ミラクル7号

ミラクル7号 (2008)

【監督】チャウ・シンチー
【出演】チャウ・シンチー / キティ・チャン / ラム・ジーチョン / シュー・チャオ

★★★★☆ [90点]「ナンセンスの向こうに見える愛」

宣伝だとSFモノで『E.T.』のパロディなのかと思ってたけど、やっぱりシンチー節は健在だった。

大作映画の監督になっても媚を売ることなくナンセンスギャグを撒き散らす。

汚い、臭い、痛いの三拍子は相変わらずですな。

セルフパロディもファンにとっては嬉しいサービス。



主演を退いて父親役に回っているので、オレ様的描写が減って、何となく毒気が抜けたような感じもするけれど、いつもすっとぼけてテレながら描いているシンチーの弱者に対する優しい視点がしっかりここでも生きている。

今回はよりストレートに勝負してきたというべきか。

一番大切なものはとっても身近にあるんだよ、ということを気付かせてくれる。

ああ、またシンチーに泣かされちゃったよ。



家の近くのシネコンでも上映しているんだけど、全て吹き替え版。
シンチーの声が聞けないのは承服できないので
わざわざ新宿のシネマスクエア東急まで行ってきました。
オリジナルは北京語で撮っているらしいけれど、やはりシンチーの広東語を聞かないとね。

それにしても『少林サッカー』からシンチーの映画作りの舞台は大陸に移ったね。
ヒロインも香港女優は使わなくなったし(今回のキティ・チャンはかなり綺麗です)。
ターゲットは世界に拡がったけれど、
根底に「オレは中国人」と言う芯みたいなものを感じる。
ハリウッドに進出する映画人が多い中、
シンチーの拠点はあくまでも中国にある,と言うのが何だか嬉しい。
彼の視点はグローバルだけれど、核はしっかり故郷にある、というのが。
Posted by ちょし on 2008/07/09 with 映画生活

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Commented by ルチア at 2008-07-09 23:03 x
先週、渋谷Nシネマで字幕版をみてきました。
やっぱシンチーの声じゃないとね!
子どもたち、可愛かったですね。
Commented by leonpyan at 2008-07-10 22:51
>ルチアさん
やっぱり字幕版をまず観たいですよね。字幕版の劇場ってすごーく少ないのでびっくりしました。
子供と言えば、あの悪役のほうの子も実は女の子だと後で知って驚きました。
シンチーは女性をいじるのが好きですよねー。
by leonpyan | 2008-07-09 18:31 | 映画 | Comments(2)

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