エレクション

何の映画から観るか散々迷っていたけど、結局観たのはこれ。

『エレクション』。2005年の香港映画、原題『黒社会』。
一昨年の秋に香港に行った時、街中にポスターが張ってあって観たいなと思ったけど時間がなかった。
それに広東語字幕はちょっと苦手。
香港でたまに映画を観ると、どうしても不完全燃焼になってしまうんだよね。
香港盤DVDを買っても北京語字幕で観るようにしているくらい。

今回、ヘンな邦題がついているせいで、危うく見逃すところでした。
何だか人気ないみたいで、今週を逃すと一日1回上映に減ってしまうようなので、最優先で鑑賞。

香港黒社会最大の組織で、二年に一度の会長選挙が行われた。
新しいリーダーに選ばれたのは、組織に忠実な穏健派のロク。
賄賂を使いまくり、祝賀会の準備までしていた、
もうひとりの候補で傲慢なディーは、この結果に憤慨。
さっそく報復に出る・・・・。


さすがジョニー・トー監督、淡々とした流れが逆にすごく不気味です。
『ヒーロー・ネバー・ダイ』『ミッション』『暗戦』『PTU』『ブレイキングニュース』と、全て派手な銃撃戦がひとつのウリでしたが、この『エレクション』にはほとんど銃が出てきません。
それが妙にリアルで、不思議な緊張感を生んでいます。
やっぱりジョニー・トー、タダモノではありません。

キャストも渋いんだよね~。
主演のサイモン・ヤムとレオン・カーファイは芸域の広い演技派だし、
ジョニー・トーの映画に欠かせないラム・シューは今回も美味しい役回り。
でも、香港映画と言えばジャッキー・チェン、もう少し最近だと『インファナル・アフェア』などの印象が強い方々にはちょっと地味すぎる面子かも。
女性なんて、マギー・シューしか出てこないしね。

いつも80~90分台できっちりコンパクトに編集するジョニー・トーですが、
今回は101分とちょっと長め。
(120分を超えるアクション映画なんてダメっすよぉ。
まあ、武侠映画はこの限りではありませんが。)

でもこれ、『黒社会2』があるんだよね。
日本では続編はいつ上映してくれるんだろうか。
やはり2を観ないことにはちょっと未消化。
今回、意味ありげな登場で終ったルイス・クーが多分2では活躍するんだろうな。
ニック・チョンも次回に期待できそうだし。
うーん、早く2が観たいんですけど!

エレクション@映画生活
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by leonpyan | 2007-01-25 22:03 | 映画 | Comments(0)

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