LOST 第38話「詐欺の手口」

シーズン2も中盤を過ぎて、かなり状況が錯綜してきました。
アザーズの存在が明らかになった今、
団結が必要だと言うのに様々な対立関係が出てきています。

今回のフラッシュバックはソーヤー。
タイトルの「詐欺の手口」は
過去のソーヤーの女性のたらしこみ方にリンクしているのは言うまでもありませんが
島でのサン襲撃&銃の奪い合い事件の真相にもかけてあります。


ハッチの武器庫を一人で管理し、錠の数字を換えているロックに
ジャックが数字を教えるよう頼みます。
武器庫の物を出す時にはお互い確認しあう約束で。

海岸ではソーヤーがチャーリーに「今じゃアンタが悪党だな」
とからかっているところでした。
ジャックはロックから薬をソーヤーが持って行ったことを聞き、
ソーヤーのテントの中を許可も得ず捜します。
海に出る前は自分の物だったと主張するソーヤーに
ジャックは薬は皆のものだ、と取り合いません。

くさっているソーヤーの元にケイトがやってきます。
ジャックとアナが軍隊を作ろうとしているが自分は誘われない、と
ソーヤーが言うと、ケイトの表情もこわばります。

ジャングルでアナがジャックに話しかけます。
前部座席組は危機感がないので軍に入りたがらないと不満をもらします。
武器庫の数字はいくつ?とカマをかけますが、ジャックは答えません。

サンが菜園で畑仕事をしていると、
誰かが近づく気配がしました。
ヴィンセントがやってきて、ホッとするサン。
ヴィンセントが去り、にわか雨が振ってきたと同時に
サンは何者かに襲われます。
頭に袋をかぶせられ、手足を縛られ引きずられますが、
悲鳴を聞きつけたソーヤーとケイトが見つけたときには
頭に怪我をして気絶していただけで、サンの命に別状はなく、
何者かは去った後でした。

海岸にいた人たちは騒然とします。
銃を持って様子を見に行こうと言うアナに
間違って味方を撃つのがオチだと止めるロック。

ソーヤーとケイトが現場にもう一度行ってみると、
サンの頭にかぶせた布が落ちていました。
その布からソーヤーは内部の者がやったのではないかと推測します。

ケイトはジャックにアナ・ルシアのことを聞きます。
暗に怪しんでいることを伝えるために。
ジャックも気になりアナに朝、サンが襲われた時どこにいたと聞きます。
その時サンの意識が快復したとの知らせがあり、ジャックは駆けつけます。
サンは袋をかぶせられていたので誰も見なかったと言います。
ジンは銃を使うことをジャックに訴えます。

その光景を見ながら、ケイトはアナの目的は銃だと思い当たり、
ソーヤーにハッチにいるロックにことことを知らせてほしいと頼みます。

ソーヤーがハッチに行くと、ロックは蔵書の整理中でした。
間もなくジャックたちが銃を取りにやって来ることを話します。
なぜ警告に?と聞くロックに、ジャックを妨害したい、と答えるソーヤー。
ロックは銃を別の場所に移すことに決め、
その作業の間、ソーヤーに入力のためハッチにいるように頼みます。

ほどなくして、ジャックとジンがやって来ました。
武器庫を開けるとそこは既に空。

夜、海岸にいるロックの元へジャックがやって来ます。
銃はどこへやったと責めるジャック。
銃は移した、とロック。
2丁渡せ、と言い争う二人に銃声が轟きました。
撃ったのはソーヤー。
海に出ている間に自分が管理していた物資は皆に盗まれ、
何かが起きればそこの二人が仕切りたがる、と怒りをぶつけるソーヤー。
そしてこれからは自分が銃を管理することを宣言。
ロックの後をつけ、銃の隠し場所を調べて盗み出したのでした。

ケイトがソーヤーの元へやってきて、
どうやって銃のありかを調べたのか聞きます。
ハッチにいたソーヤーにはロックの後をつけることはできなかったはず。

結局自分はソーヤーに操られたのだと知ったケイトは
「サンもあなたがやったの?」と聞きますが、ソーヤーは否定します。
「銃や物資がほしくてやっているんじゃない。
 みんなに憎まれたいのよ。
 なぜやったの?」と問いただすケイト。
「あんたは脱走犯、おれは詐欺師。虎の模様は不変」と答えるソーヤー。

ソーヤーが暗闇の中、誰かと待ち合わせをしているようです。
現れたのはチャーリー。
ソーヤーに協力したのはチャーリーでした。
ソーヤーがマリア像を渡そうとするとチャーリーは目的は違うと拒否します。
ロックに屈辱を味わわせたかったのだ、と。
そしてソーヤーに聞きます。
「なぜあんなことを思いついた?」
「俺は悪党なのさ。
 悪事しかない」とソーヤー。

