今、一番注目している俳優、森山未來!
もう、これは絶対に行かなくちゃとチケットを取って楽しみに楽しみにしていました。
ああ、それが、前日にノロウィルスにやられ、一晩中苦しみ、もはやこれまでか・・と思いましたが、
その日の午前中はキャンセルできない用事があり、その勢いで頑張って渋谷までたどり着きました。
もちろんマスクに手袋にと感染防止には注意しましたが。
ただ、お腹の調子は良くなりましたが熱が上がったようで、身体がきつかったのも事実。
体調万全で観たかった!
内容は浦沢直樹の原作漫画『PLUTO』を事前に読んでいたので、舞台の演出に集中することができました。
シディ・ラルビ・シェルカウイの舞台は観たことはありませんでしたが、さすがダンサーなだけあって、表現が斬新!
ロボット役のキャストには後ろに3人のマニピュレーター役のダンサーが付いているのも面白い。
ダンサーの人たちはパネルを動かしたりロボット操作までしていて、かなり大変。
この舞台はこのダンサーさんたちがいなければ成り立たないのです。
森山未來と土屋太鳳の身体能力の高さも必見です。
ダンスシーンはそれほど多くはないけれど、美しい流れるような動きに目が釘付けになります。
土屋太鳳は二役の演じ分けも見事でした。
未來さまはやはり踊っている時は本当に活き活きしてるーーと思いました。
大東俊介も良かった。身体、鍛えてるし!
『PLUTO』の世界は現実ともリンクして、とても切なくなります。
芸術性のみならず、メッセージ性もとても高い舞台でした。