在は絶対にはずせないものだったのでしょう。
龍馬をからめることによっていろいろな可能性や夢を織り込むことができる。
幕末を疾風のように駆け抜けていった新選組隊士たちの青春を描くために龍馬の魔法が必要だったに違いありません。
[PR]
# by leonpyan | 2004-12-02 17:52 | ドラマ(その他) | Comments(2)

ハウルの動く城

c0004750_23294465.jpg
宮崎駿監督の新作『ハウルの動く城』2回目観てきました!

1回目は家族と行ったのだけれど、旦那も子供も終わってから「う~ん」なんて感じで、いや~、話がはずまない、はずまない。
私も鑑賞直後は「これって美少年フェチにはうれしいかもしれないけど、ストーリー的には説明不足で消化不良だな。」と思ったんだよね。

実は宮崎監督の映画はそれほど観ていない私。
初めて劇場で観た『紅の豚』がちょっとハズレだったもので、それからずっと足が遠のいていたんですわ。
『もののけ姫』もビデオで観たんだけど、何だかすっきりしなかった。
でも『千と千尋』は評判もよかったので子供と観に行ったら、素直に感動できちゃって、その年のベストの一本になりました。

で、今回の『ハウルの動く城』はと言いますと、そう、観た後は疑問がうずまいちゃって、果たして駄作?なのか、芸術作品?なのか評価に苦しみました。
登場人物の行動パターンに理解できない部分があるし、戦争を背景にしているにしては半端だし、何よりラストは広げた風呂敷を急いでたたんだみたいな感じで慌しい。

しか~し!時間がたつにつれ、どうも後を引くんですね、この映画。
気がついたらネットで『ハウルの動く城』と打ち込んでググッてている自分がおりました。
世間的には評価は賛否両論ですが、絶対的な支持者も多い。
どうやら私はこの絶対的支持者寄りになりつつあるようなんです。

何よりもハウルがとっても素敵でした。外見もさることながら、あの紳士的な登場の仕方。(このときの木村拓哉の声がまたマッチしてるんだ!)
で、実はワガママで甘えん坊な面があるんだけど、そんな弱い部分をヒロインにだけ見せるところがまた何ともたまらないんだな~。
2ちゃんねる風に言えば、まさしく「ハウル萌え~~~~」ってな感じです。

2回目観た時には、ヒロインにも感情移入できました。
長女で責任感が強く真面目で、自分のやりたいことが何かもわからずに鬱屈するものを抱えていた18歳のソフィーが、魔女の呪いで老婆に姿を変えられたことでかえって開き直り積極的に生きていくようになる。
ハウルと出会い、恋をすることで自信を取り戻し、自分の居場所を見つけていく。
自分の今置かれた状況から飛び立てない女性って案外多いと思うんですよ。
でも視点を変えてみたり、箱庭から出てみると、いろいろなことがわかったりするじゃないですか。
老婆になって冒険にでかけたソフィーからは、人生、捨てたもんじゃない、って元気をもらえる気がします。

この映画、あくまでもラブストーリーなんだけど、その中には年をとることの素晴らしさだとか、家族の大切さ、戦争のナンセンスさ、なんかがさり気なく語られています。
でも、今回の宮崎監督はそれほど説教臭くなく、メッセージ性も強くなく、上手い具合に力が抜けていると思う。
観た人がそれぞれ思いを馳せて世界を拡げることができる映画じゃないのかな。

ちなみに原作も読みましたが、私は映画のほうが好き。
映画のハウルのほうが神秘的な魅力があるような気がする。
ま、原作も映画も話としてはコセコセしているんだよね。言うなればファンタジック・ラブストーリー。
ちょっと少女漫画チックではあるけれど、この雰囲気が好きな人はハマれるでしょう。
私は多分3回目も行っちゃいますね。
[PR]
# by leonpyan | 2004-12-01 23:32 | 映画 | Comments(0)

電車男、読む

巷で話題の『電車男』を読んだ。
ネタであろうとなかろうと、とりあえず内容は面白かった。

年齢=彼女いない歴の秋葉系ヲタク男が電車の中で酔っ払いにからまれた女性を助ける。一目ぼれ。
彼女をデートに誘いたいがどうすればいいかわからない。
そこで2ちゃんの「独身男」が集まるスレッドにSOSを出し、2ちゃんねらーたちのアドバイスを受ける。
果たして電車男は彼女をデートに誘うことができるのか?恋は実るのか?というお話。

