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トゥヤーの結婚

トゥヤーの結婚 (2006)

【監督】ワン・チュアンアン
【出演】ユー・ナン

★★★★ [80点]「過酷な選択」

切ない。

たまらなく切ない。



砂漠化が急速に進む内モンゴルの草原地帯で放牧生活を営む一家。

そこでは水を汲むために、10キロ以上の道のりを毎日往復しなくてはならない。

羊たちに餌を食べさせるため、遠くまで放牧に行かなくてはならない。

事故で半身不随になった夫と二人の子供を養うため、トゥヤーは毎日重労働を強いられる。

しかし、トゥヤー自身も腰を痛め、無理はできなくなってしまう。



そこでトゥヤーの選んだ道は、、、

生きていくためとは言え、切な過ぎる。



こうやってストーリーを追っていくと、暗くて悲しいように感じるけれど、スクリーンの中はモンゴルの荒野と同じようにカラッとしていて明るい。

トゥヤーのたくましさ、美しさが光を与えている。



映画の中ではトゥヤーと夫の間の愛は語られない。

でも、画面の向こうから熱い思いが伝わってくる。

心の奥が揺さぶられる佳作。



トゥヤーの家の壁にはチンギス・ハンの肖像画とラマ僧の写真が。
(若いダライ・ラマ?よくわからず。中国政府の検閲が通らないだろうから、違う活仏のお写真だと思う。)
内モンゴルは中国とは文化が全く違うんだなあと再確認。

ル・シネマの劇場には大楠道代さんがいらしてました。
やっぱりすごく綺麗。
Posted by ちょし on 2008/03/28 with 映画生活

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by leonpyan | 2008-03-28 20:27 | 映画 | Comments(2)

ノーカントリー

ノーカントリー (2007)

【監督】ジョエル・コーエン / イーサン・コーエン
【出演】トミー・リー・ジョーンズ / ハビエル・バルデム / ジョシュ・ブローリン / ウディ・ハレルソン / ケリー・マクドナルド / テス・ハーパー

★★★★☆ [90点]「怖面白い」

都心の某劇場の午後の時間帯に行ったら、かなり満席に近い状態で、両隣は体の大きなオジサマ2人、その間に挟まって決して小さくない体をはみ出さないように気を使いながらの鑑賞。

内心「ちっ!右のオヤジはお腹が鳴っていてうるさいし、左のオヤジは靴を脱いで足を前の席の背に載せている、何て運が悪い席なんだ!集中できないじゃないか!!」

・・・全くの杞憂でした。

こんなに病んだ、暗い、重い映画なのに、最初から最後まで目一杯堪能してしまいましたよ。

映像、脚本、役者どれを取っても一級品でした。

荒涼としたテキサスの大地、遠くに見える木と人の影あたりからゾクゾクしました。

アントン・シガーが出てくるだけで完璧にホラー映画となりますが、ベル保安官が出てくると一転して「黄昏」的なムードがかもし出される。緩急がうまいんですな。

殺人鬼と保安官に追われるルウェリンの妙な自信もアメリカ的で清々しささえ感じましたが、通り一遍の結末とは違うところが人生の不条理さ、残酷さを痛感させて鑑賞後どよ~~んとした気持ちにさせる。それがまた散弾銃の破片のように残るんですよね。でも、この感覚嫌いじゃありません。



右のオジサン、途中で舟こいでましたが、「こんなに面白い映画でどうして眠れるのか私は理解できない」と思っていると、例のドア錠を○○するところでびっくりして起きていらっしゃいました。



怖いアメリカのイメージの映画に私的にスピルバーグの『激突!』があるんですが、この映画を観た後はトラックの運転手の顔がハビエル・バルデムに固定されてしまいました。コンビニでもハイウェイでも絶対に会いたくない!


Posted by ちょし on 2008/03/26 with 映画生活

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by leonpyan | 2008-03-26 09:33 | 映画 | Comments(2)

らぶりーオーちゃん

すっかり春らしくなったので、チズガメのオーちゃんを冬眠から起こしました。
毎年12月~3月初めまで外の日陰に置いた水槽で過ごします。
冬眠9年目の大ベテラン。

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カメラ目線はオーちゃんの得意分野。

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元気いっぱい!
意外とカメも表情があって、可愛いんだよ~。
(って、このは虫類的な長い首がイヤって言う人もいるだろうな)
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by leonpyan | 2008-03-23 17:56 | ペット | Comments(8)

