ジョゼと虎と魚たち

『オアシス』に続き、去年見逃して後悔したこの作品をDVDにて鑑賞。
良かったです。やっぱりちゃんと劇場に足を運んで観るべきだった!
(でも渋谷は遠いのよ。。。)

『オアシス』を先に観ちゃったからか、最初は身障者の物語ってことを意識し過ぎていたけれど、これってとても普通の青春恋愛物語だよね。
(『オアシス』も純愛物語ではありますが、いろいろな意味でもうちょっと重いです)
うーん、切ないなあ。

20歳ちょい過ぎたあたりの、まだ若いけれど結婚も意識するお年頃の恋愛としてはとても普遍的なテーマを扱っていると思います。
ジョゼの気持ちにグッと共感する女性も多いんじゃないでしょうか。




妻夫木くんが軽くてあまり何も考えていないような今時の大学生を自然に演じています。
ラストの号泣は素晴らしい演出ですね。
あれで全てが報われる感じがしました。
彼はジョゼと出会ったことで自分の弱さを知り、大切なものを知り、大きく成長したのだろうと思う。

それに続くジョゼの車椅子姿シーンは切ないけれど、ああ、ジョゼは前向きに生きていくんだな、と少しだけホッとしました。
魚を焼く表情はちょっと悲しかったけど。

一番好きなシーンは二人が旅行に出て恒夫が「車椅子買おうよ」と言うと、ジョゼが「おぶってもらうからええねん」と答える。
すると恒夫が「勘弁してくださいよ。オレだって年取るんだから」と。
その時ジョゼが恒夫の背中に顔をうずめて抱きつくでしょ。
多分、恒夫の「年取ってもおぶるのかよ」的なセリフに「ありがとう、その一言だけでも十分」と言う気持ちがあるんだと思う。
もう既にジョゼは恒夫との別れがいつか来ることを意識していたんだよね。
そして恒夫と別れてからはちゃんと車椅子で生活するようになるわけ。
ジョゼにとっても恒夫との出会いは救いであったのだと思います。

ジョゼと虎と魚たち@映画生活
[PR]
Commented by うーすけ at 2005-05-03 02:20 x
本当に良い映画でしたね~♪ ちょしさんが仰るとおり、 同じテーマながら、 『オアシス』とはまた別の味わいでした。 (言葉という伝達手段があるかないかということも、 重要ですね)

ちょしさんの仰るシーンも含めて、 数々心に残ってます。
閉鎖水族館やら、 砂浜やら、 ラブホやら、 台所やら、 食卓やら・・・。
「外の世界」にj触れてゆくジョゼの心情・心境が、 本当に切ないです。

当時、 鑑賞した内輪で物議を醸し出した或るシーンがあります。  ソレに対してのちょしさんのご感想を伺いたいなぁ~~~^^  でもネタバレになっちゃう?んで、 ココでは詳しく書けないのが残念。 いつか語り合いたいです~~~♪
Commented by デッカード at 2005-05-03 12:14 x
出来れば先にこちらを観てからのが良かったかも?ですね。まぁ、どちらも味わいがあり、良い映画だから関係ないか(苦笑)
で、そのシーンの肯定派はオイラとあひるさん、否定派がろぶさんとうーすけさん。静観派がドッペルさんと姐クンさん。さて、ちょしさんは?
Commented by leonpyan at 2005-05-03 23:23
>うーすけさん、デッカードさん
お二人がおっしゃっているシーン、何となくどこだかわかりました。私はどちらかと言えば肯定派かな~?
観た時は心情的にすっごくムカツいたんですけど、その直後のあのシーンで、「ああ、そうか」って思いました。たぶん、彼はああせざるを得なかったんでしょう。言い訳に使ったのかも。自分に対しても、ジョゼに対しても。
by leonpyan | 2005-05-02 23:36 | 映画 | Comments(3)

いらっしゃませ!ちょしと申します。映画・観劇の感想、旅行記、カメたちの写真などを載せています。よろしかったらコメント残してくださいませ♪


by ちょし