天川村・吉野町・十津川村の旅 後編

さて、二日目の朝です。

前の晩はkemiちゃんと馨子さんがワークショップを開いてくれたり、
みーやがパワージュエル体験施術をしてくれたりと盛りだくさんだったのですが、
夜はぐっすりと寝ることができました。
洞川温泉は怖そうだ!なんてうそぶいていましたが、何事も起こりませんでしたー。

ただ、皆が心配するといけないので黙っていましたが、
私は前の日から首が寝違えたように痛くて、
この日の朝はその痛みに頭痛も加わっていました。
あー、まずいなーと思いながらも、温泉に浸かって自分でマッサージなどしていました。

お宿の朝食も充実していました。
鮎の一夜干しもついています。
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朝食後はすぐ近くの龍泉寺に行きました。
千三百年の歴史を持ち、大峯山信仰の登山基地の役割を担ってきました。
全国の修験道の根本道場として知られています。
八大竜王堂へのお参りも忘れずに。

修験者が入峯の前に身を清める行場です。
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美しいトカゲに出会いました。
しっかりカメラ目線もいただきました!
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お土産物屋さんでごろごろ水の手配をして、
洞川名産の陀羅尼助丸も購入し、ホテルを後にしました。


この日の目的地は十津川村の玉置神社
kemiちゃんが2年ほど前に千文さんと行ってものすごいところだったという話は聞いてました。

地図で見ると天川村から十津川村までの距離はたいしたことがないように見えるのですが、
山をいくつも回るため、車でも2時間かかります。

山間を川沿いに走るのですが、
天川近くでは鮎釣りをする人も多くキャンプ場も見られました。

それが十津川村に入ると人家のない道となり、
川もダムによってせき止めらて水位が上がっていたり、
水量を調節して干上がっていたり。
土砂崩れや水害の爪痕が残る場所も散見されました。
過酷な自然の脅威にさらされる地域であることはすぐにわかりました。

十津川村に入ってしばらくすると空は黒雲に覆われ、突然大雨が降ってきました。
車の中の私たち6人も言葉少なくなりがちに。
私は相変わらず首が痛くて頭痛も若干ありましたし、
馨子さんはこのあたりから気分が悪くなってしまっていました。
雨足も激しくなり、通行止めで迂回させられることも数回あり、
私は「今日は行くのは無理かな・・・」と半ば諦めかけていました。

玉置神社は参拝者を選ぶ、とも聞きます。
果たして今回は私たちは歓迎されるのでしょうか・・・?

やっとのことで十津川温泉の道の駅に着き、しばし休憩。
雨も少し小降りになってきました。
馨子さんはかなり具合が悪そうでしたが、
とりあえずこのまま向かうことにして、また車に乗り込みます。

その先の道もかなり過酷で、私が運転していたら、多分途中で心が折れて引き返していたでしょう。
kemiちゃんには本当に感謝です。

車一台通るのがやっとの古びた橋を渡り、玉置山に入ります。
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すれ違うのも難しく、ガードレールもない片側が崖になった道をひたすら登り始めました。
玉置神社は標高1077mの玉置山頂上近くにあるのです。

本当にこんなところに神社があるのだろうか?と思いながら
しばらく車に揺られ続けます。
玉置山の展望台と世界遺産の石碑を通り過ぎて
玉置神社の入り口駐車場に到着しました。
眼下に紀伊山地を見渡すことができます。
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玉置神社は熊野三山の奥の宮とされており、
大峯奥駈道の極めて重要な聖地として世界遺産に含まれています。

熊野の方向には雷雲が立ちこめていましたが、奈良側はきれいな青空が見えてきました。
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大きな鳥居が迎えてくれます。
ここから徒歩15分ほどで本殿に着きます。

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この二つ目の鳥居をくぐると空気ががらりと変わります。
このあたりから小雨が降ってきました。
十津川村での雨とは違い、ここは浄化のお湿りを感じました。
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玉置神社にはとても珍しいお守りがあります。
その名も「悪魔退散」です!
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水が冷たく気持ちがいい。
手を洗い、口を清めて姿勢を正します。
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樹齢3000年と言われる神代杉。
素晴らしいです。
心地よい風を感じました。
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本殿ではここへ呼んでくださったことへの感謝をしました。
不安に思うことはない、自分の道をしっかり進め、と力を授けられた気がしました。
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気がつけば首の痛みも和らぎ、頭痛もなくなっています。
天気の回復と共に目の前がクリアになったような気がしました。

馨子さんも元気になって、皆で一緒にお参りをすることができ、本当に良かった。
まるで夢の中のような、異空間に迷い込んだようなひとときでした。

今回は山頂までいく時間がありませんでしたが、
次回は玉置山をもう少し散策してみたいですね。
でも簡単に行ける場所ではないので、次はいつかな?

不思議なことに帰り道は行きの半分くらいに感じました。
感覚的なものではなく、本当に道が違っていたようです。
行きに通った展望台に寄っていこうと思っていたのに結局通りませんでした。
分かれ道があったわけでもないのですが、まるでワープしたようでした。

帰りも十津川温泉の道の駅で一休み。
行きには気付きませんでしたが、
壁に去年の水害で橋が折れた写真などが飾られていました。
明治時代には村が全滅し、村の住民全体が北海道に移住して
新十津川村を作ったという記事が貼られていました。
玉置山を登るには覚悟が必要という理由の一端がわかったような気がしました。

私は霊感もありませんし、見えないものが見える体質でもありません。
母方の実家は日蓮宗の住職でしたが、私自身はことさらに信心深いわけでもありません。

それでも、人は何かに守られていると思いますし、
私たちの魂は宇宙とつながっていると感じます。
世の中には見えるものよりもはるかに見えないものがたくさん存在しています。
そしてその存在の前に敬虔であるべきである、と思っています。

こうして神社に来るのも私にとってはパワーをもらうというよりは、
感謝の気持ちを思い起こし、自分自身を見つめ直す機会を与えてもらうような感じです。

玉置神社参拝は本当に魂を揺さぶられるような貴重な体験でした。
連れてきてくれたkemiちゃんに心から感謝します。
ご一緒したみんなもありがとうございました!
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Commented by 桃色式部 at 2013-07-23 10:40 x
素晴らしい旅でしたね!
十津川村、行ってみたいです。
でも、私だと遭難してしまいそう…
いつか、「呼ばれた」と思える時が来たら、行ってみます。
Commented by leonpyan at 2013-07-23 21:53
>桃色式部さん
私も一人ではとても行けないと思います。道も狐につままれたようで、よく覚えてないし・・・(^^;)。でも時期が来たらまた訪れたい場所ですね。
by leonpyan | 2013-07-23 08:45 | 旅行 | Comments(2)

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