編集過程でスレッドの中の誹謗中傷や荒らし的発言は削除しているようなので、2ちゃんねるを知らない人が本だけ読むと、何だか「いい人」たちの集まりのような雰囲気なのがまた笑える。
でも、読んでいるうちに「電車男、がんがれ!」と言いたくなってしまうのも事実。
今の世の中、まわりの友だちに恋愛の相談をするよりもネット上で知らない人たちに本音を言ったほうが気楽なのだろうか。
これもまた一つの世界の広がりなのだろうか、とちょっと複雑な思いで本を閉じた。
[PR]
# by leonpyan | 2004-11-25 21:00 | 書籍 | Comments(0)

自宅で麻婆豆腐

中国料理の中で何が好きか、と聞かれれば多分餃子と麻婆豆腐と答えるだろう。
どちらも「○○大飯店」とか「○○酒楼」なんて名前のついた高級中国料理店では注文しないかもしれないが、家庭で食する中ではダントツ登場頻度が高い。

今回は麻婆豆腐のお話。

日本でも馴染みが深いこの料理ではあるが、長い間本場中国で食べる麻婆豆腐とはちょっと違う味で広まっていた、と思う。
(なんでも鉄人陳健一さんのお母さんが日本人向けに山椒を抜いてアレンジして人気が出たという話だ。)
街の中華料理屋さんのランチに出てくる麻婆豆腐定食も、丸美屋のマボちゃんも私にとってはえ?これでいいの?と少しだけ物足りない。

と言うのも、17年ほど前に麻婆豆腐の本場、四川省成都に行ったことがある。
その時は残念ながらスケジュールの都合で麻婆豆腐発祥の店「陳麻婆豆腐店」には行かれなかったが、ホテルの前にある麻婆豆腐専門店に入った。
場所柄外国人も多い店だった。一人でふらりと入るにはなかなかいい店だ。
注文をとりに来た女性は「麻婆豆腐1人分とご飯、スープも付けてね。」と頼んだ私に「要不要辣椒?」(唐辛子は入れるか?)と聞いた。
私は「もちろん!唐辛子が入っていない麻婆豆腐なんて麻婆豆腐じゃないっしょ!」と答えた。
その15分後、私は少しだけ後悔することになる。
せめて「ちょっと少なくして」と言えばよかった。
出てきた麻婆豆腐は真赤だった。油に唐辛子の赤がしみ込んでいる。
また、本場の麻婆豆腐の辛さは唐辛子の辛さだけではない。
「花椒」と言われる中国産の山椒が決めてなのだ。
しびれるようなその辛さは慣れると結構癖になるのだが、さすがにその時はびっくりした。
自信満々で注文した手前、残すことは出来ないので私は大皿一杯の麻婆豆腐を必死に食べた。ご飯のおかわりを何度もしながら。
食べ終わった時には全身汗だくだった。

以来、日本で食べる麻婆豆腐は物足りなくなってしまった。

家で麻婆豆腐を作ろうと思っても料理本のレシピはいまひとつ。
自称料理人の家人(私よりずっと料理が上手い)が、試行錯誤の末、激辛で美味しいレシピを作った。
豆板醤、甜麺醤、スープ、隠し味にオイスターソース、ごま油、材料には豚ひき肉、木綿豆腐、ネギ、ニンニクの茎を使い、片栗粉でとろみをつけ、最後に山椒をたんと入れる。なかなか美味しい。
しかし、これとて本場とはやはり違う味だった。

そうこうしているうちにお台場に「陳麻婆豆腐店」の出店ができた。
早速行ってみる。辛い!まさにあの辛さだ。
開店したばかりだったのでお客は少なかった。果たして日本で受け入れられるだろうか?ちょっと心配だった。
しかし、日本人の食文化もずい分変わってきたのだろう。
行列のできる店になるのに時間はかからなかった。

これで土台はできた。
日本人も本場の味の麻婆豆腐を受け入れるようになったのだ。

ここからが本題。ここまで長くてすみません。

「新宿中村屋 麻婆豆腐専用ソース」の登場だ。何年か前に発売になったばかり。
スーパーにこれが並んだ時は半信半疑だった。
名前の横に「大辛」と添えてある。
豆腐とネギだけ用意すれば、あとは簡単だ。試してみた。
ソースとは別に小袋で花椒が付いている。これはお好みで辛くしたければたくさん入れるようになっている。
う、うまい!今までのレトルトとは一線を画している!
テレビのCMでは三宅裕司がマボちゃんを想像してうっとりしているが、私にはマーボーと言えば、中村屋だ!

