「IHIステージアラウンド東京」のこけら落とし公演、『髑髏城の七人』を観てきました。
360度繰り広げられるステージ、中央で回転する客席。
アジア初のエンターテインメント劇場を体感したかったのと、劇団☆新感線が初めてだっだので、とても楽しみにしていました。
テーマパークのアトラクションと劇場が合体したような感じ。
舞台だけでなく、幕をスクリーンに見立てて映像を映し出し、劇場全体が髑髏城の世界観の中に没入していきます。
時は信長の死から8年目、秀吉の時代のまだ荒野ばかりの関東が舞台。
殺陣も多く、演出も凝っていて、アクション映画好きの私はとても楽しめました。
特に好きな俳優が出ていたわけではありませんが、豪華なキャスト。
やっぱり古田新太は美味しいところをすべて持って行きますね。
山本耕史は立ち姿が綺麗。殺陣もいい。でも悲しい役でした。
小栗旬も着流しが似合っていて恰好よかった。
清野菜名は最近よくいい役に抜擢されているので、特に美形でもないのに何故、と思っていましたが、アクションはとても上手い。
ただ、3カ月の長丁場のせいか、喉がつぶれ気味でセリフが聞き取りにくかったのがちょっと残念。
来月にはSeason鳥を観に行きます。
キャストがガラリと変わり、演出も少し違うみたいで、こちらも楽しみです。