トゥヤーの結婚

トゥヤーの結婚 (2006)

【監督】ワン・チュアンアン
【出演】ユー・ナン

★★★★ [80点]「過酷な選択」

切ない。

たまらなく切ない。



砂漠化が急速に進む内モンゴルの草原地帯で放牧生活を営む一家。

そこでは水を汲むために、10キロ以上の道のりを毎日往復しなくてはならない。

羊たちに餌を食べさせるため、遠くまで放牧に行かなくてはならない。

事故で半身不随になった夫と二人の子供を養うため、トゥヤーは毎日重労働を強いられる。

しかし、トゥヤー自身も腰を痛め、無理はできなくなってしまう。



そこでトゥヤーの選んだ道は、、、

生きていくためとは言え、切な過ぎる。



こうやってストーリーを追っていくと、暗くて悲しいように感じるけれど、スクリーンの中はモンゴルの荒野と同じようにカラッとしていて明るい。

トゥヤーのたくましさ、美しさが光を与えている。



映画の中ではトゥヤーと夫の間の愛は語られない。

でも、画面の向こうから熱い思いが伝わってくる。

心の奥が揺さぶられる佳作。



トゥヤーの家の壁にはチンギス・ハンの肖像画とラマ僧の写真が。
(若いダライ・ラマ?よくわからず。中国政府の検閲が通らないだろうから、違う活仏のお写真だと思う。)
内モンゴルは中国とは文化が全く違うんだなあと再確認。

ル・シネマの劇場には大楠道代さんがいらしてました。
やっぱりすごく綺麗。
Posted by ちょし on 2008/03/28 with 映画生活

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Commented by ルチア at 2008-04-01 20:55 x
この映画は感想を書くのが難しい。トゥヤーにはまだ一波乱もふた波乱もありそうだわ…。
いま、「ダライ・ラマ自伝」を読んでいます。内モンゴルとチベット、どちらも漢族の文化とは大分ちがいますね。
Commented by leonpyan at 2008-04-01 23:21
>ルチアさん
私もラストは「おーい、それじゃあ誰も幸せになれないのでは・・」と突っ込みました・・・。
最近、家で私は「フリーチ○○○」「フリー内モ○○○」とアジってます(笑)。
by leonpyan | 2008-03-28 20:27 | 映画 | Comments(2)

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