2005年 02月 18日
復讐者に憐れみを
傷口をえぐられるような感じ?
誰にでも薦められる映画ではないです。
私だって、ソン・ガンホが出ていなかったら、観てないと思う。
韓国でも残酷シーンが多過ぎるということで観客が動員できず、2週間で打ち切りになったらしい。
日本でも『オールドボーイ』が話題にならなかったら、この作品は一般公開されていなかったでしょうね。
シン・ハギュン、ソン・ガンホ、ペ・ドゥナの演技も素晴らしいし、なんともコミカルな作りなんだけど、後半あまりにも残酷なシーンが多くて、その面白さが半減しちゃってます。
復讐と暴力へのアンチテーゼは伝わってくるんだけど、ここまでやると、「残酷シーンが撮りたかったんじゃ?」と変な勘繰りまでしたくなる。
ある意味ホラー映画だな、これは。
・復讐者に憐れみを@映画生活
“イタイシーン”は得意ではないんですが、連発でしたね・・・
ただ、作品としては意味があるトコだったかなぁと思い、納得。
そして、やっぱり主演の3人の演技に拍手!の作品でしたっ。
ちょしさんはソン・ガンホ好きですか。いいですねえ、ソン・ガンホ。顔の微妙な表情変化がたまりません。ペ・ドゥナは本国では苦戦気味ということですが、ぜひ『リンダリンダリンダ』で日本での人気が上がってほしいですね。