風立ちぬ

風立ちぬ (2013)

【監督】宮崎駿
【出演】


★★★★ [80点]「面白くはないけれど感動。」

夕べ息子が借りてきた『天空の城ラピュタ』を観た勢いで終戦記念日の今日、『風立ちぬ』を鑑賞。



内容はだいたい想像していたとおりで、それ以上でもそれ以下でもない。

番宣で期待し過ぎちゃった人もいるんじゃないかと思うけど、お話は淡々としている。

昨日観た『天空の城ラピュタ』のほうがずっとファンタジックでカタルシスを得られるし、ハッピーにもなれると思う。

でも、映像的にはさすがにものすごい進歩で、風が立つ様子や空中飛行シーンは美しい。



私は宮﨑駿作品の中で『紅の豚』が嫌いなのだけれど、監督の思い入れを考えるとこの『風立ちぬ』はかなり『紅の豚』に近いような気がする。

男のロマン、男の理想、そして監督の個人的な感傷が作品の前面に出ている。

そんな男のロマンを長々と語られても退屈なだけだし、だから何?てなものだけれど、

不思議とこちらの『風立ちぬ』は嫌いにはならなかった。



多分、それは私がわずかながら、日本がまだ貧しくて一所懸命な時代を知っているからかもしれない。



そうそう、小さい頃よく食卓にあったあのお菓子が「シベリア」という名前だったことは今日初めて知った。


Posted by ちょし on 2013/08/15 with ぴあ映画生活

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Commented by ロミ at 2013-08-16 09:37 x
宮崎監督の映画は、子供たちが幼いころには、良く見ましたが・・
紅の豚は、私も、ちっとも面白くない!と、当時思ったもの・・同感です・・風立ちぬは、見ていませんが・・映像は美しそうですね・・幼いころ、ちょしさんよりもう少し、何もない時代を多く経験していて・・我が家は、大阪も丸焼け、東京の家も丸焼けで、大変だった時・・子供だから、不便さなど、ほとんど感じなかったのだけれど、その時代を共有した感覚が、たぶん、映画ににじみ出ているのだろうと・・想像していますが・・宮崎監督としては、きっと、元気のあるうちに、この気持ちを言わなくちゃ!だったのだろうと・・
Commented by leonpyan at 2013-08-16 22:29
>ロミさん
一部ファンには宮崎監督の遺言じゃないか、なんて言われているそうですね。どうしても撮りたかった映画なのでしょう。
今よりもずっと生きにくい時代だったからこそその時を大切に生きる様子が描かれていて、じんわりと胸にしみました。
by leonpyan | 2013-08-15 23:14 | 映画 | Comments(2)

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