2006年 07月 17日
LOST 第26話「闇の底」
ハッチが開いたところで終ったシーズン1、
蛇の生殺し状態で2ヶ月半でしたからね~。
冒頭、規則正しく生活を送る一人の男性。
起きて、パソを入力発信して、朝食を食べて、運動して・・。
一人暮らしの男性の日常。
(でも、何かヘンです。
とても無機質な感じの生活です。)
そこへ爆破音。
危険を察知し、銃を取り、入り口を見張る男性。
そう、それはハッチが爆破された音だったのです。
ハッチの下、奥深くに住まいを構えるこの男性は一体・・・?
ロックは早速ハッチに入ろうとしますが、
ジャックは今日は下りずに一旦戻ろうと提案します。
とりあえずその場は撤収し、洞窟に戻ることに。
フラッシュバック。
救急棟に自動車事故で重傷を負った女性が運ばれてくる。
原因は女性の車のパンク。
続いて運ばれてきた衝突相手の男性は死亡。
女性を救うジャック。
ハッチを離れる時にケイトが
ハッチの裏側に「検疫隔離」と書かれているのを発見。
一方、洞窟ではビンセントがいなくなったと
シャノンが森の中に入り探しに行きます。
サイードも追いますが、犬の声の方向に走っていくうちに
シャノンは森の中で迷ってしまいます。
そこに、びしょぬれのウォルトが出現。
サイードがシャノンのもとに戻った時には消えてしまいます。
洞窟に向かう4人。
ロックとケイトが先行し、ジャックとハーリーが後に続きます。
「早く行こう。ロックが彼女を口説く」とハーリー。
「・・・・・」(ジャック、無視かよ~~)
「冗談だよ。いつも真面目で疲れないか?」
ジャックはハーリーに例の数字について聞きます。
「信じるか?」と念を押しながら話すハーリー。
しかしジャックは笑って「精神科に?」と
信じない様子。
君のマナーは最低だと怒るハーリー。
フラッシュバック。
命が助かった女性に淡々と経過を話すジャック。
下半身不随になる可能性が高い、と。
それを聞いていた父はジャックに
希望を与えるべきだと忠告します。
洞窟ではシャノンがウォルトに会ったと皆に話しています。
そこへジャックたちが戻ってきます。
アルツトが死んだこと、ハッチを開けたことを話すジャック。
大騒ぎする生存者たち。
大丈夫だ、約束する、と皆を安心させようと説得するジャック。
しかし、ロックは「私は待つのに飽きた」と
ケーブルをかついでハッチに向います。
ロックを一人では行かせられない、とケイトは後を追います。
フラッシュバック。
事故に遭った女性は結婚の衣装合わせに行く途中でした。
婚約者は彼女が半身不随となるかもしれないと聞き、うろたえます。
手術当日。
女性は執刀前のジャックにささやきます。
「秘密を教えるわ。
この足ではもう踊れない。
結婚式では車イスで踊るわ。先生も招待する」
「必ず治すよ」と約束するジャック。
その言葉に周りの看護士たちは唖然とします。
ハッチでは先に着いていたロックが
「君を待ってた」とケイトに先に下りさせる手はずを整えます。
(先にケイトに行かせるの~~?
生け贄??ひどくない?<ロック)
懐中電灯を片手に恐る恐る下りていくケイト。
そのとき中からライトが照らされ、
ケイトの悲鳴が。
拉致されたのだろうか?
