2005年 12月 01日
僕の恋、彼の秘密 (FORMULA 17)
2004年に台湾で公開され、ロングランヒットしたこの作品、
今週末から日本でも全国各地で上映開始されます。
首都圏ではとりあえず新宿武蔵野館のみの上映らしいのですが、
(初日には主演のダンカンの舞台挨拶あり!
でも既に整理券は配布済みらしい。。。)
暮れも押し迫ったこの時期、とても観にいけそうもないのが残念。
映画は台北でDVDを買って鑑賞済みなので、
感想だけ先に書いておこうかな、と。
田舎育ちの純情青年が、台北に出てきて、悪名高きプレイボーイに一目ぼれ。
周囲の心配をよそに急接近していく。。。。。
この映画、シンガポールでは上映禁止になったらしいです。
えーっ、そんなに過激なの?と思いきや、そうではなく、
ゲイムービーを健康的に描きすぎている、という理由だとか。
いまどきゲイ=不健康という図式で検閲を行うのはどうかと思いますけどね。
この映画のすごいところは、あくまでもさわやかなラブコメディであって、
今までの耽美的なゲイムービーとは違うこと。
『アタックナンバーハーフ』も明るいゲイコメディでしたが、
社会的にはまだまだ認められない存在としてゲイを描いていた部分がありました。
でも『僕の恋、彼の秘密』はそんな前提も取り払って、
そこらへんの女子高生のラブコメディと何ら変わりなくお話が進行していきます。
監督は女性新人監督。
イケメンを使ってこういう映画を撮っちゃうところはかなりしたたか?ですが、
メイキングやインタビューを見た感じでは、
基本もふまえた上で天性のカンのようなものがありそうな有望新人です。
最初は何なんだ、この映画は?と戸惑っていた私も、
そのうち違和感なく爆笑しながら観ました。
初恋のドキドキもわかるわぁ~と不思議な共感を感じて、
結構楽しんじゃいました。
これは女性にウケる映画かも。
ゲイの方々が観たら、どう感じるのか、ちょっと聞いてみたい気もします。
・僕の恋、彼の秘密@映画生活
TBさせていただきました。
確かにこの映画、女性受けするのかもしれませんね。
一緒に観たうちのダンナは「う〜ん・・・今ひとつノレない」と言っていました。
私はめいっぱい楽しめました、モチロン!
TB&コメントありがとうございます。
この映画、割り切って普通の青春ラブストーリーとして観られるかどうか、でしょうね。台湾では大ヒットだったらしいですが、どういう層にウケていたんでしょう。気になります。