3月のライオン 前編

3月のライオン 前編 (2017)

【監督】大友啓史
【出演】神木隆之介 / 有村架純 / 倉科カナ / 染谷将太 / 清原果耶 / 佐々木蔵之介 / 加瀬亮 / 前田吟 / 高橋一生 / 岩松了 / 斉木しげる / 中村倫也 / 尾上寛之 / 奥野瑛太 / 甲本雅裕 / 新津ちせ / 板谷由夏 / 伊藤英明 / 豊川悦司


★★★☆ [70点]「映画にまとめるのは難しいか・・」

将棋はとんとわからないくせに原作の大ファンです。
神木隆之介くんと佐々木蔵之介のキャスティングは完璧、と期待したのですが・・・。
確かにキャラクターと演技は良かったし、楽しめました。
でも、やはり原作の良さを映画に活かすのは難しかったかな。
原作の良さは回りの人たちが主人公を徐々に変えていくこと、それが主人公のモノローグによってジーンと心に響いてくることなんです。
でも映画の限られた時間の中ではじっくりと主人公の変化を描くことは難しいし、脚本も原作通りには行きませんよね。
原作とは別物として楽しむべきなんでしょう。
とりあえず後半に期待します!


Posted by ちょし on 2017/03/22 with ぴあ映画生活

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# by leonpyan | 2017-03-22 22:02 | 映画 | Comments(0)

牯嶺街少年殺人事件

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古嶺街〈クーリンチェ〉少年殺人事件〈4Kレストア・デジタルリマスター版〉 (1991)

【監督】エドワード・ヤン
【出演】チャン・チェン / リサ・ヤン / ワン・チーザン / クー・ユールン / タン・チーガン / ジョウ・ホェイクオ / リン・ホンミン / チャン・ホンユー / ワン・ゾンチェン / タン・シャオツイ / ヤン・シュンチン / ニー・シュウジュン / ワン・ウェイミン / チャン・クオチュー / エレイン・ジン / ワン・ジュエン / チャン・ハン / チアン・ショウチョン / ライ・ファンユン / シュー・ミン / シュー・ミンヤン


★★★★★ [100点]「20数年ぶりに会う憧れの・・」

エドワード・ヤン監督の映画を初めて観たのは1987年台北に住んでいた時だった。
その年の金馬奨作品賞を受賞し話題になった『恐怖分子』。
衝撃だった。
日常に潜む闇、都会の闇を見事に描いていた。

その時私の記憶にエドワード・ヤン=楊徳昌監督の名前がしっかり刻まれたのであるが、
次の作品『クーリンチェ少年殺人事件』が世に出るまで5年の月日が流れ、当時の私は台湾映画のチェックもすっかり忘れ、日本での公開を見逃してしまった。
後年、ビデオ版を探しあて、家で鑑賞し、またもや衝撃を受けたのであるが、小さなテレビでは画面も暗く、劇場で観なかったことを後悔したものだった。
そんなわけで私にとっては今回の公開は、昔憧れ続けていた先輩に20年ちょっとぶりに会って話ができたようなそんな感覚だ。

先輩は昔と変わらず素晴らしかった。
ルックスは昔よりもずっと洗練されたようだ(デジタル化で画面はより鮮明になった)。

光と闇との対比によって象徴される世界は1960年代の台湾の時代背景をそのまま映し出す。
自分で懐中電灯を持って照らし続けなければ自分のいる場所さえ見失ってしまう。
もちろんこの時代の台湾の混沌と閉塞感は大きなテーマであるが、
思春期特有の危うさや焦燥感、行き場のない自意識など、少年の普遍的な内面の葛藤が描かれている。

一回目に観た時には私は小四と同様に小明の言葉に動揺し、ショックを受けた。
今回は最初から小明がどんな境遇で、どんな行動に出ているのかを知っていたので、初回の時ほどの衝撃はなかったが、
236分、ただただスクリーンの美しい映像に酔いしれた。
それはまるで一枚一枚切り取られれた絵画のようで、その構図の完璧さは驚くばかりである。


Posted by ちょし on 2017/03/18 with ぴあ映画生活


ここからは蛇足を少々・・・。
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# by leonpyan | 2017-03-19 11:52 | 映画 | Comments(0)
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恒例になっている高校の同級生観劇グループの招集。
今日は『不信~彼女が嘘をつく理由』を観てきました。

作・演出 三谷幸喜
出演 段田安則 優香 栗原英雄 戸田恵子

会場の東京芸術劇場シアターイーストは真ん中に舞台を設け、観客席は左右8,9列のみ。
とても密接な空間で、臨場感あふれる舞台でした。

役者さんはたったの4人。
舞台装置も椅子が動くだけ。
役者のセリフと表情だけで魅せる心理劇です。
三谷幸喜の脚本はシリアスで緊張感漂う場面にも笑いがあって2時間飽きさせません。

段田さんはさすが安定の上手さ。
優香さんは顔が小さい!可愛い!
栗原さん、声が渋くて素敵。
戸田さんはあの細い身体にどんなパワーが隠されているのか・・。

あー、面白かった!