後を追って下りるロック。
ジャックは身支度を整えハッチに援護に向かいます。
(やっぱりケイトが心配なのね~。
ロック一人だったら絶対に行かないよね)
既にケイトもロックも姿がありません。
ハッチを下りて行くジャック。
フラッシュバック。
競技場の階段を上り下りするするジャック。
スタジアム・ラン=スタジアムの全部の階段を走ること。
彼女に治すと約束しておきながら、
手術が成功しなかったことで自分に罰を与えていたのでした。
そこへ隣の階段を走り登る男が現れます。
競うようにスピードを上げるジャックでしたが、
途中で足を痛め、走り負けてしまいます。
その男が駆け寄ってきてジャックの足を心配します。
世界一周レースに出ると話す男。
守れもしない約束をしたことに自責の念を感じ、
「治ったら奇跡だ」と話すジャック。
「奇跡を信じないのか?」と男は言います。
(何だか不思議なムードの男です)
「上げるんだ。足を」
デズモンドと名乗る男はそう言い残して去ります。
ハッチの下には通路がありました。
壁画も描かれています。
おそるおそる進むジャック。
いきなり音楽が鳴り出し、その部屋に行ってみると
パソコンが置いてあります。
エンターを押そうとするジャックに
「やめろ」とロックが現れます。
「ケイトはどこだ?」とジャックはロックに銃を突きつけながら聞きますが、
そこへ「銃をおろせ」とロックに銃を突きつける男が現れます。
フラッシュバック。
手術後、サラのもとへ行くジャック。
どうやら婚約者のケビンは逃げてしまったようです。
ジャックは正直に背骨の損傷が治せなかったことを話しますが、
足の指が動く、というサラ。
奇跡は起こったのでした。
「動いたら彼を殺す」と言う男。
「これが運命なのか?」とロックに問うジャック。
顔を現した男、それは・・あのデズモンドでした!!
どうやらこの島は無人島どころか
何かの計画に基づいて秘密の業務を行っている島のようです。
それにしても全てが作為的。
やはりジャックもハーリーもロックも皆選ばれてこの島に連れてこられたようですね。
数字のことと言い、サラの足のことと言い、ロックの足のことと言い、
奇跡を起すことが出来るというのは不思議です。
やっぱり宇宙人の仕業ですか~~?(ウソ)
いきなりデズモンドのシーンからは驚きました。
最初はハッチの中だとは気付きませんでしたよ。
あんなに密封されたところで、何ができるんでしょうね?
それとも、予想以上にハッチは大きいんでしょうか!?
私も皆が選ばれて連れてこられてたと考えるようになりました。
奇跡を起こす人たちがいて、それは”他の者たち”なのか?
ほんと、宇宙人の仕業みたいですよね^^。
デズモンド、何者なんでしょうか?ハッチで一人で何をしているのか?
それともOthersもあそこに住んでいるのでしょうか?
もう何が何だかわかりません(笑)。
宇宙人か超能力者たちの仕業としか思えませんわ。
「すべてがどんな風につながっているんだ?これでだめだめな落ちだったら、ずっこけてやる。」って重いながら見てるんだけど。
脚本書いている人、まさか書きながらストーリー考えているわけじゃないだろうねえ。書いている本人も先がわかってなかったりして。内田康夫さんは浅見光彦を書きながらミステリー考えてるって大胆なこと言ってたし。しかし、若作りしてたジャックのベッドサイドの涙、よかったわ!
ハーリーとの会話を聞く限り「奇跡」は信じていないジャックですけれど、自分が「治せなかった」はずのサラの下半身が動くようになっていたことは、どう個人的におとしまえをつけたんでしょうか(汗)。
ハーリーは数字の謎を自分が見込んだ人にしか話していなかったので、ジャックにああいう対応されてホント腹立ったと思います。
とりあえずハッチはシーズンいっぱい引っ張る話だと思っているので漂流組とずぶぬれで現れたウォルトの幻のことで頭がイッパイかも。
10年ちょっと前に夢中になって観た『V』、最初はものすごく面白かったのにオチが何だかな~で懲りているので、宇宙人とかは出てきて欲しくないなあ。『ツインピークス』も尻つぼまりだったし・・。まあ、途中が面白ければいいのかな?
デズモンドが出てきたとは言え、あのハッチの中の部屋についてはそう簡単には謎が明かされないんでしょうね。
ジャックの現実主義は性格なので、自分が目にしたもの以外はなかなか信じないのかもしれませんね。