というわけで最近自宅で麻婆豆腐を作る時にはソースは中村屋のレトルトを愛用している。
肉入りだがちょっと足りない気がするので、牛ひき肉を加え、スープと豆板醤も少し足してアレンジしている。
これさえあればご飯は何杯でもいける。

余談になるが、最近、有紀食品から、本場「陳麻婆豆腐店」直伝のレトルトソースも売り出された。
こちらはちょっと直接的な辛さで、旨味が足りない。スープを加えて工夫すると悪くない。でも花椒が付いていないのが難点。

あ~~明日も麻婆豆腐にするかな~~。
[PR]
# by leonpyan | 2004-11-21 21:00 | グルメ | Comments(0)
巷では韓流ドラマが盛り上っている。
私だって『冬のソナタ』は楽しんだし、『秋の童話』では号泣した。
でも次から次へと似たような設定のメロドラマが出てくると、ちょっと辟易する。
おまけに日本で人気のある俳優のドラマを選んでくるから登場人物もかなりダブっている。
『美しき日々』も『天国の階段』も1回観て脱落してしまった。
ヨン様のドラマも『ホテリアー』までは観たが、『愛の群像』や『パパ』はパスだ。

そんな中、NHKのBS2でそれまでの韓国ドラマとはちょっと雰囲気の違う連続ドラマが始まった。
『宮廷女官 チャングムの誓い』(『大長今』)である。
16世紀初頭の朝鮮王朝を背景にした時代劇。韓国では視聴率が50%を超えたと言う超人気番組だ。
10月7日木曜日の10時から始まったのだが、ちょうどフジの『大奥 第一章』と同じ時間だったので、一回目は『チャングム』のほうをビデオ録画し、『大奥』を観た。
主演の松下由樹があまり好きでないせいもあって、いまひとつ乗らなかった。
ビデオを巻き戻し、『チャングム』を観た。
こちらの主演は美人女優の誉れ高いイ・ヨンエであるが、第5話までは子供時代を子役が演じる。
第1話にあっては、その子役さえラストにチラリと出るだけで、ほとんどがチャングムの父母の話だ。
しかし、これが面白かった。つかみはオッケー!だったのだ。
この第1話に大事な伏線がちりばめられているのがミエミエなのだが、それがまた結構上手いのだ。

次の週からは『大奥』はやめて『チャングム』に集中することにした。
第2話ではチャングムの父母が命を落とす。ラスト近くは涙無くしては観られない。子役チャングム渾身の演技である。
以後、第5話は子供時代のチャングムが宮中にあがり試験も合格して何とか女官見習いになるところまで続くのだが、これがまるで『おしん』というか、『一休さん』というか、子供が苦労して危機を切り抜け、その賢さでまわりを感心させたりして見どころ満載なのである。
この子役、顔はちょっとヘチャなのだが、何とも言えず表情が豊かで可愛らしい。
吹き替えも良かったと思う。

今週はいよいよイ・ヨンエの登場。さすがに美しい!
でも子役が上手すぎたせいか、ちょっと物足りなさも残る。
これから怒涛の展開らしいので、大人チャングムも観慣れれば楽しめそうだ。

時代劇コスチュームの珍しさに加え、毎回出てくる宮廷料理の数々、アクションあり、ラブストーリーあり、と面白さてんこ盛りで家族揃って楽しめる。
このドラマ、なんと54話まであるのだと言う。
まるまる1年かかるということだから、まさに大河ドラマだろう。
とにかく今一番オススメのドラマである。
[PR]
# by leonpyan | 2004-11-13 21:00 | チャングムの誓い(大長今) | Comments(0)

いらっしゃませ!ちょしと申します。映画・観劇の感想、旅行記、カメたちの写真などを載せています。よろしかったらコメント残してくださいませ♪


by ちょし