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# by leonpyan | 2017-03-15 22:22 | 観劇 | Comments(0)

宝塚 月組公演

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今年初めての宝塚!
宝塚のチケットはカードサービスの貸切抽選で申し込むのですが、
今のところ勝率は五分の二くらいでしょうか。
なぜか月組は取りやすい・・・・。

去年は家人が一緒に行ってくれたけれど、今年は劇場の椅子が狭すぎると言うので拒否されました(苦笑)。
宝塚のチケットは歌舞伎に比べるとお手頃感があるので(決してお安くはないですが)
都度誰かを誘って行こうかと思っています。
今回はうらりんさんを誘ってみました。

トップが珠城りょうさんになって新生月組公演です。
ファンの方に怒られそうだけれど、前のトップさんの引退公演は私的にはいまひとつ・・だったので
今回はどうなのかしら、とちょっと心配でしたが、
ザ・ミュージカル『グランドホテル』もレビュー『カルーセル輪舞』もとてもよかったです。
特にレビューは皆さん歌も踊りもお上手な方ばかりで見ごたえありました。
華やかなフィナーレはやはりテンションが上がりますね~。
楽しかったです!

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# by leonpyan | 2017-03-15 08:43 | 観劇 | Comments(0)

三月大歌舞伎

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今年初めての歌舞伎座です。
歌舞伎を観る時はたいてい一人です。

昔、仕事関係で外国のお客様をお連れしたり、
チケットをどこかからいただいて行ったりしたときは
三階席のことが多かったんですけれどね、
去年からマメに行き始めるようになって、
カードサービスの先行予約とか後援会の先行予約などでチケットを買うと、
一等席になっちゃうんですよ。
そうするとチケット代がお高くて、誰も誘えない・・・。
行ける日時も限られているので、
人に都合を聞くより早く、スケジュール表の空いている日を見つけてエイッと買ってしまったり。

歌舞伎座、高い。高すぎます。
でも、一回でいいから桟敷席座ってみたい。
どうやったら手に入るのやら?


さて、今回はこのところ応援している坂東巳之助さんの演目を目当てに行きました。
昼の部では巳之助さんの父君、十世坂東三津五郎三回忌追善の演目が上演されるのです。

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一階ロビーには祭壇が設けられていました。

1、明君行状記
  池田光政  中村梅玉
  青地善左衛門 坂東亀三郎
  妻ぬい  市川高麗蔵
  山内権左衛門 市川團蔵

明君の誉れ高い藩主池田光政と家来の善左衛門の心理戦ともいえるお芝居。
台詞の応酬で魅せる演目は私はあまり見たことがありませんでしたが、なかなか見応えがありました。
梅玉丈は遠山の金さんもきっと似合うな、と思ったり。
亀三郎さんは声が通って真っ直ぐな感じがよかった。

2、義経千本桜 渡海屋 大物浦
  渡海屋銀平実は新中納言知盛 片岡仁左衛門
  女房お柳実は典侍の局 中村時蔵
  相模五郎  坂東巳之助
  銀平娘お安実は安徳帝 市川右近
  入江丹蔵  市川猿弥
  源義経  中村梅玉

同じ演目を違う役者が演じるのを観るのも歌舞伎の楽しみの一つと聞いたことがあります。
去年の6月、染五郎の知盛、猿之助の典侍の局を観ました。
染五郎も頑張っていましたが、さすがに仁左衛門丈は立ち姿一つとっても迫力がすごい。
時蔵丈は典侍の局であることを現してからの威厳が素晴らしかった。
ただ、渡海屋の女房の時は猿之助の方がだんぜんコミカルで、続く相模五郎と丹蔵の笑える演技が生きていました。
右近ちゃん、去年安徳帝を演じた時は軽々と抱かれていたのに、大きくなっちゃったのね、皆さん重そうだった(笑)。

3、神楽諷雲井曲毬 どんつく
  荷持どんつく 坂東巳之助
  親方鶴太夫  尾上松緑
  若旦那  市川海老蔵
  太鼓打  坂東亀寿
  芸者  中村時蔵
  白酒売  中村魁春
  門礼者  坂東彦三郎
  大工  尾上菊五郎

満開の藤の亀戸天神が舞台。
田舎者の荷物持ちどんつく、巳之助。
江戸っ子らしい親方、松緑。
この二人を中心とした江戸の風情たっぷりの舞いの演目。
故三津五郎丈の得意の演目を息子の巳之助さんが演じていて、
昔からのファンの方はいろいろと思うところがあるでしょうね。
巳之助さんはこの一、二年での成長が著しいと言われていて、私の周りでも「見守りたい」マダム率高し。
応援しますよ~!

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# by leonpyan | 2017-03-11 00:24 | 歌舞伎鑑賞 | Comments(0)

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