<   2011年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

歴史と伝統の存在感

今日は朝からワクワクそわそわ、緊張しまくりでした。
南青山のステキなマダムTESSさまに
村上開新堂』のランチへ連れて行っていただくことになっていたのです。
『村上開新堂』、クッキーを買うのもディナーの予約をするのも紹介登録制で、
そう簡単には行けません。
ランチは一般予約もできるようですが、それでも何となく敷居が高いので、
こういう機会でもなければ訪れることはきっとなかったでしょう。

TESSさまがネットで開新堂のランチとクッキーについてつぶやいていらしたのを
kemiちゃんがしっかりチェックしていて、
食べてみたい!行ってみたい!とTESSさまにお願いしたのが事の始まりです。
そこへCちゃん、かっこちゃん、私も便乗させていただき、
私たちだけでは心もとないので(笑)、
グレードアップのために先輩のgraceさまもご同行願うことになりました。

英国大使館の裏手にある近代的なビル。
千代田区一番町は中学高校の6年間通いましたが、
別世界とも言えるこのお店の存在は全く知りませんでした。

扉を開けていただいて足を踏み入れると、焼き菓子の甘~い香りが漂います。
二階にあるレストランからは英国大使館の庭の緑を眺めることができます。

c0004750_171272.jpg



TESSさま、graceさま、Cちゃん、かっこちゃん、私の5人は主菜1種のコースを。
kemiちゃんは主菜2種のフルコース♪

とりあえず写真をUPしますね。
メニューは書き留めなかったので、説明が間違っていたらゴメンナサイ!

つきだしです。
とうがんがベースのジュレ。
c0004750_173274.jpg



前菜は4種類の中からチョイスできます。
上は私が頼んだ季節の野菜、下はかっこちゃんが頼んだ水ナスのスープ仕立て。
白いのはオリーブオイルのアイスクリームだそうです。
c0004750_175233.jpg



美味しいと聞いていたので、とっても楽しみにしていたスープです。
有名なコンソメスープはgraceさまがオーダー。さすがの美味しさだったそうです。
写真右はかっこちゃんがオーダーしたジャガイモのヴィシソワーズ。
赤い色は紫蘇です。
写真左は私がオーダーしたとうもろこしの冷製ポタージュ。
茶色いのはビターなカカオマス。
甘いスープとカカオの苦味が溶け合って、極上のデザートのようでした。
素晴らしい!
c0004750_181084.jpg



メインは大好きな鴨料理を頼みました。
シャラン鴨のロースト。柔らかくてジューシー!
c0004750_183138.jpg



これはkemiちゃんが頼んだ鮎づくしの一皿。
この日のメニューでは一番人気だったようです。
c0004750_184831.jpg



今月はkemiちゃんのバースデー月間。
今日もしっかりお誕生日のスペシャリティがありました♪
c0004750_19427.jpg



デザートにはこのお店伝統の味、ゼリーを選びました。
上は私が選んだミント&カスタード。
下はgraceさまチョイスのチョコレート&ブランデー。
コクのある、しっかり固めのゼリー、これは一度食べてみる価値あり!
c0004750_192676.jpg



最後の飲み物に添えられるプティフール。
アーモンドの生キャラメルと焼き菓子。
c0004750_194459.jpg



お店に入るまでは緊張していた私たちですが、
入ってからはゆったりとした空間でくつろぎ、美味しくて贅沢な3時間を過ごしました。
サービスもエレガントで心地よいものでした。

今は都内には美味しくてサービスも素晴らしいフレンチレストランが結構ありますが、
明治7年創業のこのお店の独特な存在感はある意味別格と言えるでしょう。
訪れるまでは「昭和の匂いのするお店」かな?と思っていたのですが、
とんでもありませんでした。
店構えもお料理も創意工夫に満ち溢れていました。
『村上開新堂』の歴史は日本の近現代史と共に変化を遂げてきたのではないでしょうか。

一生に一度の機会、と思っていましたが、
季節の違うメニューもいただいてみたくなりました!


