ホテル・ルワンダ

アフリカ月間、という訳ではないですが、見逃していたアフリカ物を集中的に観ています。
まあ、アフリカ物と言っても西側の国が作ったアフリカをテーマにした映画、ですが。
今回は行きつけのレンタルショップでミニシアター系人気NO.1の『ホテル・ルワンダ』を。

最初から最後まで目が離せない展開です。
想像していたよりも凄惨な場面は少なく、ストーリー性を重視しています。
ドン・チードルはもちろん、ニック・ノルティやホアキン・フェニックスが印象に残る演技を見せており、映画としての娯楽性も高い秀作でした。

それより何より自分の目の前にいろいろな課題を突きつけられる衝撃作でもあります。
劇中でジャック@ホアキンが言及する、遥か遠くの出来事として、ニュースを見ながらディナーをとっている人たち、それはまさしく自分の姿でもあります。
アフリカのことをこんなにも知らなかった自分を恥じると共に、自分に何ができるのか、ということを考えさせられました。

ここで語られるルワンダの根底にある問題は私たちにも無縁ではありません。
人は弱い者。
自分にとって危険であると感じる相手は排除したくなるし、
まず自分にとっての利益が何かを考えてしまう。
目の前で起きた他人の不幸も関わらなくていいことであれば避けて通りたくなる。
戦争とまでは行かずとも、日本でだって日常に起きている事件を見ると、
傷害、殺人、暴行、虐待、略奪など小さいことから大きなことまで世の中は暴力で溢れています。

私はこの映画の中の赤十字で働くアーチャーさんのようにはなれないだろう、
でも、せめて自分が接する機会のある人たちに対しては共存と助け合いの気持ちは持っていたい。
とは言え、そんな風に思えるのは、自分が今は豊かで平和な社会に暮らしているからなのだろうか?などとも考えてしまいます。
当分、この映画のことが頭から離れそうにありません。。。
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Commented by とんきち at 2007-05-20 20:34 x
考えさせられますよね〜。時間がたっても印象の強く残ってます。
残虐さを抑えてじっくり見せる作り方に、すごく好感を持ちました。

ホアキン(いい男になったね〜)のあの台詞は私もずしん、と来ました。
この巨大な世界でできることは少ないけれど、せめてしっかり覚えておきたいです。
Commented by leonpyan at 2007-05-21 08:01
>とんきちさん
最初ホアキン、似てるなあ~でもこんなチョイ役で出ないよな~なんて思ってたんです。でもさすがに重要な役回りでしたね!
by leonpyan | 2007-05-19 18:51 | 映画 | Comments(2)

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