2008年 03月 08日
ちりとてちんの落語を聞こう
個人的には小草若の行く末が気になる~~~しっかり草若を継いで欲しい!
『ちりとてちん』効果で、落語に興味を持つ人が増えているらしく、
今週はNHKでは『ちりとてちんの落語を聞こう』という特別企画で
月曜~金曜まで毎日一演目を流してくれました。
3月3日(月) ・「愛宕山」 桂 文枝
3月4日(火) ・「辻占茶屋」 林家染丸
3月5日(水) ・「ちりとてちん」 桂 南光
3月6日(木) ・「たちぎれ線香」 桂 文枝
3月7日(金) ・「はてなの茶碗」 桂 米朝
いや~~上方落語を意識して聞くのは初めてでしたが、面白いですね。
故文枝師匠の「愛宕山」はちょっとイメージが違ってましたが、
「たちぎれ線香」は素晴らしかったです。
女性を演じるのが上手いとされていたのがなるほど分かりました。
文枝師匠、朝のBS2で再放送している『都の風』に出ているんですが、
ドラマの時はさすがに20歳くらい若かったのでまだ髪が黒々としてました。
染丸師匠の「辻占茶屋」もテンポ良くてよかったです。
はめものとの掛け合いが絶妙。
一番笑えたのは南光師匠の「ちりとてちん」。
ドラマのほうで何度も触りを聞いているにも関わらず、また笑ってしまう。
桂あやめ師匠の芸者に役を替えた「ちりとてちん」もなかなかでした。
女性が落語をするって、やはり苦労も多いんでしょうね。
米朝師匠の「はてなの茶碗」はさすがの貫禄。
あの間の取り方はすごいな~。
枕もかなり面白いですね。
落語は若い頃はたまに聞きに行くこともありましたが、最近はご無沙汰してました。
昔は聞いたと言っても、江戸落語ばかりでしたから、
関西弁で「旦さん」や「喜六」が出てくる上方落語は新鮮です。
何だか落語を聞いていると、江戸時代がのんびりまったりといい時代に思えるんですよねー。
落語もなんだかブームですね。
私も上方落語をしっかりと聞くことなかったんですが、
やっぱり奥深さびんびん。
『芸』を感じます。
お正月に、NHK教育テレビで夜からずっと朝まで落語やっていて、思わずおもしろくて徹夜して聞いてしまったりします。
不思議と情景を脳内映像化しますからね。話芸から。すごいことですよね。
この日記さんきゅ!
ドラマ効果か、寄席がかなり人気みたいですね。映画館と同じで、寄席に行くと、観客と一体化して面白さが倍増するんだろうなと思います。テレビで聞いても面白いですけれどね!
上方落語と江戸落語、今度同じネタでどういう違いがあるのか比べて聞いてみたい気もします。喜ィさんと与太郎、どっちが間抜けなのか、なんて。