バンテージ・ポイント

バンテージ・ポイント (2008)

【監督】ピート・トラヴィス
【出演】デニス・クエイド / マシュー・フォックス / シガーニー・ウィーヴァー / フォレスト・ウィッテカー / ウィリアム・ハート

★★★★ [80点]「90分、飽きさせない!」

アクション映画はかねてから2時間以内でまとめていただきたい、と思っている。

大画面を前にして、緊張感みなぎらせ、集中して手に汗握って鑑賞するには90分、長くても120分止まり。

コンパクトでテンポがいいほど鑑賞後の爽快感がある、と思う。

そういう意味で、『バンテージ・ポイント』のアクションポイントはかなり高い。

ストーリー自体はそれほど斬新さはないのだけれど、構成や編集でかなり躍動感が出ている。

観ているものを飽きさせない手腕はお見事。



キャストも豪華で、特にシガニー・ウィーバーの使い方は贅沢。
ちょっとしか出てこないんだけれど、なかなか彼女の演技が生きてます。




Posted by ちょし on 2008/03/21 with 映画生活

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by leonpyan | 2008-03-21 23:09 | 映画 | Comments(0)

東京散歩 駒込~根津編

運動不足解消のため、週に一度はウォーキングをしよう、と思い立ったのはいいけれど、
もともと黙々と運動をするのは苦手。
テニスとかバレーボールとかエアロビクスとか皆とワイワイやるスポーツは好きなんだけど、
自分だけと向き合うスポーツ、ランニングとかスイミングとか、どうも続かないんだよね。

だったら目的を持ってウォーキングすれば、気分も違うかも、と、
今流行の東京散歩をしてみることにしました。
ウォーキングするために電車に乗っていくってのは時間の無駄かもしれないけれど、
計画を立てるのも楽しいし。

第一回は小学校卒業まで生まれ育った文京区の本郷通り沿いを選びました。
まあ、写真は自分のための記録、ですね。

スタートは山手線駒込駅。
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駒込橋。この下は川ではなく線路です。この本郷通りを歩いて行きます。
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駒込から本郷通りを南に行くあたりは本駒込という地名になっています。
お寺の多い地区で、この吉祥寺は小学生の頃、友だちと遊ぶ時の待ち合わせによく使った場所です。
今は立ち入りに厳しくなっているけれど、昔は境内で遊んでもそれほど怒られませんでした。
今の子供って、外で遊ぶ場所が限られていますよね。
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母校です。
少子化の波に晒され、廃校・統合案が出されていたようですが、地域の方々の運動により、当面凍結された模様。
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向丘二丁目交差点。住んでいた場所のすぐ近くです。
ビルが立ち並び、1960年代とはだいぶ変わりましたが、懐かしいお店がまだありました。
左はとみた洋品店。母によく連れられてきました。
右はお使いによく行かされたお肉屋さん。いつも豚小間とポテトフライを買っていました。
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住んでいた社宅のあった場所は分譲住宅になっていました。
その近くで見かけた野良猫。
不敵な目付きが昔を思い出させます。
このあたりは野良猫がとても多い場所でもありました。
夏目漱石が『我が輩は猫である』を書いたときに住んでいた場所もそう遠くはありません。
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社宅があった場所の裏手のお寺。
この石畳で自転車の練習をしたのを覚えています。
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向丘から根津に抜ける道の角に「一炉庵」という老舗の和菓子屋さんがあります。
ここは小学校の同級生のお家です。
あまり仲が良くなかったので(というか、ケンカしたこともある)
卒業後どうしているのかわかりませんが・・・。
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私が生まれた病院。当時はもっとボロボロの建物だったけれど。
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お宮参りも七五三もここ、根津神社でした。
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池には日向ぼっこするカメたちが。
うちのオーちゃんも冬眠から起こさなくては。
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終点は千代田線の根津駅。
当時は地下鉄はありません。
昔はこのあたりは都電が廃止されてからはバスしか交通手段がありませんでした。
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今日のお土産は「一炉庵」のどら焼き。
甘さ控えめでボリュームたっぷり。
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by leonpyan | 2008-03-17 22:14 | 旅行 | Comments(2)

ガチ☆ボーイ

とある大学(舞台は北海道学院大学となっている)のプロレス研究会にまつわるお話。
プロレスにはとんと興味がないのでスルーするつもりだったのだけれど、
映画生活での評判が良かったので、観てきました。

