子猫をお願い

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ペ・ドゥナ観たさにDVD を借りてきました。
2001年製作、監督はこれが長編デビューとなるチョン・ジェウン。


愛の夢想家テヒ(ペ・ドゥナ)、
美貌の野心家ヘジュ(イ・ヨウォン)、
神秘的なアウトサイダーのジヨン(オク・チヨン)、
陽気な双子ピリュ(イ・ウンシル)とオンジョ(イ・ウンジュ)。
仁川(インチョン)の女子商業高校を卒業して別々の生活を送っている5人だが、
それぞれ将来への漠然とした不安を抱えている。
事あるごとに集まっては、時にぶつかり合いながら友情を育んでいる彼女達を結びつけているのは拾ってきた1匹の猫。
捨て猫のティティと共に過ごした時間、生活は予想も出来ない方向に流れていくけれど、
悩みながらも彼女達はそれぞれの道を見つけていく…。







観始めて10分くらいはシチュエーションが飲み込めず、
それぞれの背景もいまひとつわからなかったけれど、
5人が誕生会で再会したあたりからすぅっと入り込めました。

淡々とした語り口ですが、ひとつひとつのシーンがよく練られているというか、
スクリーンの隅々まで繊細に描かれているような気がしました。
20歳前後の危うさや不安、希望や失望、そして決断と諦め、
すべてを優しく包み込むような視線を感じる映画でした。
多分、この映画って1回目より2回目、2回目より3回目、と
何度も観るたびに新しい発見があるんじゃないだろうか。
女性だったら、この5人それぞれに自分を投影して、重ね合わせてみることもできそう。

見終わった後もすごく余韻が残る作品です。
私自身、八方塞がりのような20代を経験しているので、
ヘジュの気持ちもテヒの気持ちもジヨンの気持ちも切ないほどわかります。

絵空事のようなラブストーリーもいいけれど、
こういうリアルで骨太な韓国映画が私は好き。

ペ・ドゥナももちろん良かったけれど、
他のキャストも素晴らしい。
ともさかりえ似のイ・ヨウォンとクールなオク・チヨンは
手足が長くてシルエットが美しいと思ったら二人ともモデル出身なんですね。
ペ・ドゥナは映画の中ではいつもコケティッシュだけれど、
DVD特典のインタビュー映像を見たら、すごくきれいで格好良かった!
さすが女優。彼女もモデル出身なんだよね。

ラストシーンは秀逸だと思います。
彼女たちの行く手に何があるか、答えはないけれど、あの強い眼差しは勇気付けられます。

子猫をお願い@映画生活
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by leonpyan | 2005-09-14 22:52 | 映画 | Comments(0)

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