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閑遊閑吟 

南極日誌

南極日誌_c0004750_2132585.jpg

やってきました、ガンホ祭り~~~♪
ということで、ガンホLOVE仲間?のうーすけさんと共に『南極日誌』を鑑賞してまいりました。
(うーすけさん、Thanks!)
先月『皇帝ペンギン』を観たばかりなのでこの夏は、南極祭りでもあるな。
まあ『南極日誌』は南極ではなく、ニュージーランドで撮影したそうなので、厳密には違うんですが。

ストーリーは・・・
南極の到達不能点を目指すドヒョン(ソン・ガンホ)率いる6人の探検隊。
彼らは80年前のイギリス探検隊によって書かれた日誌を発見するが、
その後日誌に書かれているアクシデントに次々と遭遇していく……。



どう捕らえていいのか迷ってしまう、ちょっと不思議な映画でした。
極限状態にある人間の心理的変化を描くという、深いテーマを扱っているのだけれど、
そのあたりの描写が白と青の壮大な背景に埋没してしまったといいますか、
うまく表現しきれていないと言うのが正直な感想です。
思うに、途中に挿入するホラーチックな演出がかえって焦点をぼやかしてしまったのではないかと。

役者さんたちは皆素晴らしかったので、俳優の演技だけで十分怖さは出せたはずだと思うんですが。
そのへんがちょっと残念でした。

でもソン・ガンホはやはり上手い。
彼が隊長だったら、従わざるを得ないだろうなあ、と思っちゃいます。

ソン・ガンホを見るだけでも価値はあるけど、彼が出ているだけでは傑作にはならないんだ、とわかりました。当たり前ですけど。

南極日誌@映画生活
Commented by うーすけ at 2005-09-03 03:30 x
待望のガンホ祭りでしたね~! こちらこそ、お忙しい中をありがとぉございました♪
・・・ペンタ君たちが出てこなかったのは内陸深すぎ~?と思いきや? 撮影がNZだったからなんですねぇ~苦笑?(←そいえばNZは奥が深い土地ですねぇ! LORもだし)
いやはや、 ちょしさんのご感想通りでしたねぇ。 ガンホさまの存在感だけ?は(あの不気味なニヤ!とか)、 素晴らしかったですし、 「ついて来い!」と言われたらワタシも、 ふらふら行っちゃいますよ・・・。 場面転換が慌ただしかったり、 逆にどーでもいい場で妙に間を持たせたり、 意味合いありそうなショットが挟まれたり?と、 トッチラカッタ感じでしたが、 「この映画を観た!」ってゆー意識はきっと今後も薄れないと思います~。 そぉ、傑作じゃないのにね^^;
あ、因みに帰宅後、 「到達不能点」を調べてみましたが、 どうやら 「南極大陸の全部の海岸から、最も遠い地点」 のことらしいですよ~。 ・・・なるほど。
ユ・ジテも割と好きで観てきてますが、 次回作?『女は男の未来だ』はどーなんでしょうかね?^^
Commented by leonpyan at 2005-09-03 16:13
うーすけさん、昨日はありがとうございました。
ガンホはやっぱりさすがの存在感でしたね。ちょっと代表作には成り損なった気がしますが・・。
「到達不能点」て、そういうことだったんですか。そこまで徒歩で行くのが重要なんですね。旗を立てるのも大変なわけですね~。
ユ・ジテは・・・いいや、私は(笑)。
by leonpyan | 2005-09-02 22:09 | 映画 | Comments(2)

いらっしゃませ!ちょしと申します。映画・観劇の感想、旅行記、カメたちの写真などを載せています。よろしかったらコメント残してくださいませ♪

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