コメディタッチで笑える映画なんだろうと思っていたのが、
正直言って、序盤は寒いギャグにちょっと冷えていました。
音響もやけにうるさくて、はずしたかな?と一抹の不安が。

ところが、ただのスポコンコメディではなかった。
中盤から主人公の秘密が明かされ、
ジグソーパズルがどんどんとはまっていくように、いろいろな疑問やイライラさせられた部分が埋められて行く。

そうだったのか、だからだったのか、なるほど。

気がついたら主人公五十嵐を応援している自分がいる。
すっかりやられた。
人生はガチンコ勝負、生きている証を求めて突き進む五十嵐の姿に胸を打たれます。

久々に母を誘って行ったのですが、TOHOのサービスデーで、プレミアスクリーンが1,000円でした。ラッキー。

ガチ☆ボーイ@映画生活
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by leonpyan | 2008-03-15 21:17 | 映画 | Comments(0)

レオン・ライ結婚!

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りよんさんが、交際中だったロー・ジーエルとモルジブで結婚式を挙げたとの報道が…。
真偽のほどはいかに!?
ちと動揺しております。
(写真10年ほど前のりよんさん。
一番イケメンだった頃)

《追記》なんだかガセネタとの噂も。
    続報を待つことにいたします。 (3月17日記)
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by leonpyan | 2008-03-15 20:51 | Comments(3)

えんどう豆かりんとう

お取り寄せにハマっています
・・と言っても、ハマっているのは旦那です。

肉や貝などの食材の産地直送便は言うに及ばず、
昨日は何と、箱入りでかりんとうがやって来ました。

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昔なつかしいお菓子、黒棒で有名なクロボー製菓の人気ナンバーワン商品、「えんどう豆かりんとう」です。
一箱に12袋入っていて定価2,400円なんですが、送料が1,260円かかるので、支払い代金の三分の一を占めちゃうのがちょっと・・・。

黒糖の自然な甘さとえんどう豆の後味サッパリ感が美味しくて、気がつくとペロリと一袋行っちゃいそうです。
ヘルシーなお菓子と言っても、食べ過ぎたら同じですよね~。
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by leonpyan | 2008-03-13 22:05 | グルメ | Comments(4)
NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』、いよいよあと3週となり、盛り上がっております。
個人的には小草若の行く末が気になる~~~しっかり草若を継いで欲しい!

『ちりとてちん』効果で、落語に興味を持つ人が増えているらしく、
今週はNHKでは『ちりとてちんの落語を聞こう』という特別企画で
月曜~金曜まで毎日一演目を流してくれました。

3月3日(月) ・「愛宕山」 桂 文枝
3月4日(火) ・「辻占茶屋」 林家染丸
3月5日(水) ・「ちりとてちん」 桂 南光
3月6日(木) ・「たちぎれ線香」 桂 文枝
3月7日(金) ・「はてなの茶碗」 桂 米朝

いや~~上方落語を意識して聞くのは初めてでしたが、面白いですね。

故文枝師匠の「愛宕山」はちょっとイメージが違ってましたが、
「たちぎれ線香」は素晴らしかったです。
女性を演じるのが上手いとされていたのがなるほど分かりました。
文枝師匠、朝のBS2で再放送している『都の風』に出ているんですが、
ドラマの時はさすがに20歳くらい若かったのでまだ髪が黒々としてました。

染丸師匠の「辻占茶屋」もテンポ良くてよかったです。
はめものとの掛け合いが絶妙。

一番笑えたのは南光師匠の「ちりとてちん」。
ドラマのほうで何度も触りを聞いているにも関わらず、また笑ってしまう。
桂あやめ師匠の芸者に役を替えた「ちりとてちん」もなかなかでした。
女性が落語をするって、やはり苦労も多いんでしょうね。

米朝師匠の「はてなの茶碗」はさすがの貫禄。
あの間の取り方はすごいな~。
枕もかなり面白いですね。

落語は若い頃はたまに聞きに行くこともありましたが、最近はご無沙汰してました。
昔は聞いたと言っても、江戸落語ばかりでしたから、
関西弁で「旦さん」や「喜六」が出てくる上方落語は新鮮です。
何だか落語を聞いていると、江戸時代がのんびりまったりといい時代に思えるんですよねー。
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by leonpyan | 2008-03-08 00:03 | ドラマ(その他) | Comments(4)

いらっしゃませ!ちょしと申します。映画・観劇の感想、旅行記、カメたちの写真などを載せています。よろしかったらコメント残してくださいませ♪


by ちょし