こちらはコンソメスープ、ゼリーと共に伝統を守り続けているクッキー。
紹介制で一般では買えませんが、それでも予約でいっぱいだそうです。

どうやって詰めたの?と思うほどぎっしりです。
ある意味「昭和の匂い」がいたします。
素朴な風味で飽きのこない味。
小さくて青い抹茶メレンゲ、絶品でした!
c0004750_195966.jpg


お連れくださいましたTESSさま、ありがとうございました。
至福のひと時でございました!
[PR]
by leonpyan | 2011-07-29 01:10 | グルメ | Comments(4)

海洋天堂

海洋天堂 (2010)

【監督】シュエ・シャオルー
【出演】ジェット・リー / ウェン・ジャン / グイ・ルンメイ / ドン・ヨン / ジュー・ユアンユアン / カオ・ユアンユアン

★★★★☆ [90点]「待った甲斐がありました!」

私のブログに、ジェット・リー主演で未公開となっている映画が日本で公開されるよう是非応援して欲しいというコメントが入ったのは去年の10月でした。

あるファンの方がその映画の応援ブログを立ち上げており、そこにコメントを入れることで署名代わりになるということでした。

そのブログにはただ単にジェット・リーのファンであるからということではなく、その映画が素晴らしいから公開を応援したいということが綴られていました。

私はすぐにコメント署名を入れ、賛同を表明しました。



その後、ブログのオーナーの方から「お蔭様で日本公開が決定いたしました」とお礼のコメントがあったのが今年の初めです。

その映画こそがこの『海洋天堂』でした。



まずは公開おめでとう!

そして、映画のタイトルが原題のままであったことをとても嬉しく思いました。

おかしな日本語訳やカタカナの題名をつけられなくて良かった。

(配給会社さん、ありがとうございます。)



レディスデー初回のシネスイッチ銀座、チケットを買う行列ができていました。

公開さえも危ぶまれたこの映画が、今、たくさんの人に受け入れられているのはすばらしいことですね。



映画は期待に違わず、とても良かった。

鑑賞後はすぐに席を立てないくらい目が腫れました。



ジェット・リーの抑えた演技もよかったし、自閉症の息子役を演じた文章の表情も自然で心に響きました。

私の大好きなグイ・ルンメイもストーリーに彩りを添えてましたね。



映像も青島の風景が美しく、水族館の魚たちを幻想的に映し出しているなあと思ったら、撮影はクリストファー・ドイル!

音楽も久石譲で何気に豪華な製作陣。

その上、なんといってもジェイ・チョウの主題歌がいいんですよね~。

ものすごく余韻が残ります。



心のささくれがすうーっと取れるような、そんな映画です。


Posted by ちょし on 2011/07/22 with ぴあ映画生活

[PR]
by leonpyan | 2011-07-22 21:41 | 映画 | Comments(0)

ふがいない僕は空を見た

恥ずかしながら最近はあまり本と言う本を読んでいない。
書斎?代わりの四畳半の和室には読もうと思っている本が何十センチも積まれているが、
一向にその高さは変わらず、むしろ何ヶ月かすると標高記録を更新している。

それでもたまに「すぐに読みたい」本が現れて、
積まれた本たちを置き去りにして一日か二日で「読了」棚へ移動していくことがある。

そして、この本もそんな一冊であった。

c0004750_13453672.jpg
ふがいない僕は空を見た
窪美澄著 新潮社

この本を知ったのは先日放送されたNHK BSプレミアムの『週刊ブックレビュー』だった。
作者の窪美澄さんがゲストでスタジオに来ていて、
彼女を前にレギュラー出演者の藤沢周さんと滑川和男アナウンサーが
目をきらきらさせて、この本について語っていたのがとても印象的だった。

早速Amazonで購入し、本が届くのを今か今か、と待った。
ワクワクした。
そして手元に届いたその本は、表紙の青がとても清々しかった。

「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞しているだけあって、
のっけから性描写が多い。
でも、何故だろう、ちっともワイセツな感じはなくて、
何だか必死にもがいている登場人物たちに
「みんな、同じだよ」と励ましてやりたくなるようないとおしささえ感じるのだ。

5章からなる本作は、それぞれの章で登場人物の視点を変えて語られる。
登場人物一人一人、いろいろな問題を抱えている。
具体的な解決策は誰にも施されていないけれど、
方向性としては明るい未来を感じさせる人生の応援歌のような力作である。

私は5章で登場する「みっちゃん」が大好きだ。
彼女の「ばかな恋愛したことない人なんて、この世にいるんすかね!」と言うセリフは
ストン、と腑に落ちて、私の宝物のような言葉になった。
そうだ、ばかな恋愛、大いに結構。
ばかな恋愛経験者にもばかな恋愛予備軍にもオススメの一冊。
[PR]
by leonpyan | 2011-07-07 13:42 | 書籍 | Comments(4)

いらっしゃませ!ちょしと申します。映画・観劇の感想、旅行記、カメたちの写真などを載せています。よろしかったらコメント残してくださいませ♪


by ちょし