フラッシュバックでは、ソーヤーの詐欺の手口が語られます。
金持ちの既婚女性をたらし込み、
投資の話をうまく持ち出してお金を出させると言う手口は
以前のフラッシュバックで語られましたが、今回はそれよりも大きなヤマのお話。
相手の女性は相棒のゴーディが見つけてきたカモで、
ソーヤーは半年かけて関係を深め、目的は彼女が持っている離婚慰謝料60万ドル。

その手口と言うのは最初に自分が詐欺師であることを彼女にばらし、
彼女が詐欺の手口と言うのに興味を持ったところで小口の詐欺を一緒にやり、
大きなヤマを彼女がやりたがったところで資金として60万ドルを出させると言うもの。
つまり、彼女は騙されたわけではなく、自ら資金を提供するわけです。
しかしいつも詰めが甘いソーヤー、
前回のフラッシュバックでも投資させる一歩手前で
カモの女性の子供を見て取引中止しちゃっていましたが
今回は半年かけて付き合っちゃったためか、相手の女性に情が移ってしまいました。
ゴーディに降りることを告げましたが、
ここで降りたら二人とも殺すと脅され、結局ソーヤーは彼女からまんまと60万ドルを奪います。
手元には大金が残りますが、心には大きな穴が空くソーヤー。
彼はこうやって自責の念にかられながら生きてきたんでしょうか。



ここのところソーヤーがやたら和みキャラでしたが、
やはり虎の模様は消えなかった、と言うお話。
ソーヤーの場合は消えそうな虎模様を自分で描きまくっているって感じもしますね。

ジャックはどんどん暴走していきそうですが、
それ以上にヤバイのがチャーリーかな。
お話としてはこういう弱キャラが思い余って犯罪を犯す、ってパターンは多いものよね。
あ、でもそれはイーサンで一度やっているから、同じことは繰り返さないかしら?

今日の和み担当はサイードとハーリーでした。
気落ちしているサイードを慰めるために
バーナードが持ってきた無線機を修理してほしいとハーリーが頼みます。

最初は無駄だ、と渋っていたサイード、やっぱり目の前に山があると登りたくなる、
壊れた無線機があると直したくなるものよね。
直した受信機を持ってハーリーのところにやって来ます。
最初にキャッチしたのは例のルソーの救難信号。
そして、ラジオの音楽が聞こえてきます。
「ムーンライト・セレナーデ」。
近いぞ!と騒ぐハーリーに、電波は遠くからも届く、とサイード。
その後のハーリーの「時を越えて」ってセリフがちょっと引っかかります。
まさか「時をかける生存者たち」なんて結末の伏線じゃないよね?(笑)
[PR]
Commented by ruko at 2006-10-09 23:39 x
ちょしさん、こんばんは。

TBの件お手数をおかけいたします……。ちょうど時差があるせいなのか夜かかると朝タイヘンなことになってたりするみたいなので、なんだか心苦しくて。

さて、なにげに今回怪しかったのは明らかに本の間から何か探そうとしていたのに「アルファベット順に並べようと思って」とまたヌケヌケと嘘をついたロックさんだったと思いました。でも、その手ももう飽きてきたし……。

ハーリーの「時を越えて」っていうのは何の暗喩だったのか、私もずっと実は考えています。思いつかないんですけど。

ソーヤーはやっぱり「罪悪感」から「普通のヒト」になるのを自分で許せない、っていう感じ(自分の名前も名乗らず「ソーヤー」と名乗るのも含め)で、それはそれでイイんだけど、ジャックとロックを敵に回して味方はチャーリー、っていうのじゃちょっとあまりにもバランスが悪過ぎかな。でも自滅してもいいくらいの勢いなのかもしれないですね。
Commented by leonpyan at 2006-10-10 13:19
>rukoさん
いいえ、こちらこそ度々すみません。昨晩はやはりスパムTBがひどかったので、またリンク縛りをつけました。何でこんなにエキブロはスパムに弱いんだろうって思います(^^;)。当分様子見で縛りをつけたりつけなかったりで対応させてください。

ハーリーの「時を越えて」ですが、mixiの掲示板情報によると、グレン・ミラーも乗っていた飛行機が行方不明となり死亡とされたとか。それとかけているのかも?なんて意見もありました。

ロックさんの行動はいつも怪しいですが、意外と理由がはっきりしていたりすることも多いので、本は何気にスルーしてしまいました。オリエンテーションテープの続きの断片でも捜していたんでしょうか?

ソーヤーは自分をいじめることで過去と向き合っているのかもしれませんね。チャーリーと組むのもほころぶのを承知なのかも?
by leonpyan | 2006-10-09 18:52 | LOST -海外ドラマ- | Comments(2)

いらっしゃませ!ちょしと申します。映画・観劇の感想、旅行記、カメたちの写真などを載せています。よろしかったらコメント残してくださいませ♪


by ちょし