傷だらけの男たち

オリジナル名『傷城』になぜ『傷だらけの男たち』なーんて邦題がついちゃうんでしょう?
『傷だらけの天使』を思い出して、ちょっとおふざけめいた内容を想像しちゃいます。
「城」というのはcityの意味。英題だって『Confession of Pain』なのになあ。

アンドリュー・ラウ&アラン・マック監督の『インファナル・アフェア』から3年ぶりの作品。
香港では去年のクリスマスあたりに公開だったはず。
結構前に香港盤DVDを購入していたんだけど、観る暇がなかったもので、
今回は何とか時間を作って行ってきました。

トニー・レオンが業を背負った警官ヘイを、金城武が過去に恋人を失い傷ついた元警官のボンを演じます。
女優さんはヘイの妻に徐靜蕾、ボンの彼女にスー・チー。
徐靜蕾は何だか薄幸な役が多いのよね。
中国ではダントツ人気を誇るけれど、知的なところがウケてるのかな。
スー・チーはまたそういう役ですか、という感じ。
香港以外では違った面を生かしてもらっているのにね。
香港映画での女優さんの使い方ってどうも枠にはめられがちな気がします。

映像も音楽もスタイリッシュでトニー・レオン(ヘイ)も金城武(ボン)もいい演技をしています。
全体的に悪くはないんだけれど、胸にグッとくるものがいまひとつ足りない、何故だろう。
もう少し最初のほうでヘイとボンのキャラクターを掘り下げて描いてくれたら、彼らの苦悩がより理解できたように思えるんだけど。

プロットも、キャスティングも『インファナル・アフェア』とちょっとかぶるところがあって、
それも邪魔になったかな。
チャップマン・トーが出てきて、肝となる人物の役名がキョンというだけで、何だか混乱してしまった。

でもトニー・レオンも金城武も相変わらずセクシーで美しいわ。
それだけでも満足だわ。

ところで、ラスト、あの終わり方は何だかなあ・・・ネタバレになるので書かないけど!

傷だらけの男たち@映画生活
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Commented by ルチア at 2007-07-13 13:50 x
今月のまず1本、私もこれでした! ストーリーはいささか凡庸な感じ…確かに胸に迫るものはなかったです。でも見せ方がうまいんですよね~。スタイリッシュなカメラワークにいい男2人。娯楽映画として十分でした。徐静蕾は香港映画にはいささか地味ですね。スー・チーの演技は私は好きじゃありませんが、この映画の中では逆にあれで良かったかと思います。
Commented by leonpyan at 2007-07-13 23:55
>ルチアさん
やっぱりこれはハズセマセンよね!ハリウッドでは既にリメイクが決まっているようですが、レオはまた出るのかな?どっちの役でしょうね?
スー・チーはわりと好きなんです。こういう演技はまあ彼女の得意分野ではあるんですけどね。
金城武も変わりませんよね~。
Commented by とんきち at 2007-07-14 19:08 x
楽しみに待っているのに、まだ来ないんです、ぶつぶつ。
リメイクはまたスコセッシ? あれれ、、、。

>でもトニー・レオンも金城武も相変わらずセクシーで美しいわ。
はいはい♪
この二人を見ていると、アジアの男っていいわああああ〜〜
と心底思います。白人俳優にこういう色気のある男はいないっ!
Commented by leonpyan at 2007-07-14 23:39
>とんきちさん
ハリウッド版の監督がまたスコセッシになるかどうかはわかりません。今度は受けないんじゃないかな?あれだけ「この仕事は最初やりたくなかった」なんて発言してたし。<スコセッシ
でも脚本家もレオ主演も同じなので、もしかしたらもしかするかもしれませんね。
トニー・レオンも金城武も子犬の瞳系ですよね。確かに欧米には少ないタイプかも。
Commented by ruby at 2007-07-21 15:36 x
こんにちは!
ご無沙汰しておりますー。
実は、トニーたん緊急来日っつーことで、
先日会いに行ってきましたよ~。
舞台挨拶だったので、この映画のあとトニーちゃん登場。
何だか不思議な気がしました。
やはりキュートな子犬っぽい感じで(笑)、
とってもチャーミングでした。
今まで金城氏には全く興味がなかったんですが、
この映画を見て、ちょっと見直してしまいました(お前が言うな)。
Commented by leonpyan at 2007-07-21 22:30
>rubyさん
こんばんは。こちらこそご無沙汰してます。
トニーさんの来日、そういえば告知してましたね。
最近生で明星を見ていないので、そろそろ禁断症状が出そうです。でもフットワークが重くて・・(いや、身体か?)
金城くんは美形だと思いますよ。好みはありますけどね(^^)。
Commented by (・ε・)ヾ at 2007-08-02 12:22 x
おひさしぶりです
>チャップマン・トーが出てきて、肝となる人物の役名がキョンというだけで、何だか混乱してしまった。

じつは、いっしょに行った友人も、この点で困っていました。偽名は確かラウなんたらだったし。人物名で混乱したからもう一回見たという知り合いもいます。

2人のキャラを掘り下げるひまもなく、どんどん事件が進んだ感じですね。

とはいえ、トニーさんのきめの細かい演技には、ひたすら感心しました。

Commented by leonpyan at 2007-08-02 22:11
>(・ε・)ヾ さん
こちらこそご無沙汰しています。
横文字名前も覚えにくいのですが、香港映画のカタカナ二文字も混乱しやすいですよね。おまけに俳優さんは売れっ子の使い回しが多いので、イメージがダブってしまいます。
トニーさんは切ない役をやらせると天下一品ですね。どこか放って置けないというか、許せちゃうというか・・・。
私も舞台挨拶行けばよかったなー。

by leonpyan | 2007-07-12 22:04 | 映画 | Comments(8)

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